User manual - QV-R4

37
撮影する(基本編)
ズームを使って撮影する
本機のズームには、光学ズームとデジタルズームの2種類があり
ます。
光学ズーム
光学ズーム機能により、レンズの焦点距離を変えて撮影すること
ができます。ズームの倍率は次の通りです。
倍率:1∼3倍
1.
撮影モードにします。
2.
【ズームレバー】をスライドさ
せて、ズームの倍率を変えま
す。
(広角):広角になります。
(望遠):望遠になります。
3.
【シャッター】を押して撮影します。
参考
光学ズームの倍率により、レンズの絞りの値も変わりま
す。
望遠で撮影するときは、手ぶれ防止のため三脚の使用を
おすすめします。
ON/OFF
【ズームレバー】
広角望遠
38
撮影する(基本編)
デジタルズーム
デジタルズーム機能により、光学ズームが最も望遠になった(3
倍)状態から、さらに画面の中央を拡大して撮影することができ
ます。デジタルズームを使ったときのズームの倍率は次の通りで
す。
倍率:3∼9.6倍(光学ズーム併用)
1.
撮影モードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“デジタルズーム”を選び を押します。
4.
“入”を選び、【SET】を押します。
“切”を選ぶと、デジタルズームは働きません。
5.
【ズームレバー】 (望遠)
側にスライドさせて、
ズームの倍率を変えます。
【ズームレバー】を操作して
光学ズームが最も望遠にな
ると、いったんズーム動作
は停止します。その後、
【ズームレバー】
(望遠)
側にスライドさせ続け
ると、デジタルズームに切
り替わります。
【液晶モニター】にズームバーが表示されます。この表示で
現在のおおよその倍率が分かります。
6.
【シャッター】を押して撮影します。
重要
【液晶モニター】の表示を消している場合は、デジタル
ズームを使って撮影することはできません(18ペー
ジ)
1倍 3倍 9.6倍
現在のズーム倍率
光学ズーム
デジタル
ズーム
ズームバー
デジタルズーム表示
39
撮影する(基本編)
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
撮影モードにします。
2.
を押してフラッシュ
の発光方法を選びます。
を押すたびに【液晶
モニター】次の順でフラッ
シュの発光方法が表示さ
れ、切り替わります。
MF
PREVIEW
DPOF
フラッシュモード表示
表示なし(自動発光) 露出に合わせて自動的に発光します。
(発光禁止) 露出に関係なく発光しません。
(強制発光) 露出に関係なく強制的に発光します。
(赤目軽減)フラッシュ撮影時に人の目が赤く写
ることを軽減します。露出に合わせ
て自動的に発光します。
3.
撮影します。
重要
フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光)し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光)することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでくださ
い。
赤の【動作確認用ランプ】点滅中に【シャッター】を押し
ても、撮影できない場合があります。
40
撮影する(基本編)
フラッシュの状態について
フラッシュの状態については【シャッター】を半押ししたときに、
【液晶モニター】や赤の【動作確認用ランプ】で確認できます。
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするためにフ
ラッシュとAF補助光が発光)することにより、人の目が赤く写る
ことを軽減します。
※ 赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意してください。
写される人が【フラッシュまたは【AF補助光】を注視していない
と効果がありません。撮影する前に【フラッシュ】または【AF補
助光】を見るように声をかけておいてください。
被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合がありま
す。
赤の【動作確認用ランプ】
点滅:フラッシュ充電中
点灯:フラッシュ充電完了
【液晶モニター】
フラッシュ発光時は
が表示されます。
フラッシュの光量を変える
フラッシュの光量を変えることができます。
1.
撮影モードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“フラッシュ光量”を選び を押します。
4.
設定内容を選び、【SET】を押します。
:強く光ります。
標準:標準です。
:弱く光ります。
被写体が遠かったり、近すぎたりする場合は、光量が変わ
らない場合があります。