user manual
Cisco Supervisor Desktop ユーザ ガイド
26 OL-8204-01-J
コールの録音
Supervisor Desktop では、チームのエージェントによって処理されたコールを録音、保存、
および再生できます。同時に複数の録音を処理できますが、エージェント 1 人につき、一
度に 1 つの録音しか作成できません。録音されたコールを表示するには、Supervisor Record
Viewer を使用します。
録音中も、割り込み、代行受信、および音声モニタなどの機能を使用できます。
コールを録音するときは、次の点に留意してください。
■ 録音時にチーム表示ペインから特定のコールを選択しても、実際には、その特定
のエージェントに関するすべての音声アクティビティが録音されます。録音対象
はスーパーバイザが選択したコールに限定されません。たとえば、スーパーバイ
ザが選択したコールをエージェントが保留にして別のコールに切り替えた場合
は、両方のコールが録音されます。
■ 録音が終了するタイミングは、選択されたコールが終了した時点か録音を手動で
停止した時点のうち、どちらか早いほうになります。
■ エージェントは、コールの録音の開始や停止を行うことができるように設定され
ている場合があります。しかし、エージェントは、スーパーバイザが開始した録
音を停止することはできません。エージェントが録音の停止を試みると、Agent
Desktop または IP Phone エージェントには録音が停止したことを示すインター
フェイスが表示されます。ただし実際には録音は停止しておらず、Supervisor
Desktop には録音が進行中であることを示すアイコンが表示されます。
■ スーパーバイザは、エージェントによって開始された録音を停止できます。
■ 通知がオフになっている場合、エージェントは、スーパーバイザがコールを録音
しているかどうかを確認できません。スーパーバイザがすでに録音中であるコー
ルに関してエージェントが録音の開始を試みると、そのコールを録音中であるこ
とを示すアイコンがエージェントに対して表示されます。ただし、エージェント
は録音を制御していません。
コールを録音するには
:
1. エージェント ツリーから、録音するコールを選択します。
2. [録音開始]ボタンをクリックするか、[介入]>[コール / エージェントの録音を
開始]の順に選択します。
3. 録音を終了するときは、[録音停止]ボタンをクリックするか、[介入]>[コー
ル / エージェントの録音を停止]の順に選択します。
コールは録音サービス データベースにアーカイブされ、自動的に 7 日間保存され
ます。これより長い期間保存する場合、最長 30 日間は保存できますが、その後は
削除されます(録音の再生と保存の詳細については、P. 37 の「Supervisor Record
Viewer の使用方法」を参照してください)。