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第 1 章 概要
Cisco Wireless LAN Controller
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Cisco Wireless LAN Solution 3.1 製品ガイド
OL-7955-01-J
AP マネージャ インターフェイス
論理 AP マネージャ インターフェイスは、Cisco Wireless LAN Controller と Lightweight アクセス ポ
イント間のレイヤ 3 通信を制御します。
AP マネージャ インターフェイスは、1 つの物理ポートに割り当てられて、管理インターフェイス
と同じサブネットおよび物理ポート上に存在することができます。AP マネージャ インターフェイ
スは、次のように、サービス ポート以外の任意の物理ポートを使用して通信することができます。
• ネットワーク経由でレイヤ 3 メッセージを送信し、他の Cisco Wireless LAN Controller を自動検
出して通信を行います。
• レイヤ 3 ネットワークで Lightweight アクセス ポイント LWAPP ポーリング メッセージを受信
し、可能な限り多くの Lightweight アクセス ポイントを自動検出して、アソシエートし、通信
を行います。
(注) AP マネージャ インターフェイスを専用のコントローラ サービス ポートに割り当てることはでき
ません。
AP マネージャ インターフェイスでは、次の項目を設定する必要があります。
• VLAN 割り当て
• 固定 IP アドレス(管理インターフェイスの IP アドレスとは別の IP アドレスであるが、管理イ
ンターフェイスと同じサブネット上になければならない)、IP ネットマスク、デフォルト ゲー
トウェイ
• 物理ポート割り当て
• プライマリ DHCP サーバとセカンダリ DHCP サーバ
• アクセス コントロール リスト(必要な場合)
設定方法は、「AP マネージャ インターフェイスの作成および割り当て」の項(P.7-4)を参照して
ください。
オペレータ定義インターフェイス
すべての Cisco Wireless LAN Controller は、最大 512 のオペレータ定義インターフェイスをサポート
できます。各オペレータ定義インターフェイスでは、個々の物理ポートに接続されている Cisco
Wireless LAN Controller とその他の全ネットワーク デバイス間の、VLAN とその他の通信を制御し
ます。1 ∼ 512 個のオペレータ定義インターフェイスを、無線 LAN、物理ディストリビューション
システム ポート、レイヤ 2 管理インターフェイス、およびレイヤ 3 AP マネージャ インターフェイ
スに割り当てることができます。
(注) AP マネージャ インターフェイスを専用のコントローラ サービス ポートに割り当てることはでき
ません。
(注) オペレータ定義インターフェイス名にスペースを含めることはできません。オペレータ定義イン
ターフェイス名にスペースが含まれていると、CLI を使用して設定を編集できなくなる可能性があ
ります。