user manual
第 1 章 概要
Autonomous アクセス ポイントの Lightweight モードへの変換
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Cisco Wireless LAN Solution 3.1 製品ガイド
OL-7955-01-J
Lightweight モードに変換したアクセス ポイントへのコントローラを使用したデバッグ
コマンドの送信
Lightweight モードに変換したアクセス ポイントにコントローラがデバッグ コマンドを送信できる
ようにするには、次のコマンドを入力します。
config ap remote-debug [enable | disable | exc_command] < アクセス ポイント名 >
この機能を有効にした場合、コントローラは変換したアクセス ポイントに文字列としてデバッグ
コマンドを送信します。Cisco IOS ソフトウェアを Lightweight モードで実行する Cisco Aironet アク
セス ポイントがサポートしている任意のデバッグ コマンドを送信することができます。
変換したアクセス ポイントからコントローラへのクラッシュ情報の送信
変換したアクセス ポイントが予期せず再度ブートした場合、アクセス ポイントではクラッシュ発
生時にローカル フラッシュ メモリ上にクラッシュ ファイルを保存します。リブート後、アクセス
ポイントはリブートの理由をコントローラに送信します。クラッシュにより装置が再度ブートした
場合、コントローラは既存の LWAPP メッセージを使用してクラッシュ ファイルを取得し、コント
ローラのフラッシュ メモリにそれを保存します。クラッシュ情報コピーは、コントローラがアクセ
ス ポイントからそれを取得した時点でアクセス ポイントのフラッシュ メモリから削除されます。
変換したアクセス ポイントからコントローラへの無線コア ダンプの送信
変換したアクセス ポイントの無線モジュールがコア ダンプを生成した場合、アクセス ポイントは
無線クラッシュ発生時にローカル フラッシュ メモリ上に無線のコア ダンプ ファイルを保存しま
す。また、無線がコア ダンプ ファイルを生成したことを知らせる通知メッセージをコントローラ
に送信します。コントローラはネットワーク管理者に警告するトラップを送信し、管理者はアクセ
ス ポイントから無線コア ファイルを受信することができます。
アクセス ポイントからコア ファイルを取得するには、コントローラの CLI で、次のコマンドを入
力します。
config ap get-radio-core-dump < スロット > < アクセス ポイント名 >
< スロット > には、アクセス ポイントの無線インターフェイス番号を入力します。
取得されたコア ファイルは、コントローラのフラッシュに保存され、その後、TFTP を通して外部
サーバにアップロードし、分析に使用することができます。コア ファイルは、コントローラがアク
セス ポイントからそれを取得した時点でアクセス ポイントのフラッシュ メモリから削除されま
す。
変換したアクセス ポイントからのメモリ コア ダンプの有効化
デフォルトでは、Lightweight モードに変換したアクセス ポイントは、コントローラにメモリ コア
ダンプを送信しません。この機能を有効にするには、次のコマンドを入力します。
config ap core-dump enable <TFTP サーバ IP アドレス > < ファイル名 > {compress | uncompress} < ア
クセス ポイント名 > | all}
• <TFTP サーバ IP アドレス > には、アクセス ポイントがコア ファイルを送信する TFTP サーバ
の IP アドレスを入力します。アクセス ポイントは TFTP サーバに到達可能でなければなりま
せん。
• < ファイル名 > には、アクセス ポイントがコア ファイルのラベル付けに使用するファイル名を
入力します。