カシオ計算機株式会社
はじめに ユーザーバックアップシステムとは、復旧が困難なシステム障害に対処するリカバリー手段です。本システム は常に使用するものでなく、障害発生時のみ使用します。コンピュータ起動時の特殊なキー操作により、本シ ステムを起動することができます。本システムは、FIVA(MPC-701)のみ対応します。 コンピュータの復旧処理においては、動作が正常な状態の、領域またはハードディスクのバックアップデータ が必要なので、前もってそれらをバックアップしておく必要があります1。それを元の場所にリロードするこ とで、バックアップ時の状態を復元することができます。 本システムは、バックアップと復元から成り、前者は、領域またはハードディスクのイメージを作成しそれを 圧縮してファイル出力する2もので、後者は、過去に出力した圧縮ファイルを元の場所にリロードするもので す。 領域内の障害に対する処理は、領域の復元を行います。領域そのものが破損を受けた時の処理は、ハードディ スクの復元を行います。 本システムの、バックアップ・復元の種類は、以下の8つのバリエーション3があります。各々の詳細は、 「バ リエーションフロー詳細」を参照
目次 第1章 バックアップ・復元 .................................................................................................................................1 バックアップイメージファイルの参照 ....................................................................................................1 バックアップイメージファイルの削除 ....................................................................................................1 1. 2. 3. 第2章 1. 2. ① ② ③ 3. 4. 5. 6. 7. ① ② 8. ① ② ③ ④ 9. 第3章 1. 2. 3. 機能概要 ...........................................
3. 4. 5. 6. 7. 8. 各種ファイルの入手 ...............................................................................................................................48 起動ディスクの作成 ...............................................................................................................................49 バッチファイルの編集 ...........................................................................................................................50 焼込み手順.......................................................................
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 1 / 54 第1章 機能概要 本システムは、バッチ処理によりゴースト4と各種コマンドを制御し、バックアップ・復元、ファイル操作を 自動化するものです。 具体的な操作方法は、 「操作フロー」から参照してください。 (同時に、「制約」も参照してください。) 1. バックアップ・復元 領域またはハードディスクのバックアップ・復元を行います。8 つのバリエーションが存在します。 ( 「バリエーションフロー詳細」を参照) 2. バックアップイメージファイルの参照 バックアップ領域内の、バックアップファイルの有無を確認します。 ( 「操作フロー」−「共通フロー」−「バックアップ領域のファイル参照」を参照) 3. バックアップイメージファイルの削除 バックアップ領域内の、バックアップファイルを削除します。 ( 「操作フロー」−「共通フロー」−「バックアップファイルの削除」を参照) 4 Symantec Ghost Ver.6.5 (リカバリーツール) Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 2 / 54 第2章 構成 1. 基本構成 本システムは、ハードディスク中のバックアップ領域(第3パーティション)に存在します。コンピュータ起 動時のキー操作により、バックアップ領域の本システムが起動します。5また、外部デバイスブートにより本 システムを起動する方法もあります。6 また、バックアップ領域のOSは、PC-DOS Ver.7.1J です。 