User manual - TOEIC®Test学習ソフト実力UP編/完全制覇編
ユーザーズガイド6
TOEIC運営委員会では、スコアの評価基準に関して、下表のガイドラインを出しています。
TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表
レベル
TOEIC
評価(ガイドライン)
スコア
A
Non-nativeとして十分なコミュニケーションができる。自己の経験の範囲
内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現が
できる。Native speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文
法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
B
860
どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたって
も、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと
流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もある
が、意志疎通を妨げるほどではない。
C
730
日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニ
ケーションができる。通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障
はない。複雑な場面における的確な対応や意志疎通になると、巧拙の差
が見られる。基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足は
あっても、ともかく自己の意志を伝える語彙を備えている。
D
470
通常会話で最小限のコミュニケーションができる。ゆっくり話してもら
うか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。
身近な話題であれば、応答も可能である。語彙・文法・構文ともに不十
分なところは多いが、相手がNon-nativeに特別な配慮をしてくれる場合に
は、意志疎通を図ることができる。
E
220
コミュニケーションができるまでに至っていない。単純な会話をゆっく
り話してもらっても、部分的にしか理解できない。断片的に単語を並べ
る程度で、実質的な意志疎通の役には立たない。