User manual - MIDIインプリメンテーション

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17 Parameter Setの転送方式(PX-310)
17.1 通信方式
17.1.1 OnewayHandshake
Parameter Setの転送は以下のようなメッセージのやり取りを使用したバルクダンプを使用します。
Oneway方式によるParameter Setの送信/受信(未使用)
Oneway方式によるParameter Setの送信要求の送信/受信(未使用)
Handshake方式によるParameter Setの送信/受信
Handshake方式によるParameter Setの送信要求/受信拒否/エラー通告の送信/受信
Oneway方式は、データの送信側がその受信側の反応を意識せずにデータを送信した時点でセッションを終了し
てしまう方式です。シーケンサなどから一方的に転送するのに適しています。
(注意: Oneway方式のフォーマットは、将来的に使用する可能性があるので定義されていますが、本機では対応す
Parameter Setのカテゴリは存在しないため使用されていません。)
Handshake方式は、データの送信側がデータを送信した後に、その受信側の反応を確認してから次のセッション
に進む方式です。無駄な待ち時間が発生しないという速度的メリットがあります。
実際にどのようなParameter Setが割り当てられるかは後述のVIParameter Set Listを参照して下さい。
なおParameter Setのバルクダンプは、高速化の為に、Individual Parameter Changeのデータフォーマットと
は異なり、本体のメモリイメージをそのままの形で転送します。
17.1.2 セッションとサブセッション
サブセッション
1つのセッションでは1つのParameter Setの転送が可能です。サブセッションはParameter Setを1つまたは
複数のパケットの転送に分割して転送を行ない、最後に送信側がEOD(End of data)を送信することで終了します。
複数のパケットに分割されるのは1つのParameter Setがある程度よりも大きいサイズを持つ場合です。パケッ
トのindexフィールドPacket Numberは、分割された何番目のパケットであるかという情報を示しています。
また、複数組の小さなParameter Setを転送する際にも、1パケットでまとめて複数転送することはできません。
必ずParameter Setの区切りがパケットの区切りとなるように転送します。
セッション
1つのセッションでは1つ、または複数のParameter Setの転送が可能です。セッションは1つ、または複数のサブ
セッションから構成され、最後に送信側がEOS(End of session)を送信することで終了します。
実際のバルクダンプ転送は転送するParameter Set1つであっても複数であってもサブセッションだけで構
成されることはなく、すべてセッションの形を取ります。