User manual - リカバリーマニュアルver.1.00(2001年10月18日)
Bモードリカバリーについて
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●分割バックアップファイル(スパン)
本体(FIVA)内で閉じたバックアップ作業は、2Gバイトごとに自動で分割された、単独または複数のファイルとして作成さ
れます。(2Gバイトスパン)
2Gバイトを超えなければ、1つのバックアップファイルが生成されます。
本体(FIVA)からサーバーへのバックアップ作業は、
600
Mバイトごとに自動で分割された、単独または複数のファイルとし
て作成されます。(
600
Mバイトスパン)
サーバー側には十分な容量のHDDを準備してください。
●NTFSフォーマット領域の復元
Windows2000
領域とユーザー領域は、NTFSフォーマットであり、この領域の復元処理を行った場合、
Windows2000
再起動時、
NTFSボリュームチェック操作が実行されます。これを通して、OSが起動してはじめて復元が完了します。
●本体(FIVA)内での閉じたバックアップにおける制約(重要)
Windows2000
領域またはユーザー領域を、リカバリー領域へバックアップする時、まずエリアの使用領域(%)を確認してくださ
い。それが約80%を超えている場合は、バックアップは行わないでください。約80%を超えた領域をバックアップすることは
できますが、後にこれを復元することができなくなる可能性があります。
これは、GHOST(リカバリーツール)がバックアップまたは復元において、転送先に十分な容量を要求してくることから起こ
ることです。
製品購入後のリカバリー作業(必須)
製品購入後、順序として、
Windows2000
のセットアップを実行し、それが完了したら、
Windows2000
領域のバックアップを行ってく
ださい。(第1章ハードディスクブート版の、
Windows2000
領域のバックアップ(①)を参照)
バックアップデータのブータブルリカバリーCDROM化について
バックアップデータを
CDROM
に保存し、
CDROM
からリカバリーする事が可能です。詳細については、「 第1章補足」の「ブータ
ブル
CDROM
の作成方法(
46
ページ)」を参照して下さい。