User manual - YA-W72M_YS-10_YN-W72D-H_YN-W72D-C_UsersGuide_JA
Table Of Contents
- 目 次
- はじめに
- 第1章: 使用前の準備
- 第2章: Interactive Whiteboard for CASIOを使う
- 第3章: Dot Pattern Printer for CASIOを使う
- 第4章: トラブルシューティング
- 第5章: 補足情報

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第2章:
Interactive Whiteboard for CASIOを使う
本章では、インタラクティブホワイトボードの機能を使ってプレゼンテーションを行う際の各種操作
について、詳しく説明します。操作の中心となるPC用ソフトウェアが、Interactive Whiteboard for
CASIOです。
ここではInteractive Whiteboard for CASIO(以下「本ソフトウェア」)でできること、本ソフトウェアの
使用を開始するにあたって必要な初期設定(製品登録とキャリブレーション)、および本ソフトウェア
の基本操作について説明します。
Interactive Whiteboard for CASIOでできること
本ソフトウェアには4つのモードがあり、各モードで次のことができます。
マウス制御モード
このモードでは、ドットスクリーンへの投映画面上で、デジタルペンをマウス代わりに使うことができ
ます。
PowerPoint操作モード(デジタルペン1本が使用可能)
PowerPointアプリケーションを使って、PowerPointファイルによるスライドショーを実行するモード
です。本ソフトウェアからのコントロールにより、ドットスクリーンとドットパターン付き資料から、
デジタルペンを使ってスライドショーを操作(ページ送りやページへの記入など)することができま
す。
プレゼンテーションモード(デジタルペンを4本まで同時に使用可能)
PowerPointやWord、PDFなどのファイルから作成した専用形式のファイル(PPGファイル)を使って
スライドショーを行うためのモードです。このモードでは次のようなことができます。
z ドットスクリーンやドットパターン付き資料に対するデジタルペン操作で、スライドショーが実行
できます。
z PowerPointファイルによるスライドショーの場合と同様に、ペンツールやマーカーツールで記入で
きます。さらに、図 形・線・矢 印 の 描 画 、画像ファイルの貼り付け、ページ上に記入したオブジェクトの
移 動・拡 大 縮 小・削 除 、スライドショー末尾への空白ページの追加などの操作も可能です。
z スライドショーの実行中に記入した内容は、PPGファイルとして保存できます。再度開いた後で、記
入内容を編集( 移 動・拡 大 縮 小・削 除 )することも可能です。
z スライドショーを全画面表示するか、ウィンドウに表示するかを選択できます。
デスクトップ描画モード(デジタルペンを4本まで同時に使用可能)
デスクトップ描画モードは、PC画面(ドットスクリーンに投映中の画面)に表示中のイメージ(本ソフ
トウェアのツールボックスやウィンドウを除く)をキャプチャし、キャプチャされたイメージ画像にデ
ジタルペンで記入するためのモードです。記入を行ったイメージ画像は、記入した内容を後から編集で
きる状態で保存(DSTファイル)したり、イメージ画像と記入した内容を含んだ画像ファイル(png、
jpg、またはbmp)として保存したりすることができます。
Interactive Whiteboard for CASIOの概要