User manual - 取扱説明書

いろいろな音色を聴いてみましょう
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本機のピアノ音色は、アコースティックピアノの響きを特徴
付ける要素を内蔵しています。それぞれ、4段階で調整でき
ます。
HAMMER RESPONSE(ハンマーレスポンス)
STRING RESONANCE(ストリングレゾナンス)
LID SIMULATOR(リドシミュレーター)
本機の天板を開閉しても、LID SIMULATORの設定値は
変化しません。
1.
FUNCTIONボタンを押しながら、設定したい
要素に対応しているボタンを押します
ボタンを押すたびに、1(ピッ)3 2(ピピッ)3
3(ピピピッ)3 4(ピピピピッ)3 1(ピッ)と
音が鳴り、設定値が切り替わります。
各ボタンのランプは、選んだ要素が標準値に設定さ
れているときに点灯します。
ピアノ音色には、他に次の要素があります。
キーオフシミュレーター
本機では、2種類の音色を重ねて演奏できます。2つの鍵盤
中、先に押した鍵盤の音色がメインの音色、後に押した鍵盤
の音色がレイヤー音色として設定されます。
1.
FUNCTIONボタンを押しながら、重ねたい音
色に対応している鍵盤を1つずつ順に押しま
す。
例: 最初にGRAND PIANO BRIGHT鍵盤を押して、
次にSTRINGS鍵盤を押す
2.
元の1音色の状態に戻すには、GRAND PIANO
ボタンを押すなど音色を選び直します
BASS(LOWER)は、他の音色と重ねることはできませ
ん。
録音機能のトラック2の録音では、レイヤーの設定はでき
ません。
アコースティックピアノの音の
特徴を調整する
鍵盤を押してから音が鳴るまでの時間のズレを調整しま
す。
設定値
1:速め 2:グランドピアノのイメージ 
3:やや遅め 4:遅め
アコースティックピアノ特有の響き方(弦の共鳴)を調
整します。
演奏する曲やイメージにあった響きを選ぶことができま
す。
設定値
1:抑えめ 2:やや抑えめ 3:響く 4:よく響く
グランドピアノの天板の開き具合による音の鳴り方の違
いを調整します。
設定値
1:天板を閉じている状態
2:天板を少し開けている状態
3:天板が全開の状態
4:天板を取り外している状態
鍵盤から指を離したときの音の減衰
2つの音色を重ねてみる
(レイヤー)
グランドピアノブライト
ストリングス
PX-A800_J.book 9 ページ 2013年6月17日 月曜日 午後12時5分