User manual - MobileWriter解説書ver.1.00(2002年11月7日)
版 :第1版
MPC-701 MobileWriter 機能解説書
<本文>
頁 : 19 / 30
8.4 BS ボタン
「BS」ボタンには 4 つの機能があります。
① 一行エディタ内に 1 つまたはそれ以上の文字が入っていれば、「BS」ボタンをクリックするとカーソルの前の文字が 1 つ消去されます。
② 一行エディタ内に文字が入っていないときは、「BS」ボタンをクリックするとその時アクティブになっているウインドウのカーソルの前にあ
る文字が 1 つ消去されます。
③ 一行エディタ内の複数の文字が選択されているときに「BS」ボタンをクリックすると、選択された文字が全て消去されます。(DEL キーと
同じ働きです)
④ 一行エディタ内に文字が入っていない状態で、アクティブウィンドウ内の複数の文字が選択されているときに「BS」ボタンをクリックする
と、ウィンドウ内の選択された文字が全て消去されます。(DEL キーと同じ働きです)
8.5 リターンボタン
[リターン]ボタンには 2 つの機能があります。
① 一行エディタ内に 1 つまたはそれ以上の文字が入っていれば、「リターン」ボタンをクリックすると、その時アクティブになっているウィン
ドウに文字列が送られ、かつ改行されます。
② 一行エディタ内に文字が入っていないときは、「リターン」ボタンをクリックするとその時アクティブになっているウインドウが改行されま
す。
8.6 文字種切り替えボタン
このボタンをクリックすると次の 7 つに切り替わります。:「全種」、「英数」、「かな」、「カナ」、 「漢字」、「記号」、「ユーザー」
これらはボタンを 1 回クリックするごとに切り替わっていき、「ユーザー」の時にクリックすると最初の「全種」に戻ります。
(注)文字種が「かな」、「漢字」のときに文字幅を「半角」に切り替えると文字種が自動的に「かな」及び「記号」に切り替わります。
[全種] 手書きデータを全ての文字種から認識します。半角/全角モード時使用可能
[英数] 手書きデータを英数文字として認識します。半角/全角モード時使用可能
[かな] 手書きデータをひらかなとして認識します。全角モード時のみ使用可能
[カナ] 手書きデータをカタカナとして認識します。半角/全角モード時使用可能
[漢字] 手書きデータを漢字として認識します。全角モード時のみ使用可能
[記号] 手書きデータを記号として認識します。半角/全角モード時使用可能
[ユーザー] 手書きデータをユーザーが設定した文字種として認識します。半角/全角モード時使用可能。た
だし、半角モード時は、「かな」及び「漢字」の設定はそれぞれ、「カナ」及び「記号」として
解釈されます。
8.7 全角半角切り替えボタン
このボタンをクリックすると次の 2 つに交互に切り替わります。:「全角」、「半角」
「全角」になっているときは、全ての入力データ(スペース、手書きデータ、句点)は全角文字として認識され、「半角」になっているときは半角
文字として認識されます。
8.8 句点ダイアログボックスボタン
このボタンをクリックすると句点ダイアログが開きます。このダイアログにはボタンが 8 つあり、全角半角切り替えボタンの状態によって句点の
幅と種類が切り替わります。
「全角」になっているときに表示されるのは「。」、「・」、「、」、「;」、「:」、「“」、「‘」、「−」です。「半角」になっているときに表示されるのは「.」、
「]」、「,」、「;」、「:」、「“」、「‘」、「-」です。自分が入力したいボタンをクリックすると一行エディタにその句点が入力されます。
8.9 スペースボタン
このボタンをクリックすると一行エディタにスペースが入力されます。全角半角切り替えボタンが「全角」になっているときは全角スペースが、
「半角」になっているときは半角スペースがそれぞれ入力されます。
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