User manual - TOEIC®Test学習ソフト実力UP編/完全制覇編
ユーザーズガイド 7
ListeningセクションとReadingセクション
TOEIC Testは100問のListeningセクション、100問のReadingセクションの合計200問から構成
されています。
その特徴を挙げると、次の通りです。
使用言語はすべて英語
テスト前の受験説明を除いて、問題の指示、説明などはすべて英語で行なわれます。
日本語は、一切用いられません。
したがって、英語による問題の指示、説明がわからないために、自分の力を発揮できない
というようなことのないように、事前に設問解答方法には充分慣れておくようにしてくだ
さい。
TOEIC Testの設問は大きく分けて7つのパートから成り、解答方法が変わることはありま
せん。
英文和訳、和文英訳はない
テストはすべて英語で行なわれますから、当然のことながら英文和訳、和文英訳といった
日本語を介在した問題は1問も出題されません。
よく「英語で考える」と言われますが、TOEIC Testには日本語が全くありませんので、英語
で考えざるを得ません。
少なくとも、日本語ができることはTOEIC Testのスコアに何らの影響も与えません。
アメリカ人でも、帰国子女でも、学校教育だけを受けた日本人でも、TOEIC Testは英語に
よるコミュニケーション能力だけを客観的に測定します。
発音問題はない
日本では、英語のテストというと発音問題が重要な位置を占めていますが、TOEIC Testに
発音問題はありません。発音とかアクセントの位置とかは、すべてListeningの一部にすぎ
ないと考えるためです。
たとえば、He's riding a horse.という英語を聞いて、He's riding a house.だと思ったら意
味は全くわかりませんが、実際はこんな聞き違いをすることはありません。
発音は手段であって目的ではなく、意味の伝達を第一義とすれば、発音は第二義的な存在
です。
マークシート方式による解答
TOEIC Testは解答用紙のマーク欄を黒く塗りつぶすマークシート方式をとっています。
TOEIC Testの出題はListeningとReadingのみで、SpeakingとWritingの試験はありません。
これはもちろん、SpeakingやWritingといった主観テストをしなくても適正な能力評価がで
きるという調査分析を充分にした上でのことです。