User manual - ジーニアス英和辞典<第3版>/ジーニアス和英辞典
<ジーニアス英和・和英辞典> ユーザーズガイド24
E 文型表示
① 重要な動詞および一部の形容詞(主としてA,Bランクの重要な語義のある項目)につい
ては,S, V, O (または O
1
, O
2
), C, M を用いて文型を表示した。
S=主語 V=動詞 O=目的語 C=補語
M=副詞的修飾語句(前置詞句,副詞など)
動詞の文型は次の7文型を基本とする。
SV 主語+動詞 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第Ⅰ文型A
SVM 主語+動詞+副詞的修飾語(句)・・・・・・・・・・・・・・・・ 第Ⅰ文型B
SVC 主語+動詞+補語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第Ⅱ文型
SVO 主語+動詞+目的語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第Ⅲ文型A
SVOM 主語+動詞+目的語+副詞的修飾語(句)・・・・・・・・ 第Ⅲ文型B
SVO
1
O
2
主語+動詞+間接目的語+直接目的語 ・・・・・・・・・・ 第Ⅳ文型
SVOC 主語+動詞+目的語+補語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第Ⅴ文型
② 不定詞,動名詞,that節, wh節などを伴う場合や,ある前置詞を決まって用いる場合な
どは,それも含めた文型を示した。用いたり用いなかったりする部分は ( ) に入れた。
/は,その両側の一部分が交換可能であることを示す。
[SV to do/SV doing]
[SVO
1
to O
2
/SVO
2
O
1
]
[SVO (to be) C/SVO (that)節]
[it is ~ of O to do]
◇O
1
,O
2
は前置詞の目的語も含め,使用する名詞に文頭から順に番号をつけたもので
ある。したがって,O
1
=間接目的語(与格),O
2
=直接目的語(対格)という意味ではな
い。なお,便宜上,目的語以外にもOを用いることがある
(例:[SV(O's) doing])
◇“to do” “doing” という表示は to be, beingを含む。to be, being だけのときは “to
be” “being” とする。
F スピーチレベル
語の使われる地域,文体,時代的差異などに関するスピーチレベルは,《 》に入れて示
した。主なものは次のとおり(指示のない語は普通に用いられる一般語である)。
△社会的差異
《非標準》 非標準英語(標準英語には特に表示しない)
△レジスター(標準英語内における機能的差異・スピーチレベル)
《正式》 堅い書き言葉・話し言葉(時に《文》に通じる)
《略式》 くだけた書き言葉・話し言葉
《俗》 俗語,非常にくだけた話し言葉
《性俗》 性的な俗語(下品な語,タブーとされる語も含む)
《文》 文語,堅い書き言葉(時に《古》《詩》に通じる)
《詩》 詩で用いる言葉
《まれ》 使用頻度のきわめて低い言葉