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暗号化は、セキュリティを導入し情報を保護するための一般的な方法で、 暗号化では、
アルゴリズム
とよば
れる一連の指示を情報に適用します。 アルゴリズムは、
プレイン
または
クリア
テキストの情報と、
暗号化
キー
と呼ばれる 16 進数の連数で構成されます。
ワイヤレスクライアントまたはアクセスセス ポイントでは情報を無線送信する前に情報を
暗号化
します。
情報を受信するアクセスポイントまたはワイヤレスクライアントは、同じキーを使って情報を
解読
、または
情報を逆スクランブルします。 正しい暗号化キーを持つ WLAN デバイスのみが情報を読むことができま
す。キーが長いほど暗号化の有効性が高くなります。WLANのワイヤレス・クライアント およびアクセス・ポイン
は、みな同一の暗号化方法と暗号化キーを使用しなければなりません。 802.11-を遵守したワイヤレス・ネットワー
クでは、ワイヤレス・セキュリティのために
Wired Equivalent Privacy
(WEP)テクノロジーおよび
Wi-Fi Protected
Access
(WPA) テクノロジーが使用されています。
イーサネット:
イーサネットは、最も一般的に使われている LAN 技術で、 当初 Xerox により開発され、1980 年に
DEC、Intel、Xerox により公式化された工業規格です。イーサネットのネットワークは、指定されたプロト
コルを使い 10/100 Mbps でデータを送信します。
イーサネットアドレス (MAC アドレス):
イーサネットアドレスは事前にプログラムされた固有のアドレスで、Media Access Control (MAC) アドレス
とも呼ばれます。イーサネットネットワーク上の各コンピュータは、それぞれ固有のイーサネットアドレス
を持ちます。この 12 桁の 16 進数によるアドレスは、製造時にコンピュータのネットワークアダプタの回路
にコードとして入力されます。ネットワーク上の他のデバイスはこのアドレスを使ってコンピュータを識別
します。このアドレスは、TCP/IP ネットワーク上のコンピュータに割り当てられる IP アドレスとは異なり
ます。これらのネットワークでは、IP アドレスは MAC アドレスと関連し、ネットワークの通信を可能にし
ます。