Users Guide

ントにキー 1 を選択します。
注記:WLAN のワイヤレス デバイスには、同じキーと暗号化メソッドを使用します。 使用しない場合、互いに通信できません。
Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワーク アクセス ポイントは、16進数の桁または ASCII 文字を使用して、暗号化キーを作成しま
す。 16 進数の桁は 0 9 までの数字と A F までの文字を含みます。 例えば、10 進数の 15 16進数では F で表されます。
ASCII American Standard Code for Information Interchange の略語です。 アスキー と読み、英語のアルファベットで数字を表す
コードで、各文字に数字 0 127 が割り当てられています。 例えば、大文字の M ASCII 77 です。 一般に、コンピュータは
ASCII コードを使用してテキストを表し、この結果、1 台のコンピュータから別のコンピュータにデータを伝送できます。
WPA
WPA (Wi-Fi 保護アクセス) はワイヤレス ネットワークをセキュアにする WEP スタンダードへのアップグレードです。 WPA は、
将来の IEEE 802.11i スタンダードと前方互換です。 これにより、データ暗号化とユーザーの認証が向上します。
セキュリティ レベルを強化するために、WPA TKIP (Temporal Key Integrity Protocol) 暗号化を使用して、WEP で使用する静的
キーの脆弱性に対応しています。 TKIP には 次の 4 つのアルゴリズムが含まれています。 MIC (message integrity check) は、パ
ケットが改ざんされるのを防止します。PPK (Per-Packet Key) ハッシュは、弱いキーに対する攻撃を防止します。拡張 IV (初期化ベ
クトル) は、IV の再使用とハッカーが十分なパケットを集めて暗号を解読する可能性を減らします。また、リキー メカニズムは一時
的なキーを動的に変更します。 TKIP は最も一般的な暗号化メソッドです。しかし、ワイヤレス クライアントが TKIP をサポートし
ない場合、ワイヤレス 4350 AES (詳細暗号化セキュリティ) 暗号化もサポートします。 AES は、802.11i 仕様で 802.11 RC4
対応暗号化を置換します。 AES は最高の暗号化アルゴリズムで、ワイヤレス ネットワークに最大のセキュリティを提供します。
ユーザー認証では、WPA 802.1x の認証スキームを採用しています。 802.1x は、ユーザー認証とキー配布管理メソッドのフレー
ムワークを提供します。 802.1x は、次の 3 つの要素で構成されます。 認証サーバー (通常は RADIUS サーバー)WPA 有効化ルー
ターまたは AP (認証符号と呼ばれる)、および WPA 有効化クライアント (Supplicant と呼ばれる) 802.1x は、権限ユーザーのみが
ネットワークにアクセスできるようにします。 Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワーク アクセス ポイントでサポートされる
802.1x プロトコルは、PEAPTTLS、および TLS です。
企業では、ワイヤレス
ルーターおよび認証サーバーとともに、WPA を使用します。 SOHO 環境では認証サーバーがないので、
ユーザーは認証サーバーの代わりに、PSK (事前共有キー) モードを使用します。
Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワーク アクセス ポイントは、PSK モードで実行される WPA 802.1X 認証付きの WPA を提
供します。 WPA の相互認証と向上した暗号化技術により、ワイヤレス通信のセキュリティは大幅に向上します。
トップに戻る
自動レート選択とレート変換
802.11g では、ワイヤレス ネットワーク アダプタとアクセス ポイントは、次のレートの 1 つでデータを伝送します。
5448362418129、または 6 Mbps. 802.11b では、データは 115.52、または 1 Mbps. で伝送できます。 アダプタ
とアクセス ポイント間の距離が増減すると、データ レートは自動的に変更されます。 干渉などの他のファクターもデータ レートに
影響を与えます。 Dell ワイヤレス 4350 小規模ネットワーク アクセス ポイントは、自動レート選択とレート変更を使用して、最も
効率的な通信を判別します。 レート変換は、ワイヤレス クライアントと WLAN 間で最適な通信を維持します。
トップに戻る
目次に戻る