User manual - MPC-701バックアップシステム機能解説書ver.1.00(2002年9月5日)
版 :第1版
ユーザーバックアップシステム 機能解説書 MPC-701
<本文>
頁 : 48 / 54
第8章 リカバリーCD-ROM 作成例
[はじめに]
この章は、ユーザーバックアップシステム機能外の内容です。ユーザーバックアップシステム機能により出力
されたバックアップファイルに対してそれを、ブータブル CD-ROM 化する1例を示すものです。ここでの記
述以外の方法で作成を試みた場合は動作しないことがあります。
FIVA(MPC-701)のハードディスク全体を復元する CD-ROM
を作成します。また途中の注釈により、
システム領域の復元 CD-ROM、バックアップ領域の復元 CD-ROM の作成も説明します。
市販ライターソフト(B’sRecorderGOLD
)により、既存バックアップファイルをCDRメディアに焼込みま
す。また実バックアップファイルの焼込み以外に、El Torito 規格に基づいて起動可能な CD-ROM として作
り込む必要があります。CDRの中に、FDの起動ディスクイメージを作成し、BIOS上からエミュレーシ
ョンすることで起動することが可能になります。ディスクイメージは、実バックアップファイルの書き込み時
に自動的に付加されます。
1. 環境
・デスクトップPC:任意
・CDR/RWドライブ:任意
・OS:WindowsME
(起動ディスク作成時に必要。それ以外の作業は他のOSでも可。)
・ライターソフト:B’s Recorder GOLD Ver.3.25
・ブランクメディア(FD−1枚。640MバイトCDR−バックアップファイル数と同じ枚数。)
・CD-ROM ドライブ:CASIO MPC-142CDD2
(PCMCIAインターフェース、外付け)
2. 既存バックアップファイル名の変更
すでに出来上がっている、FIVAのハードディスクバックアップファイルに、以下のようにファイル名の変
更を施します。
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FIVA.GHO
FIVA001.GHS
FIVA002.GHS
・
・
3. 各種ファイルの入手
以下のドライバ等が必要です。
(1) MSCDEX.EXE (MS-DOS ドライバ)
(2) ATAK365.SYS (CD-ROM(MPC-142CDD)ドライバ)
(3) KMEKATCD.SYS (CD-ROM(MPC-142CDD)ドライバ)
(4) RAMFD.SYS (RAM FD ドライバ)
(5) GHOST.EXE (ゴースト)
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システム領域のバックアップファイルの時は、FIVAS.GHO , FIVAS001.GHS , FIVAS002.GHS , ・・・ とします。
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バックアップ領域のバックアップファイルの時は、FIVAB.GHO
, FIVAB001.GHS , FIVAB002.GHS , ・・・ とします。