user manual
OSM のケーブル接続
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オプティカル サービス モジュール インストレーション ノート
OL-5075-02-J
パッチ コード
警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放
射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくだ
さい。
モード調整パッチコード(シスコ製品番号:CAB-GELX-625 または同等製品)を使用することによ
り、短距離 MMF の場合はレシーバーのオーバードライブを防ぎ、長距離 MMF の場合は Differential
Mode Delay(DMD; ディファレンシャル モード遅延)を縮小できます。
(注) IEEE 規格に適合するためには、パッチ コードが必要です。IEEE は、光ファイバ ケーブル コアの
中心の問題によって、特定タイプの光ファイバ ケーブルではリンク距離が適合しないことを確認
しています。問題を解決するには、パッチ コードを使用して、正確なオフセットで中心からレー
ザー光を送出する必要があります。1000BASE-LX の IEEE 802.3z 規格に対する LX/LH GBIC の適合
は、パッチ コードの出力を前提とします。詳細については、「DMD」(p.20)を参照してください。
(注) シスコのギガビット イーサネット製品は、記載された規格に適合していることがテストによって
確認済みです。同等製品のケーブルも、これらの規格に適合している必要があります。
表 6 ギガビット イーサネットの最大伝送距離
GBIC 波長(nm) 光ファイバ
タイプ
コア サイズ
1
(ミクロン)
1. 記載されている値はコア サイズです。被覆サイズは通常、125 ミクロンです。
モード帯域幅
(MHz km)
ケーブル距離
SX
2
2. MMF のみです。
850 MMF 62
62
50
50
160
200
400
500
722 フィート(220 m)
902 フィート(275 m)
1,640 フィート(500 m)
1,804 フィート(550 m)
LX/LH 1,300 MMF
3
SMF(LX/LH)
3. パッチ コードが必要です(詳細については、「パッチ コード」[p.19] を参照)。
62
50
50
9/10
4
4. ANSI/TIA/EIA-568-A では、公称「モード フィールド直径」は 8.7 ∼ 10.0 ミクロン、許容誤差は 1,310 nm で +/–0.5 ミクロンと規定され
ています。
500
400
500
–
1,804 フィート(550 m)
1,804 フィート(550 m)
1,804 フィート(550 m)
6.2 マイル(10 km)
ZX
5
5. FCC クラス A に適合させる場合、使用できる 1000BASE-ZX GBIC はシステム 1 台につき最大 24 です。
1,550 SMF
SMF
6
6. 分散シフト型シングルモード光ファイバ ケーブルです。
9/10
8
–
–
43.5 マイル(70 km)
7
62.1 マイル(100 km)
7. ZX GBIC の最小リンク距離は、リンクの両側に 8 dB の減衰器を取り付けた場合、6.2 マイル(10 km)です。減衰器を使用しない場合、
最小リンク距離は 24.9 マイル(40 km)です。