User manual - MPC-701バックアップシステム機能解説書ver.1.00(2002年9月5日)
版 :第1版
ユーザーバックアップシステム 機能解説書 MPC-701
<本文>
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4. バックアップ・復元
****.gho
ハードディスクまたは領域
一時イメージ
圧縮イメージ
データ
イメージ作成
圧縮
展開リロード
●バックアップ
バックアップとは、領域またはハードディスクのイメージを作成し、それを圧縮しファイル出力するものです。
その圧縮率は、「高い圧縮」を適用しています。また、バックアップする際には、その領域区画が壊れていな
いことが前提です。
・-Z1 低い圧縮(高速)
◎-Z2 高い圧縮(中間)
・-Z3∼-Z9 より高い圧縮(低速)
*出荷時のシステム領域をバックアップした場合、約半分の容量に圧縮されます。バックアップ時間は、約1
5分です。これはあくまで目安です。
●復元
復元は、既存バックアップファイルを展開し、元の領域またはハードディスクにリロードするものです。これ
により、以前にバックアップした時の状態に戻すことができます。ファイルフォーマットがNTFSの領域に
リロードした時は、NTFS領域を再起動して復元が完了です。その時 Windows2000 は、NTFSボリュー
ム検査を動作させます。また、復元する際には、その領域区画が壊れていないことが前提です。
5. バックアップフォルダ
フォルダ内に、新フォルダと旧フォルダの2つが存在します。2世代までのバックアップファイルを格納す
ることができます。
・新フォルダ(SYSNEW) ――― 最新のバックアップファイルを格納する個所。
・旧フォルダ(SYSOLD) ――― 2 番目に新しいバックアップファイルを格納する個所。
*必要に応じて、各々のフォルダ名を変更することが可能です。上記はデフォルトの名前です。(「規定値の
カスタマイズ」を参照。)
システム領域バックアップの具体的な流れは、まず一時フォルダを生成しそこにバックアップファイルを出
力します。出力後、旧フォルダは削除され、新フォルダは旧フォルダになり、一時フォルダは新フォルダに
なります。旧フォルダが最初から空の場合は、処理後、”File not found”のメッセージを表示しますが、異常
ではありません。
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