MPC-701ハードディスク システム領域 (Windows2000領域) NTFS ユーザーバックアップシステム 第1パーティション 5Gバイト バックアップフォルダ AUTOEXEC.BAT CONFIG.SYS データ領域 バッチプログラム NTFS 新フォルダ 旧フォルダ 第2パーティション 10Gバイト バックアップ領域 PC-DOS 第3パーティション 5Gバイト 詳細 ゴースト 各種コマンド PCMCIAブート用 ファイル群 PC-DOS Ver.7.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 3 / 54 2. ハードディスク構成 FIVA(MPC-701)のハードディスクは、以下の3つの領域から成ります。 ① システム領域(第1パーティション) Windows2000 領域です。通常はこの領域の、Windows2000 が起動します。 システム領域 (Windows2000領域) NTFS 第1パーティション 5Gバイト ② データ領域(第2パーティション) ユーザーデータ用の領域です。 データ領域 NTFS 第2パーティション 10Gバイト ③ バックアップ領域(第3パーティション) ユーザーバックアップシステムが存在する領域です。コンピュータ起動時のキー操作により、この領 域のユーザーバックアップシステムが起動します9。 バックアップ領域 PC-DOS 第3パーティション 5Gバイト 9 「操作フロー」−「領域ブートモード」を参照。 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 4 / 54 3. ファイル構成 バックアップ領域のファイル構成を記します。ルートのファイルまたはフォルダは、属性が“隠し”です。 ルート サブ1 サブ2 属性 内容 AUTOEXEC.BAT 隠し CONFIG.SYS 隠し GIMAGE.BAT 隠し バッチプログラム(日本語) GIMAGEB.BAT 隠し バッチプログラム(英語) FDISP.COM 隠し 日本語フォント表示用 FFONT.COM 隠し 日本語フォント表示用 FFONT.BIN 隠し 日本語フォント表示用 SELECT.EXE 隠し コマンド(キー選択) CREN.COM 隠し コマンド(ディレクトリ名変更) OFF.EXE 隠し コマンド(電源オフ) MAKEPC.BAT 隠し ファイルロードバッチ(PCMCIA) VGASIZE.EXE 隠し コマンド(画面サイズ変更) [GHOST] 隠し GHOST.EXE ゴースト WATTCP.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 5 / 54 FDISP.COM FFONT.COM FFONT.BIN SELECT.EXE CREN.COM OFF.EXE VGASIZE.EXE ● ¥AUTOEXEC.BAT @ECHO OFF ¥VGASIZE.EXE SET COMSPEC=¥DOS¥COMMAND.COM PROMPT $P$G ¥DOS¥KEYB.COM JP,437,¥DOS¥KEYBOARD.SYS SET BOOTMODE=PARTITION SET LANGUAGE=JAP rem SET LANGUAGE=ENG GOTO %LANGUAGE% :ENG ¥GIMAGEB.BAT GOTO QUIT :JAP ¥FFONT.COM ¥FDISP.COM ¥GIMAGE.BAT GOTO QUIT :QUIT CLS ● ¥CONFIG.SYS の内容 BUFFERS=20 FILES=30 DOS=HIGH COUNTRY=001,437,¥DOS¥COUNTRY.SYS SHELL=¥DOS¥COMMAND.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 6 / 54 4. バックアップ・復元 ハードディスクまたは領域 一時イメージ イメージ作成 圧縮 圧縮イメージ データ ****.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 一時フォルダ 新フォルダ 新フォルダ 旧フォルダ 版 :第1版 頁 : 7 / 54 旧フォルダ × (削除) また、両フォルダにバックアップファイルが存在する状態から、新フォルダ内バックアップファイルを削除 した後は、旧フォルダ内バックアップファイルが、新フォルダのバックアップファイルとなります。 新フォルダ ****.GHO 旧フォルダ ****.GHO 一時フォルダ (空) 新フォルダ ****.GHO 旧フォルダ (空) ****.GHO を削除 × (フォルダも削除) 6. ゴースト バックアップ・復元を、直接担っているのが、リカバリーツールである、Symantec Ghost Ver.6.5 です。 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 8 / 54 7.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 9 / 54 8. マルチキャストサーバー 本システムを、外部サーバーを介して行うためには、マルチキャストサーバー12を利用します。マルチキャス トサーバーは、単クライアント対 単サーバー間の通信または、複クライアント 対 単サーバー間の通信が可 能です。サーバー側は、十分な容量をもつ端末を準備する必要があります。 <注意!