User manual - A256_WirelessGuide_Japanese

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4.
セキュリティ方式を選ぶ。
z「セキュリティ」欄右端の[T]をクリックし、表示されるドロップダウンリストから希望するセ
キュリティ方式を選んでください。各選択肢の意味は、次の通りです。
5.
パスフレーズ(またはWEPキー)を入力する。
z「パスフレーズ/WEPキー」の入力欄に、手順4で選択したセキュリティ方式に応じて、パスフ
レーズまたはWEPキーを次の要領で入力します。
z ここで入力した文字列は、このセキュリティ設定を使ってプロジェクターとパソコンを無線
LAN接続する際に必要となります力した文字列を忘れないようにご注意ください。なお入
力した文字列をメモなどに控える場合は、紛失、漏洩などに十分にご注意ください。
6.
必要な設定が済んだら、[適用]ボタンをクリックする。
z 変更後のセキュリティ設定がプロジェクターに適用され、プロジェクターとパソコンの無線
LAN接続が切断されます。プロジェクターからはワイヤレスの待機画面が投映されます。
z セキュリティ設定を行った後でプロジェクターとパソコンを接続する操作については、「セ
キュリティ設定後の無線LAN接続」 (22ページ)を参照してください。
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上記の操作でセキュリティを「オフ設定すると、プロジェクターとパソコンの無線LAN接続に
よる通信が暗号化されません。プロジェクターとパソコンの無線LAN接続を行う環境に、セキュ
リティ上の脅威がまったくないことがわかっている場合を除き、セキュリティを「オフ」には設定
しないことをお勧めします。
選択肢 意味
WPA-PSK TKIP WPA-PSK方式による通信の暗号化を行います。「TKIP」「AES」は、暗号化の形式
です。WPA(Wi-Fi Protected Access)は、通信内容を暗号化するセキュリティ機
能の一種です。暗号キーを自動的に生成して一定時間ごとに変える機能などを備
えており、セキュリティの性能はWEPよりも格段に強力です。
WPA-PSK AES
WPA2-PSK TKIP WPA2-PSK方式による通信の暗号化を行います。「TKIP」「AES」は、暗号化の形式
です。WPA2は、WPAの新規格です。
WPA2-PSK AES
WEP ASCII 64bit WEP方式による通信の暗号化を行います。「ASCII 64bit」「ASCII 128bit」「Hex
64bit」「Hex 128bit」は、手順5で入力する「WEPキー」の文字列の形式です。WEP
(Wired Equivalent Privacy)とは「WEPキー」と呼ばれる文字列を使って通信内
容を暗号化し、無線通信への不正なアクセスを防ぐセキュリティ機能です。
WEP ASCII 128bit
WEP Hex 64bit
WEP Hex 128bit
オフ 無線LAN接続のセキュリティをオフにします(通信を暗号化しません)
セキュリティ 入力する文字列
WPA-PSK TKIP WPA-PSKまたはWPA2-PSKのパスフレーズを入力します。8文字以上63文字以
下の半角英数字、または64桁の16進数が入力できます。
MyKey123(8文字の半角英数字)
1111222233334444555566667777888899990000AAAABBBBCCCC
DDDDEEEEFFFF(64桁の16進数)
WPA-PSK AES
WPA2-PSK TKIP
WPA2-PSK AES
WEP ASCII 64bit WEPキーとして5文字の半角英数字を入力します。(例MyKey
WEP ASCII 128bit WEPキーとして13文字の半角英数字を入力します。(例MyKey12345678)
WEP Hex 64bit WEPキーとして10桁の16進数を入力します。(例11AA22BB33)
WEP Hex 128bit WEPキーとして26桁の16進数を入力します。
(例11223344556677889900AABBCC)
オフ 何も入力する必要はありません。