User manual - TOEIC®Test学習ソフト実力UP編/完全制覇編
ユーザーズガイド 11
Readingセクションの特色
Readingセクションは、次の3種類に分かれています。
Part5 文法・語彙問題(incomplete sentences) 40問
Part6 誤文訂正問題(error recognition) 20問
Part7 読解問題(reading comprehension) 40問
合計100問 75分間
Part5 文法・語彙問題
これはいわゆる穴埋め問題です。英文の一部に空白があって、そこに入れるための語句が
4つ示されています。この中から最も適切な正しい語句を1つ選ぶ問題です。
問題の内容は大きく2種類に分かれます。
そのひとつは語彙問題、他のひとつは文法問題です。
語彙は、たとえば、misplaced、displaced、replaced、placedとか、look、stare、glance、
observeのように、それぞれの語義をシッカリつかんでいるかどうかを見る問題です。
もうひとつの文法問題は主語と動詞の一致、動詞の時制、前置詞、接続詞などが扱われて
います。
たとえば、
Welcome ----- Rome.
とあって選択肢がin、at、to、ofであれば、正解はtoとなります。
Part6 誤文訂正問題
英文のそれぞれに4か所の下線部分があり、そのうちどれが間違っているかを指摘する問題
です。この問題も前の文法・語彙問題と同様に、単に英語を理解するというだけでは正解
はなかなか得られません。
たとえば、
I look forward to (A) meet you (B) at (C) your (D) earliest convenience.
という文では慣用表現が2つ含まれています。
ひとつはlook forward to(名詞or動名詞)で、他はat your earliest convenienceです。
したがって、文中の(A)はmeetではなく動名詞のmeetingとなるべきです。よって、これが
誤りということになります。
Part7 読解問題
ここでは、新聞や雑誌の記事、ビジネス書類、広告、通知文などが提示されます。
この問題は大きく2種類に分けることができます。その一つは、表等を見てその内容を読み
取る問題であり、もう一つは、ある程度の長さの英文を読んで理解する問題です。
それぞれの問題に対して、2∼4種類の設問が印刷されています。したがって、表と英文は
約15題、それに対する設問の数は全部で40問あります。