> 外部 PC へバックアップ及び復元させる為には、Symantec Ghost マルチキャストサーバーが必要になります。 この機能を利用する為には、別途ご購入していただく必要があります。 ※ Symentec Ghost マルチキャストサーバーとは、SYMANTEC 社の Symantec Ghost Ver.6.5 に含まれるユーティリティです。 <Symantec Ghost Ver.6.5 に関しての情報はこちら> http://www.symantec.co.jp/ MPC-701に搭載しているSymantec Ghost 6.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 10 / 54 ① LANの構築 100Base-TX のLANを構築します。各々のマシーンに、同アドレスが存在しないよう、IPアドレスを割り 当てます13。クライアント(MPC-701)のIPアドレスは、デフォルトが設定されていますが、必要に応じ て変更します14 ●単クライアント 対 単サーバー IP: 128.1.99.100 (イーサーネットHUBを使用しない方法) UpLink イーサーネットHUB A B C D E F G IP: 128.1.99.100 H SELECTED ON-LINE IP: 128.1.99.91 サーバー クロス IP: 128.1.99.91 クライアント (PX726) クライアント (PX726) サーバー ●複クライアント 対 単サーバー IP: 128.1.99.100 イーサーネットHUB A B C D E F UpLink G H SELECTED ON-LINE サーバー IP: 128.1.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 11 / 54 ② マルチキャストサーバーのインストール マルチキャストサーバーを、サーバー側にインストールします。 起動 マルチキャスト サーバーのアイコン ③ セッション名の設定 マルチキャストサーバーは、サーバー、クライアント双方にセッション名を設定する必要があります。同セ ッション名同士のサーバーとクライアントが通信を行います。 マルチキャストサーバーは、構築LAN内にて、複数のバリエーションを同時に実行することが可能です。 同じセッション名同士が、同じバリエーションを実行するようになります。サーバーのセッション名は任意 に設定します。クライアント側はデフォルトが設定されています。 ( 「規定値のカスタマイズ」を参照。 ) セッション名: session1 単サーバー クライアント セッション名: session1 クライアント セッション名: session2 クライアント × セッション名が異なるので できません。 セッション名: session4 クライアント Ⓒ 20
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 12 / 54 ④ 構築例 マルチキャストサーバー構築の一例を示します。 複数台クライアント(FIVA)の、システム領域のOSバージョンアップを一斉に行う例です。各クライ アントには、他と異なるIPアドレスが設定されたPCMCIAカードが装着されています。クライアント 側のセッション名はすべて同じ名前にします。次にサーバー側のマルチキャストサーバーを起動して、セッ ション名をクライアントと同じ名前にします。次にクライアント側のユーザーバックアップシステムを、P CMCIAカードブートモード15で起動します。操作方法は、 「バリエーションフロー詳細」−③を参照して ください。 イーサーネットHUB A B C D E F UpLink G H SELECTED ON-LINE 56K INSERT THIS END セッション名: FIVA IP: 128.1.99.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 13 / 54 9. スパン容量 バックアップ時の、イメージファイル出力の過程において、ファイル容量が規定値を越える直前で、自動的に ファイルを分割して出力します。出来上がった各々の分割ファイルは、規定値範囲内の容量を保ちます。その 規定値をスパン容量と呼びます。 ●外部サーバーへのバックアップ スパン容量はデフォルト(600G バイト)が設定されています16。将来ブータブル CD-ROM 化17する必要が 生じた時の、そのメディア容量を考慮した値です。 下図はハードディスクのバックアップを示します。 数個の分割ファイルが生成 システム領域 (Windows2000 領域) NTFS 第1パーティション 5Gバイト ****001.gho バックアップ ****002.ghs データ領域 ****003.ghs 第2パーティショ NTFS ****004.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 14 / 54 第3章 操作フロー 本システムの具体的な操作方法は、ここから参照してください。 メインメニューに入る前に、キー入力画面をパスする必要があります19。特定の 4 桁の数字を入力します。入 力を間違えるとメインメニューに入れません。パスするための入力キーは次のとおりです。 “8086” 操作系は、異なるブートモードに分かれ、目的のバリエーションを実行するにあたり、モードを選択する必要 があります。 ・領域ブートモード 可能なバリエーションが限られます。(ハードディスクのバックアップ・復元は不可) ・PCMCIAカードブートモード すべてのバリエーションをサポートします。(ハードディスクのバックアップ・復元など) 19 本システムはシステム保護の用途で使用するものであり、安易に本システムを起動するものではありません。システムを保護する関係上、 起動時に特定のキー入力を要求します。 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 15 / 54 1. 領域ブートモード このモードは、FIVAのバックアップ領域に存在する、ユーザーバックアップシステムを起動するモード です。起動後、メインメニューを表示します。 コンピュータ電源投入または再起動 Ctrl+ Altキー押下(BIOS画面選択のタイミング) 起動の選択 Welcome Backup System Enter 1 [Windows] or 3 [Backup] > 入力 "1"を入力 Windows2000が起動 "3"を入力 キー入力画面 *************************************************************** USER BACKUP SYSTEM [PARTITION BOOT MODE] Ver.3.0 Copyright(c) 2000-2002,CASIO COMPUTER CO.,LTD. ALL Right Reserved.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 16 / 54 「バリエーションフロー詳細」−「②」を参照。 ●「3 バックアップ領域のファイル参照」を選択 「操作フロー」−「共通の操作フロー」−「バックアップ領域のファイル参照」を参照。 ●「4 拡張メニュー」を選択 拡張メニューを表示します。表中の番号が記載されている個所のバリエーションが可能です。 「◎」は選択で きません。この個所のバリエーションはメインメニューから行います。 *************************************************************** USER BACKUP SYSTEM [PARTITION BOOT MODE] Ver.3.0 Copyright(c) 2000-2002,CASIO COMPUTER CO.,LTD. ALL Right Reserved.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 17 / 54 2. 外部PCMCIAカードブートモード このモードは、外部PCMCIAカードブートにより、ユーザーバックアップシステムを起動するモードで す。起動後、メインメニューを表示します。 コンピュータに専用PCMCIAカードを装着 コンピュータ電源投入または再起動 キー入力画面 *************************************************************** USER BACKUP SYSTEM [PCMCIA BOOT MODE] Ver.3.0 Copyright(c) 2000-2002,CASIO COMPUTER CO.,LTD. ALL Right Reserved.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 18 / 54 きません。この個所のバリエーションはメインメニューから行います。 *************************************************************** USER BACKUP SYSTEM [PCMCIA BOOT MODE] Ver.3.0 Copyright(c) 2000-2002,CASIO COMPUTER CO.,LTD. ALL Right Reserved.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 19 / 54 3.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 20 / 54 ② バックアップファイルの削除 メニューの、 「バックアップファイルの削除」を選択します。バックアップ領域の、新フォルダ内または旧フ ォルダ内のバックアップファイルを削除します。容量不足が原因でバックアップが実行できない時に、この 操作を行って容量を開放します。削除後にファイルを復活させることはできません。 メニュー画面から 選択 削除するバックアップファイルを選択してください。(0:戻り) 1.システム領域バックアップファイル(新) 2.システム領域バックアップファイル(旧) ”0”を選択 メニュー画面へ ”2”を選択 ”1”を選択 Volime in drive C is AR Volume Serial Number is 2A4E-1ED9 Directory of C:¥CDATA¥SYSNEW Volime in drive C is AR Volume Serial Number is 2A4E-1ED9 Directory of C:¥CDATA¥SYSOLD .
