user manual
第 1 章 概要
ファイル転送
1-22
Cisco Wireless LAN Solution 3.1 製品ガイド
OL-7955-01-J
ファイル転送
Cisco Wireless LAN Solution オペレータは、CLI コマンド、Web ユーザ インターフェイス コマンド、
または Cisco WCS コマンドを使用して、オペレーティング システムのコード、設定、および証明
書ファイルを Cisco Wireless LAN Controller にアップロードすること、およびそこからダウンロード
することができます。
• CLI コマンドを使用するには、「コントローラとのファイルのやり取り」の項(P.6-2)を参照
してください。
• Cisco WCS コマンドを使用するには、「Cisco WCS を使ってシステム ソフトウェアを更新する
方法」の項(P.9-22)を参照してください。
Power over Ethernet
Lightweight アクセス ポイントは、イーサネット ケーブルを使用して、802.3af 準拠の Power over
Ethernet (PoE) デバイスから電力供給を受けることができます。これにより、個々のデバイスへの電
力供給や、余分な配線、コンジット、コンセントにかかるコストが軽減され、設置時間を短縮でき
ます。PoE 機能を使用すると、設置担当者は、AC コンセントの近くに Cisco 1000 シリーズ Lightweight
アクセス ポイントやその他の電力供給を要する装置を取り付ける必要がなくなるため、最大カバ
レッジが得られるように Cisco 1000 シリーズ Lightweight アクセス ポイントをより柔軟に配置でき
るようになります。
PoE を使用している場合、1 本の CAT-5 ケーブルを各 Lightweight アクセス ポイントから PoE 機能
が搭載されているネットワーク要素(PoE 電源ハブや、Cisco WLAN Solution シングルライン PoE
インジェクタなど)に接続します。PoE 機器で Lightweight アクセス ポイントが PoE 対応であると
判断された場合は、使用されていないイーサネット ケーブル ペアを使って、48 VDC の電力が
Lightweight アクセス ポイントに供給されます。
PoE ケーブルの長さは、100BASE-T 仕様では 100m に、10BASE-T 仕様では 200m にそれぞれ制限
されています。
Lightweight アクセス ポイントは、802.3af 準拠デバイスまたは外部電源装置から電力供給を受ける
ことができます。