FIVA リカバリーマニュアル (品番:MPC-225BS/225BL) お買い上げいただき、まことに有難うございました。 本書はMPC-225BS/225BLのリカバリー方法について、簡単に正しく理解できるように書 かれております。
− 目次 − 第1章 Bモードリカバリ編 1.はじめに 3 2.本体と外部サーバー間リカバリーのための前準備 3.単サーバーと単クライアント間のリカバリー 7 4.単サーバーと複数クライアント間のリカバリー 9 5.
第3章 Windows2000インストール編 1.はじめに 61 2.セットアップまでの手順 3.HDの準備 60 61 61 4.デバイス類の準備 5.起動 FD の作成 62 62 6.セットアップデータの準備 7.セットアップの実行 65 66 8.ドライバおよびアドオンソフトについて 8-1 ドライバのセットアップ 66 8-2 アドオンソフトのセットアップ 68 66
Bモードリカバリーについて 第1章 B モードリカバリー編 -1-
Bモードリカバリーについて 1.
Bモードリカバリーについて <注意!> 外部 PC へバックアップ及び復元させる為には、Symantec Ghost マルチキャストサーバーが必要になります。 この機能を利用する為には、別途ご購入していただく必要があります。 ※ Symentec Ghost マルチキャストサーバーとは、SYMANTEC 社の Symantec Ghost Ver.6.5 に含まれるユーティリティです。 <Symantec Ghost Ver.6.5 に関しての情報はこちら> http://www.symantec.co.jp/ MPC-225に搭載しているSymantec Ghost 6.
Bモードリカバリーについて ●分割バックアップファイル(スパン) 本体(FIVA)内で閉じたバックアップ作業は、2Gバイトごとに自動で分割された、単独または複数のファイルとして作成さ れます。(2Gバイトスパン) 2Gバイトを超えなければ、1つのバックアップファイルが生成されます。 本体(FIVA)からサーバーへのバックアップ作業は、 600Mバイトごとに自動で分割された、単独または複数のファイルとし て作成されます。(600Mバイトスパン) サーバー側には十分な容量のHDDを準備してください。 ●NTFSフォーマット領域の復元 Windows2000 領域とユーザー領域は、NTFSフォーマットであり、この領域の復元処理を行った場合、Windows2000 再起動時、 NTFSボリュームチェック操作が実行されます。これを通して、OSが起動してはじめて復元が完了します。 ●本体(FIVA)内での閉じたバックアップにおける制約(重要) Windows2000 領域またはユーザー領域を、リカバリー領域へバックアップする時、まずエリアの使用領域(%)を確認してくださ い。それが約80%を超えている場合は、バックア
Bモードリカバリーについて 2.
Bモードリカバリーについて 次に、クライアント側の、IPアドレスとサブネットマスクを設定します。ファイル(WATTCP.CFG)をテキスト編集します。値は 任意ですが、他サーバー、他クライアントと値が重複しないように注意してください。下の設定は例です。 ※WATTCP.CFG は隠しファイルとなっております。予め隠しファイルを表示させておく必要があります。 ※ファイル(WATTCP.CFG )のパス:E:¥GHOST¥WATTCP.
Bモードリカバリーについて 3.単サーバーと単クライアント間のリカバリー サーバー間とのリカバリーのやり取りは、同セッション名どうしで行われます。クライアント( FIVA)の各パーティションに割り当 てられているセッション名は次のとおりです。 ・SESS1 ――― Windows2000 領域のリカバリー ・SESS2 ――― ユーザー領域のリカバリー ・SESS3 ――― リカバリー領域のリカバリー ・SESS123 ――― ハードディスク全体のリカバリー サーバーとクライアントは、各々、異なる特定のIPアドレスを設定します。IP値は任意です。 PCサーバー (I P: ***.*.**.yy ) クライアント2 (I P : ***.*.**.
Bモードリカバリーについて 以下の例は、Windows2000 領域復元時の、マルチキャストサーバー設定です。 イメージファイルの欄は、サーバー側に保存されているファイルを指定します。 任意 SESS1 押下すると下の画面を表示し、 OKで、スタンバイになる -8-
Bモードリカバリーについて 4.単サーバーと複数クライアント間のリカバリー 単サーバーと複数クライアント間で、異なるリカバリーを同時に行うこともできます。各々のセッション名を設定することにより、異 なるリカバリーを識別できます。サーバーとクライアントは、各々、異なる特定のIPアドレスを設定します。IP値は任意です。 PCサーバー (I P: ***.*.**.yy ) 100BASE HUB 2" ESS "S = 名 ン ョ シ ッ セ " S1 SES =" 名 ン ショ セッ セッ ショ ン名 =" SESS 1" 3Co m クライアント2 (I P: ***.*.**.bb ) クライアント1 (I P : ***.*.**.aa ) セッ ショ ン名 =" SES S3 " クライアント3 (I P : ***.*.**.cc ) クライアント3 (I P: ***.*.**.