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 21 / 54 第4章 バリエーションフロー詳細 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 22 / 54 1. ①システム領域をバックアップ[バックアップ領域内へイメージファイル出力] 実行する前に、 「制約」を参照してください。 メニュー画面から 確認 システム領域をバックアップします。 保存先 :バックアップ領域 [ ¥CDATA¥SYSNEW¥ ] 生成ファイル :SIMG.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 23 / 54 2. ②システム領域を復元[バックアップ領域内のイメージファイルをリロード] バックアップフォルダにリロードするファイルが存在することが前提です。新フォルダまたは旧フォルダのど ちらか、リロードするファイルを選択することができます。 メニュー画面から 選択 システム領域を復元します。 領域にリロードするファイル名を選択してください。(0:戻り) 1.新バックアップファイル [ ¥CDATA¥SYSNEW¥SIMG.GHO ] 2.旧バックアップファイル [ ¥CDATA¥SYSOLD¥SIMG.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 24 / 54 3. ③システム領域をバックアップ[外部サーバーへイメージファイル出力] クライアント(MPC-701)側 外部サーバー側 メニュー画面から 確認 システム領域をバックアップします。 マルチキャスト設定 ・セッション名 ・ロード or ダンプ ・イメージファイル名 ・ディスク or パーティション 保存先 :外部サーバー セッション名:PX726 (別ページ参照) マルチキャストサーバーを受信状態にしてください。 マルチキャスト 受信スタンバイ 開始してよろしいですか?(9:はい 0:いいえ) (別ページ参照) 転送開始? No メニュー画面へ Yes 転送中 マルチキャスト 進行中 (別ページ参照) 転送完了 システム領域のバックアップを完了しました。 Press any key to continue ... マルチキャスト 転送完了 (別ページ参照) メニュー画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 25 / 54 マルチキャスト設定 「クライアントを受け入れる」ボタン押下 マルチキャスト受信スタンバイ マルチキャスト進行中画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 26 / 54 マルチキャスト受信スタンバイ画面から マルチキャスト進行中 マルチキャスト転送完了 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 27 / 54 4.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 28 / 54 マルチキャスト設定 「クライアントを受け入れる」ボタン押下 マルチキャスト送信スタンバイ クライアントを受信状態に マルチキャスト送信画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 29 / 54 マルチキャスト送信スタンバイ画面から マルチキャスト送信開始 「送信」ボタン押下 マルチキャスト進行中画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 30 / 54 マルチキャスト送信開始画面から マルチキャスト進行中 マルチキャスト転送完了 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 31 / 54 5. ⑤バックアップ領域をバックアップ[外部サーバーへイメージファイル出力] 外部サーバー側 クライアント(MPC-701)側 メニュー画面から 確認 バックアップ領域をバックアップします。 マルチキャスト設定 ・セッション名 ・ロード or ダンプ ・イメージファイル名 ・ディスク or パーティション 保存先 :外部サーバー セッション名 :PX726 (別ページ参照) マルチキャストサーバーを受信状態にしてください。 マルチキャスト 受信スタンバイ 開始してよろしいですか?(9:はい 0:いいえ) (別ページ参照) 転送開始? No メニュー画面へ Yes 転送中 マルチキャスト 進行中 (別ページ参照) 転送完了 バックアップ領域のバックアップを完了しました。 Press any key to continue ... マルチキャスト 転送完了 (別ページ参照) メニュー画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 32 / 54 マルチキャスト設定 「クライアントを受け入れる」ボタン押下 マルチキャスト受信スタンバイ マルチキャスト進行中画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 33 / 54 マルチキャスト受信スタンバイ画面から マルチキャスト進行中 マルチキャスト転送完了 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 34 / 54 6.