User manual - QV-70
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+
—
+
—
【−】
【+】
露出補正について
本機は、撮影時の明るさに応じて、シャッタースピードを自動的に変
化させる「自動露出」を行なっています(AE機能)。このAE機能と
は別に、露出値(EV値)を一定範囲で手動で補正することができま
す。逆光での撮影や、間接照明の室内、背景が暗い場合の撮影時など
に利用すると、より良好な画像が得られます。
1. 撮影モードを選びます。
• 【ファンクションスイッチ】を
[REC]の位置に合わせます。
2. 【+】ボタンまたは【−】ボタンを押すと露出値(EV値)にな
り、画面に
+
–
が表示されます。
→ 【+】ボタンを押すと液晶画面が
明るくなるので、室内などの暗い
所や逆光での撮影時に適します。
【−】ボタンを押すと液晶画面が
暗くなり、晴天の屋外などでの撮
影に適します。
PLAY
REC
露出補正について
3. 適当な明るさになったら、【シャッター】ボタンを押してくだ
さい。
POWER
DISP MODE
ON/OFF
+
–
42
操作のしかた
参考
• 電源を入れた時点では、露出補正値は0になっています。
• 露出補正値は、【+】ボタンまたは【−】ボタンを押すごとに、
0.25EV刻みで変化し、-2EV∼+2EVの範囲で変化させることがで
きます。
• 露出補正値は、【シャッター】ボタンを押すごとにリセットされ
て0に戻ります。【シャッター】ボタンを押さずにリセットした
い場合は、反対方向に露出補正し、
+
–
表示を消します。
絞りの切り替え
撮影時の明るさに応じて、絞りを2通りに切り替えることができま
す。絞りの切り替えには、【絞り切替スイッチ】を使います。
• [●]の位置 (F8) に合わせると光量が減少
します。屋外での撮影などでは、この位
置が適しています。
• [○]の位置 (F2.8) では光量が増加しま
す。室内での撮影や逆光での撮影には、
この位置が適しています。
参考
• 「光量警告表示」の項(45ページ)を参照してください。
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PLAY
REC
撮影時の画面表示について
撮影モードで液晶画面に表示される項目について説明します。
液晶表示を消している場合は、【液晶画面ON/OFF】ボタンを押し
て画面をつけてください。
液晶画面上での被写体の表示
撮影モード時に、本機のレンズを通して液晶画面に表示される被写体
画像は、ビデオのコマ送りの画像のように見えます。これは本機がレ
ンズから入った映像を、1秒間に約7回の割合で連続的に液晶画面に
表示しているためです。
参考
撮影モードで液晶画面に表示される被写体画像は、撮影後に再生モー
ド(49ページ)で見る画像に比べてキメの粗い画像となっています
(撮影時に確認できる画像よりも、実際に撮影される画像の方が美し
いということです)。撮影モードで液晶画面に表示される画像は、あ
くまで撮影フレームを決めるための目安とお考えください。
撮影枚数表示
本機に記録しておくことができる撮影枚数は、最大96枚です。以下
の手順で、次に撮影するのが何枚目になるかを表示させることができ
ます。
1. 撮影モードを選びます。
• 【ファンクションスイッチ】を
[REC]の位置に合わせます。
撮影時の画面表示について
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操作のしかた
2. 【DISP】ボタンを押します。
→ 画面の右上端に数字が表示されま
す。
* この数字は、次にシャッターを押
した時に撮影される写真の番号を
示します。例えば右の画面では、
すでに20枚が撮影済みで、次が
21枚目ということになります。
• 撮影枚数の表示を画面から消した
い場合は、再度【DISP】ボタン
を押します。
参考
• 撮影モードでの「撮影枚数表示」の表示/非表示の状態は、再生
モードでの「ページ番号表示」(52ページ)およびクローズアッ
プ表示時の「範囲表示」(58ページ)に連動します。例えば撮影
モードで「撮影枚数表示」を表示させている状態で、再生モード
にする(【ファンクションスイッチ】を [REC] から [PLAY] に
切り替える)と、「ページ番号表示」が表示されている状態にな
ります。
/PROTECT ZOOM DISP MODE
+