Users Guide

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アクセスポイントの暗号化方法が40(64)ビットです。ワイヤレスクライアントが104(128)ビット暗号化を使用しま
す。クライアントおよびアクセスポイントは、選択キーが同じでも互いに通信できません。この問題を解決するに
はアクセスポイントで104(128)ビット暗号化を使うようにセットアップします。
2
アクセスポイントとワイヤレスクライアントが使う暗号化も同じです。アクセスポイントキーでキー1を、ワイヤ
レスクライアントでキー2を選択 します。ワイヤレスクライアントはWLANで通信できません。この問題を解決す
るにはワイヤレスクライアントでキー1を選択します。
注意: WLAN上のワイヤレスデバイスでは、同一のキーと暗号化方法を使用してください。これを実行しな
い場合、相互に通信できません。
ワイヤレスブロードバンドルータは、16進数またはASCII文字を使い、暗号化キーを作成します。16進数は0
9の数字とAからF アルファベットで構成されます。例えば、10進法の数字の1516進数システムでは、Fと表
示されます。
ASCIIAmerican Standard Code for Information Interchangeの略で、アスキーと発音します。 ASCIIは英語の文字
を数字で表すコードで、各文字には0から127の数字が割り当てられています。例えば、ASCIIコードで大文字
Mは数字で77に相当します。 大部分のコンピュータはテキストを表すためにASCIIを使い、コンピュータ間の
データ送信を可能とします。
WPA
WPAはワイヤレスネットワークの安全性を高めるためにWEP (Wired Equivalent Privacy)にアップグレードされま
す。WPAは将来の IEEE 802.11iと両立でき、更に発展したデータの暗号化とユーザー認証を提供します。
安全性を強化するため、WPATKIP (Temporal Key Integrity Protocol) 暗号化を利用してWEP (Wired Equivalent
Privacy)で使用されている静的キーを保護します。TKIPには、パケットを不正変更から保護するためのMIC
(message integrity check)、軽いキーアタックを防ぐためのPPK (Per-Packet Key)ハッシング、IVの再利用やハッ
カーが暗号を解読するために必要なパケットを収集する恐れを軽減するための拡張 IV (initialization vector)、一時的
なキーを動的に変更するための再入力機能の4つのアルゴリズムがあります。ワイヤレスクライアントがTKIPをサ
ポートしていない場合、TKIPが最も一般的な暗号化方法です。TrueMobile 2300AES (Advanced Encryption
Security)暗号化もサポートしています。AES802.11i において802.11RC4ベースの暗号化に入れ替わりま
す。AESは優れた暗号化アルゴリズムで、ワイヤレスネットワークに最大の安全性を提供します。
ユーザー認証に関して、WPAは認証システムを採用し、via 802.1x. 802.1x を通してユーザー認証の構造とキー区
分の管理方法を提供します。802.1x には、認証サーバー(一般的にRADIUSサーバー)、WPAを有効にしたルータ
またはAP"Authenticator"と呼ばれる)、およびWPAを有効にしたクライアント("Supplicant"と呼ばれる)
3つの主要な要素があります。 802.1xは許可されたユーザーのみがアクセスできるようにします。
会社企業ではワイヤレスルータおよび認証サーバーの連結にWPAが利用できます。認証サーバーのないSmall
Office/ Home Office (SOHO)環境下では、ユーザーは認証サーバーに代わってpre-sharedキー (PSK) モードを使用
することができます。TrueMobile 2300PSKモード起動のWPAを提供します。WPAの相互認証および改良された
暗号化技術により、ワイヤレス通信の安全性が強化されます。
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