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 35 / 54 マルチキャスト設定 「クライアントを受け入れる」ボタン押下 マルチキャスト送信スタンバイ クライアントを受信状態に マルチキャスト送信画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 36 / 54 マルチキャスト送信スタンバイ画面から マルチキャスト送信開始 「送信」ボタン押下 マルチキャスト進行中画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 37 / 54 マルチキャスト送信開始画面から マルチキャスト進行中 マルチキャスト転送完了 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 38 / 54 7. ⑦ハードディスクをバックアップ[外部サーバーへイメージファイル出力] 外部サーバー側 クライアント(MPC-701)側 メニュー画面から 確認 ハードディスクをバックアップします。 マルチキャスト設定 ・セッション名 ・ロード or ダンプ ・イメージファイル名 ・ディスク or パーティション 保存先 :外部サーバー セッション名 :PX726 (別ページ参照) マルチキャストサーバーを受信状態にしてください。 マルチキャスト 受信スタンバイ 開始してよろしいですか?(9:はい 0:いいえ) (別ページ参照) 転送開始? No メニュー画面へ Yes 転送中 マルチキャスト 進行中 (別ページ参照) 転送完了 ハードディスクのバックアップを完了しました。 Press any key to continue ... マルチキャスト 転送完了 (別ページ参照) メニュー画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 39 / 54 マルチキャスト設定 「クライアントを受け入れる」ボタン押下 マルチキャスト受信スタンバイ マルチキャスト進行中画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 40 / 54 マルチキャスト受信スタンバイ画面から マルチキャスト進行中 マルチキャスト転送完了 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 41 / 54 8.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 42 / 54 マルチキャスト設定 「クライアントを受け入れる」ボタン押下 マルチキャスト送信スタンバイ クライアントを受信状態に マルチキャスト送信画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 43 / 54 マルチキャスト送信スタンバイ画面から マルチキャスト送信開始 「送信」ボタン押下 マルチキャスト進行中画面へ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 44 / 54 マルチキャスト送信開始画面から マルチキャスト進行中 マルチキャスト転送完了 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 45 / 54 第5章 ブートデバイスの準備 外部デバイスからブートしてユーザーバックアップシステムを起動するためには予め、外部デバイスにプログ ラムをインストールする必要があります。 1.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 46 / 54 第6章 規定値のカスタマイズ 通常は変更しないで使用しますが、必要が生じた場合はバックアップ領域内のファイルをテキスト編集するこ とで、規定値を変更することができます。 編集作業はWindows2000 上から行うのが適当です。バックアップ領域の、ルートのファイルやフォルダは属 性がすべて、”隠し”になっているので、まずこれを解除してからファイルを編集します。編集が済んだら属性 を元に戻して編集完了です。またバックアップ領域のドライブは、エクスプローラを表示しただけでは見えな いので、特定のドライブレター21を指定して表示させる必要があります。 ●バックアップイメージファイル名 システム領域をバックアップ領域内へバックアップする時のファイル名を変更します。 ファイル名:¥GIMAGE.BAT と ¥BOOTPC¥ GIMAGE.BAT パラメータ:SYSFILENAME(デフォルト:SIMG.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 47 / 54 第7章 制約 ●バックアップ実行前の、容量の確認 システム領域のバックアップにおいて、使用容量/領域が80%を超えている時は、バックアップしないでく ださい。バックアップしたファイルを元の場所へ復元できなくなります。バックアップ前にシステム領域の容 量を確認してからバックアップを行ってください。 ・バックアップしたファイルを復元できなくなった時のエラーメッセージ ABORT:11086, Not enough room on target partition Invalid path, not directory, or directory not empty ==== GHOST ERROR ==== press any key to continue … ●バックアップ時の容量不足エラーについて バックアップ実行直後にゴーストが、受け側の容量が不足していると判断した場合、以下のメッセージを表示 します。 “ There may not be enough space - Enable Sp
