Users Guide

SSID
Service Set Identifier (SSID) は、ワイヤレスネットワークを構成するすべてのコンピュータおよび装置
を識別するための 32 文字の名前です。
転送速度
転送速度は自動または固定値に設定することができます。
自動に設定してワイヤレスネットワークデバイスが、特定の時間に最適な速度で転送できるように自動
Auto)に設定することを推奨します。
チャネル
チャネル設定では、このワイヤレスブロードバンドルータもチャネルを設定できます。ラジオチャンネ
ルでは、通信の伝達が行われます。チャンネル番号の操作は、各ドメインによって異なります。
注意:ビーコンインターバル、RTSしきい値、フラグメンテーションしきい値、DTMインターバルの設定
をする場合は、[Advanced Options (詳細オプション)]が選択されていることを確認してくださ
い。
ビーコンインターバル
ワイヤレスブロードバンドルータからクライアントステーションへの無線ビーコンのインターバルで
Kusecs (1 Kusec 1,024 マイクロセカンド) で表されます。バリュー変域は1から65535です。
RTS しきい値
ワイヤレスブロードバンドルータがパケットを送信する前に [Request to Send (送信リクエスト)] を発
行するパケットより大きいパケットサイズ。
RTS(送信リクエスト)は隠れノード問題を防止します。2つのステーションが同じ接続ポイント
AP)の範囲内にあっても、両ステーション同士が互いに通信できる範囲にない場合、両者は隠れ
ノードとなります。これらの2つのステーションからのパケットがAPに同時に到達すると両者 が衝突
する場合があります。隠れノードによるデータの衝突を避けるには、RTS機能を起動します。RTSが起
動されると、まずデータを転送しようとするAPにステーションから通信が届き、次にAPCTSClear
to Send:送信クリアー)とともに、該範囲内のすべてのステーションに対して応答・通告され、デー
タ用の帯域幅が予約されます。
RTSしきい値はRTSに出力されるデータパケットのサイズをコントロールします。パケットがRTSしき
い値を超えた場合のみ、パケット送信前にデバイスからRTSが送信されます。RTSしきい値のバリュー
設定に関しては諸条件が考慮されます。小バリューであればRTSがより頻繁に送信されバンド幅を浪費
しますが、RTSパケットの送信が頻繁になるにつれてシステムは衝突から回復しやすくなります。この
ため、デフォルトバリューを使用するか、デフォルトバリューをわずかに減らすことを推奨します。バ
リューの変域幅は0から2347です。
Flagmentation Threshold (フラグメンテーションしきい値)
パケットがフラグメントになり、全体が一度ではなく破片で送信されるサイズ。 256 から 2346 バイト
内で設定します。
DTIM インターバル
DTIMDelivery Traffic Indication Message)インターバルは常にビーコンインターバルの倍数に設定
し、 Traffic Indication MessageTIM がビーコンに含まれ回数を決定します。 TIM はスリープ状態
のステーションに警報を送り、データフレームを受信するまで起きているようにさせます。バリュー変