User manual - QV-R4
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撮影する(基本編)
ズームを使って撮影する
本機のズームには、光学ズームとデジタルズームの2種類があり
ます。
光学ズーム
光学ズーム機能により、レンズの焦点距離を変えて撮影すること
ができます。ズームの倍率は次の通りです。
倍率:1∼3倍
1.
撮影モードにします。
2.
【ズームレバー】をスライドさ
せて、ズームの倍率を変えま
す。
(広角):広角になります。
(望遠):望遠になります。
3.
【シャッター】を押して撮影します。
参考
• 光学ズームの倍率により、レンズの絞りの値も変わりま
す。
• 望遠で撮影するときは、手ぶれ防止のため三脚の使用を
おすすめします。
ON/OFF
【ズームレバー】
広角望遠
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撮影する(基本編)
デジタルズーム
デジタルズーム機能により、光学ズームが最も望遠になった(3
倍)状態から、さらに画面の中央を拡大して撮影することができ
ます。デジタルズームを使ったときのズームの倍率は次の通りで
す。
倍率:3∼9.6倍(光学ズーム併用)
1.
撮影モードにして【MENU】を押します。
2.
【 】【 】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【 】【 】で“デジタルズーム”を選び、【 】を押します。
4.
“入”を選び、【SET】を押します。
• “切”を選ぶと、デジタルズームは働きません。
5.
【ズームレバー】を (望遠)
/
側にスライドさせて、
ズームの倍率を変えます。
• 【ズームレバー】を操作して
光学ズームが最も望遠にな
ると、いったんズーム動作
は停止します。その後、
【ズームレバー】を
(望遠)
/
側にスライドさせ続け
ると、デジタルズームに切
り替わります。
• 【液晶モニター】にズームバーが表示されます。この表示で
現在のおおよその倍率が分かります。
6.
【シャッター】を押して撮影します。
重要!
•【液晶モニター】の表示を消している場合は、デジタル
ズームを使って撮影することはできません(18ペー
ジ)。
1倍 3倍 9.6倍
現在のズーム倍率
光学ズーム
デジタル
ズーム
ズームバー
デジタルズーム表示
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撮影する(基本編)
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
撮影モードにします。
2.
【 】を押してフラッシュ
の発光方法を選びます。
• 【 】を押すたびに【液晶
モニター】に次の順でフラッ
シュの発光方法が表示さ
れ、切り替わります。
MF
PREVIEW
DPOF
【 】
フラッシュモード表示
表示なし(自動発光): 露出に合わせて自動的に発光します。
(発光禁止): 露出に関係なく発光しません。
(強制発光): 露出に関係なく強制的に発光します。
(赤目軽減):フラッシュ撮影時に人の目が赤く写
ることを軽減します。露出に合わせ
て自動的に発光します。
3.
撮影します。
重要!
• フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光)し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光)することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでくださ
い。
赤の【動作確認用ランプ】が点滅中に【シャッター】を押し
ても、撮影できない場合があります。
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撮影する(基本編)
フラッシュの状態について
フラッシュの状態については【シャッター】を半押ししたときに、
【液晶モニター】や赤の【動作確認用ランプ】で確認できます。
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするためにフ
ラッシュとAF補助光が発光)することにより、人の目が赤く写る
ことを軽減します。
※ 赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意してください。
• 写される人が【フラッシュ】または【AF補助光】を注視していない
と効果がありません。撮影する前に【フラッシュ】または【AF補
助光】を見るように声をかけておいてください。
• 被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合がありま
す。
赤の【動作確認用ランプ】
点滅:フラッシュ充電中
点灯:フラッシュ充電完了
【液晶モニター】
•
フラッシュ発光時は
が表示されます。
フラッシュの光量を変える
フラッシュの光量を変えることができます。
1.
撮影モードにして【MENU】を押します。
2.
【 】【 】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【 】【 】で“フラッシュ光量”を選び、【 】を押します。
4.
設定内容を選び、【SET】を押します。
強 :強く光ります。
標準:標準です。
弱 :弱く光ります。
• 被写体が遠かったり、近すぎたりする場合は、光量が変わ
らない場合があります。