user manual
第 1 章 概要
Cisco Wireless LAN Controller
1-29
Cisco Wireless LAN Solution 3.1 製品ガイド
OL-7955-01-J
管理インターフェイスについて
論理管理インターフェイスは、Cisco Wireless LAN Controller と Cisco 1000 シリーズ Lightweight アク
セス ポイント間のレイヤ 2 通信を制御します。
(注) コントローラが正常に VLAN トラフィックをルーティングするように、無線 LAN と管理インター
フェイスにはそれぞれ別の VLAN セットを割り当てることをお勧めします。
管理インターフェイスには 1 つの物理ポートが割り当てられ、これを使用して、他のネットワーク
デバイスおよびアクセス ポイントとの通信を行います。ただし、管理インターフェイスは、次のよ
うに、サービス ポート以外の他のすべての物理ポートを使用して通信することも可能です。
• レイヤ 2 ネットワークでメッセージを送信し、サービス ポート以外のすべての物理ポートを使
用して他の Cisco Wireless LAN Controller を自動検出して通信を行います。
• レイヤ 2 ネットワークで Cisco 1000 シリーズ Lightweight アクセス ポイント LWAPP ポーリン
グ メッセージを受信し、可能な限り多くの Cisco 1000 シリーズ Lightweight アクセス ポイント
を自動検出して、アソシエートし、通信を行います。
(注) コントローラが故障した場合、ドロップした Lightweight アクセス ポイントは、別のコントローラ
のネットワークをポーリングします。オンラインのコントローラに Lightweight アクセス ポイント
のポートが残っている場合、管理インターフェイスはそのネットワークで Lightweight アクセス ポ
イント ポーリング メッセージを受信し、可能な限り多くのアクセス ポイントを自動検出して、ア
ソシエートし、通信を行います。詳細は、「Cisco Wireless LAN Controller のフェールオーバーの保
護」の項(P.1-33)を参照してください。
(注) 管理インターフェイスを専用のコントローラ サービス ポートに割り当てることはできません。
管理インターフェイスでは、バーンドイン Cisco Wireless LAN Controller ディストリビューション シ
ステム MAC アドレスを使用し、さらに、次の項目について設定する必要があります。
• VLAN 割り当て
• 固定 IP アドレス、IP ネットマスク、デフォルト ゲートウェイ
• 物理ポート割り当て
• プライマリ DHCP サーバとセカンダリ DHCP サーバ
• アクセス コントロール リスト(必要な場合)
設定方法は、「管理インターフェイスの確認と変更」の項(P.7-3)を参照してください。