User manual - 取扱説明書
いろいろな音色を聴いてみましょう
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本機のピアノ音色は、アコースティックピアノの響きを特徴
付ける要素を内蔵しています。それぞれ、4段階で調整でき
ます。
● HAMMER RESPONSE(ハンマーレスポンス)
● STRING RESONANCE(ストリングレゾナンス)
● LID SIMULATOR(リドシミュレーター)
• 本機の天板を開閉しても、LID SIMULATORの設定値は
変化しません。
1.
FUNCTIONボタンを押しながら、設定したい
要素に対応しているボタンを押します。
• ボタンを押すたびに、1(ピッ)3 2(ピピッ)3
3(ピピピッ)3 4(ピピピピッ)3 1(ピッ)と
音が鳴り、設定値が切り替わります。
• 各ボタンのランプは、選んだ要素が標準値に設定さ
れているときに点灯します。
• ピアノ音色には、他に次の要素があります。
● キーオフシミュレーター
本機では、2種類の音色を重ねて演奏できます。2つの鍵盤
中、先に押した鍵盤の音色がメインの音色、後に押した鍵盤
の音色がレイヤー音色として設定されます。
1.
FUNCTIONボタンを押しながら、重ねたい音
色に対応している鍵盤を1つずつ順に押しま
す。
例: 最初にGRAND PIANO BRIGHT鍵盤を押して、
次にSTRINGS鍵盤を押す。
2.
元の1音色の状態に戻すには、GRAND PIANO
ボタンを押す、など音色を選び直します。
• BASS(LOWER)は、他の音色と重ねることはできませ
ん。
• 録音機能のトラック2の録音では、レイヤーの設定はでき
ません。
アコースティックピアノの音の
特徴を調整する
鍵盤を押してから音が鳴るまでの時間のズレを調整しま
す。
設定値
1:速め 2:グランドピアノのイメージ
3:やや遅め 4:遅め
アコースティックピアノ特有の響き方(弦の共鳴)を調
整します。
演奏する曲やイメージにあった響きを選ぶことができま
す。
設定値
1:抑えめ 2:やや抑えめ 3:響く 4:よく響く
グランドピアノの天板の開き具合による音の鳴り方の違
いを調整します。
設定値
1:天板を閉じている状態
2:天板を少し開けている状態
3:天板が全開の状態
4:天板を取り外している状態
鍵盤から指を離したときの音の減衰
2つの音色を重ねてみる
(レイヤー)
グランドピアノブライト
ストリングス
PX-A800_J.book 9 ページ 2013年6月17日 月曜日 午後12時5分