user manual
OSM のケーブル接続
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オプティカル サービス モジュール インストレーション ノート
OL-5075-02-J
GBIC の取り付け
GBIC は、モジュール ポートと光ファイバ ネットワークを接続するために、ギガビット イーサネッ
ト ポートに差し込むホットスワップ対応の入出力装置です。2 種類の GBIC 物理モデルを使用でき
ます。1 つの GBIC モデルには、GBIC をモジュールに固定するためのロッキング ハンドルが付い
ています。もう 1 つの GBIC モデルには、GBIC の両側に 1 つずつクリップが付いています。また、
GBIC には 3 種類の光モデルがあります。3 種類の光モデルの相違は、光ファイバネットワーク上
で送ることのできる光の距離にあります。2 種類の物理モデルを図 26 に示します。3 種類の光モデ
ルを表 7 に示します。
図 26 GBIC 物理モデル
GBIC を取り付ける場合の注意事項は、次のとおりです。
• リンク距離が 15.5 マイル(25 km)未満の場合、リンクの両側で、1000 BASE-ZX GBIC の光
ファイバ ネットワークと受信ポートの間に 10 dB のインライン光減衰器を取り付けます。
• リンク距離が 15.5 マイル(25 km)を超え、31 マイル(50 km)未満の場合、リンクの両側で、
1000BASE-ZX GBIC の光ファイバ ネットワークと受信ポートの間に 5 dB のインライン光減衰
器を取り付けます。
• 1000BASE-LX/LH GBIC に直径 62.5 ミクロンの MMF ケーブルを接続する場合は、リンクの送
信側と受信側の両方で、GBIC と MMF ケーブルとの間にモード調整パッチコード(シスコ製
品番号:CAB-GELX-625 または同等製品)を取り付ける必要があります。リンク距離が 328
フィート(100 m)未満または 984 フィート(300 m)を超える場合は、モード調整パッチコー
ドが必要です。
FCCクラスAに適合させる場合、使用できる1000BASE-ZX GBICはシステム1台につき最大24です。
ここでは、GBIC の取り付けおよび取り外し手順について説明します。GBIC の詳細については、
『Gigabit Interface Converter Installation Note』を参照してください。
(注) 作業に取りかかる前に、『Site Preparation and Safety Guide』の「Working with Lasers」を参照してく
ださい。
GBIC のモデルによって、2 通りの取り付け方法があります。
• クリップ付き GBIC を取り付ける場合(p.23)
• ハンドル付き GBIC を取り付ける場合(p.24)
表 7GBIC光モデル
GBIC 製品番号
短波長(1000BASE-SX) WS-G5484
長波長 / 長距離(1000BASE-LX/LH) WS-G5486
超長距離(1000BASE-ZX) WS-G5487
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