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 48 / 54 第8章 リカバリーCD-ROM 作成例 [はじめに] この章は、ユーザーバックアップシステム機能外の内容です。ユーザーバックアップシステム機能により出力 されたバックアップファイルに対してそれを、ブータブル CD-ROM 化する1例を示すものです。ここでの記 述以外の方法で作成を試みた場合は動作しないことがあります。 FIVA(MPC-701)のハードディスク全体を復元する CD-ROM を作成します。また途中の注釈により、 システム領域の復元 CD-ROM、バックアップ領域の復元 CD-ROM の作成も説明します。 市販ライターソフト(B’sRecorderGOLD)により、既存バックアップファイルをCDRメディアに焼込みま す。また実バックアップファイルの焼込み以外に、El Torito 規格に基づいて起動可能な CD-ROM として作 り込む必要があります。CDRの中に、FDの起動ディスクイメージを作成し、BIOS上からエミュレーシ ョンすることで起動することが可能になります。ディスクイ
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 49 / 54 4. 起動ディスクの作成 1.ブランクFDをデスクトップに挿入し、WindowsME 上で、起動ディスクを作成します。 ※コントロールパネル→アプリケーションの追加と削除→起動ディスク 2.ディスク中の以下のファイルを削除します。必要のないファイルを削除して容量を確保します。 EBD.CAB 3.入手したファイル(1)∼(4)を、起動ディスクにコピーします。(5)は除きます。 4.ディスク中の、AUTOEXEC.BAT , CONFIG.SYS を編集します。すべて以下の内容に置換えます。これ で起動ディスクの完成です。 ●AUTOEXEC.BAT @ECHO OFF rem [CD-ROM Drive] MSCDEX.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 50 / 54 ●CONFIG.SYS BUFFERS=20 FILES=60 LASTDRIVE=Z DEVICEHIGH=RAMFD.SYS DEVICEHIGH=ATAK365.SYS /port=190 /mem=CF00 DEVICEHIGH=KMEKATCD.SYS /D:CD001 DEVICEHIGH=RAMDRIVE.SYS /E 8192 512 128 5. バッチファイルの編集 起動ディスクの、AUTOEXEC.BAT 中の1フレーズを以下のように編集(コメント外し)します。24 rem -- HDD -GHOST -CLONE,MODE=LOAD,SRC=FIVA.GHO,DST=1,SZEL -NTCHKDSK -NTD -AUTO -SURE -BATCH 6.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 51 / 54 3.右側ウインドウに、バックアップファイルとゴーストファイルをドラッグ&ドロップします。 ・FIVA.GHO(2枚目の焼込み時は、”FIVA001.GHS”。同様に3枚目は、”FIVA002.GHS”。 ・・・)25 ・GHOST.EXE ここへドロップ (1) 4.上図の(1)をダブルクリックして、トラックのプロパティを表示し、”ISO 規格に準拠”、”ブータブルC D”の設定を有効にします。設定終えたらダイアログを閉じます。 25 システム領域のバックアップファイルの時は、FIVAS.GHO , FIVAS001.GHS , FIVAS002.GHS , ・・・。 バックアップ領域のバックアップファイルの時は、FIVAB.GHO , FIVAB001.GHS , FIVAB002.GHS , ・・・。 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 52 / 54 5. 「書込み」ボタンを押下で、 「書き込み設定」のダイアログを表示します。ここの設定は任意に行います。 OKボタン押下で、CDRへの書込みがスタートします。 ブートイメージと実バックアップファイルがCDRに書込まれます。書込み終了後、B’sRecorder を終了させ ます。当CDRが 1 枚作られました。 次の分割バックアップファイルがある時は、 「焼込み手順−1」へ移動し同様の操作を行ってください。 それ以外の時は、 「バッチファイルの編集(戻し) 」へ移動してください。 Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <本文> 版 :第1版 頁 : 53 / 54 7. バッチファイルの編集(戻し) 起動ディスクの、AUTOEXEC.BAT 中の1フレーズを最初の状態に戻します(コメントを付けます) 。26 rem -- HDD -rem GHOST -CLONE,MODE=LOAD,SRC=FIVA.GHO,DST=1,SZEL -NTCHKDSK -NTD -AUTO -SURE –BATCH ここまでの操作で、ブータブル CD-ROM の完成です。 8.
MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 <最終頁> 版 :第1版 頁 : 54 / 54 MPC-701 ユーザーバックアップシステム 機能解説書 最終ページ Ⓒ 2002 CASIO COMPUTER CO.,LTD..