User manual - リカバリーマニュアルver.1.00(2001年10月18日)

リカバリ CD-ROM
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1.はじめに
本章では、CASSIOPEIA FIVA 225(以下 FIVA と明記)のリカバリ CD-ROM に関して記載しています。
2.リカバリ CD-ROM の機能概要
リカバリ CD-ROM には、以下の2つの機能(メニュー)があります。
(1) ハードディスクの初期化とリカバリプログラムのインストール
(2) 保守領域へのリカバリプログラムのインストール
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-1.「ハードディスクの初期化とリカバリプログラムのインストール」について
ハードディスクを出荷時と同じパーティション構成にし、全てのパーティションを FAT32 でフォーマット
します。ハードディスクのフォーマット後、保守領域にリカバリプログラムのインストールを行います。
(注意) ・既存のデータはすべて消去されます。
・基本領域とユーザー領域へのインストール処理は一切行われません。
本処理は、以下の場合に応用可能のです。
(1) バックアップが無い状態での Microsoft Windows 2000 のインストール。
(2) 出荷設定の NTFS フォーマットを FAT32 フォーマットに変更する。
※後に Windows2000 のインストールが必要です。
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-2.「保守領域へのリカバリプログラムのインストール」について
保守領域にリカバリプログラムのインストールを行います。
本処理は、ハードディスクのパーティション構成が出荷時と同じ(フォーマットタイプは考慮しない)場合
のみ実効されます。パーティション構成が出荷時と異なる場合は処理を中断します。
(注意) ・基本領域とユーザー領域へのインストール処理は一切行われません。
第3パーティション
5G
第1パーティション
5G
第2パーティション
10G
保守領域(FAT16)
基本領域(FAT32)
ユーザー領域(FAT32