Bモードリカバリーについて 5.
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] - 11 -
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] 6.Bモードリカバリー[ハードディスクブート版] 本体のスイッチをBモード 側に倒した後電源投入すると、Bモードリカバリー [ハードディスクブート版 ]が起動しま す。Windows2000 領域( C ドライブ)のリカバリー(バックアップまたは復元)が可能です。拡張機能では、その他数 種類のリカバリーが可能です。 電源投入後は、リカバリーメニューがロックされているので、これを解除する必要があります。特定のキーワードを 入力することにより、ロックが解除され、リカバリーメニューに入ることができます。 =================== Bモードリカバリー[ハードディスクブート版] =================== 基本メニューに入るには、キーワードが必要です アルファベット4桁を入力してください ???? ここで、”9” を入力すると電源OFFとなります キーワードが一致するとメニューに入る ======================== Bモードリカバリー基本メニュー[ハードディスクブート版] ======================
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] 6-1.メニューの“1”を選択 『Windows2000 領域のバックアップ』 (①) ハードディスク内の別パーティション(リカバリー領域)に、Windows2000 領域の圧縮されたイメージファイルが保存 されます。 Windows2000領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− "SYSNEW"フォルダ ファイル名 −−− ASWIN.GHO [ノート] 既存のASWIN.GHOは、1世代前フォルダ "SYSOLD" に移動されます。 バックアップを開始してよろしいですか? (YまたはN) _ Windows2000 領域バックアップファイルを、少なくとも1つ作成することができます。リカバリー領域の容量がゆる せば、第2世代までの Windows2000 領域バックアップファイルを作成できます。バックアップが実行されるたびに、 既存の Windows2000 領域バックアップファイルは古い順に消去されていきます。 バックアップファイルが2Gバイトを超えると、自動的に次のスパンを作成します。2Gバイトごとにファイルが分 割されて作成されま
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] 空容量不足の表示は次の通りです。表示の意味は、空領域が足らないが、スパンを有効にして他エリアの容量も共有 することにより、バックアップを実行していいかどうかを聞いてきます。 Question: ? There may not be enough space -Enable Spanning ? Yes No 開始直後に、上図のメッセージが現れたら、”NO”を選択し、直ちにバックアップを中断してください。 バックアップを可能にするには、リカバリー領域に存在するバックアップデータを他の場所に移動する必要があります。 - 14 -
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] 6-2.メニューの“2”を選択 『Windows2000 領域の復元』 (②) ハードディスク内の別パーティション(リカバリー領域)に保存してある、Windows2000 領域バックアップファイル を、Windows2000 領域に復元します。領域はすべて上書きされます。 Windows2000領域を復元します ( 領域はすべて上書きされます ) 以下の復元用イメージファイルがみつかりました 1.最新イメージ ("SYSNEW" フォルダ内) 2.旧イメージ ("SYSOLD" フォルダ内) どのファイルを復元しますか? 番号を入力してください(Q;取り消し) リカバリー領域には、Windows2000 領域バックアップファイルが少なくとも1つ保存することができ、容量がゆるせ ば、第2世代までの Windows2000 領域バックアップファイルを保存できます。第2世代ファイルが存在する時の復元 は、どちらかを選択することができます。 - 15 -
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] 6-3.メニューの“4”を選択 『拡張メニュー』 Windows2000 領域のバックアップ/復元を含む、各種リカバリーが可能です。 マトリックスの見方は、横軸エリアから縦軸エリアへのバックアップまたは復元を行います。 アルファベッドの記入がされている部分のリカバリーが可能です。 “A”を選択 “B”を選択 “C”を選択 “D”を選択 “E”を選択 ――― ――― ――― ――― ――― Windows2000 領域を、リカバリー領域内へファイル保存。(①) Windows2000 領域を、外部サーバーへファイル保存。(⑤) ユーザー領域を、リカバリー領域内へファイル保存。(③) ユーザー領域を、外部サーバー内へファイル保存。(⑦) リカバリー領域に保存してある Windows2000 領域バックアップファイルを、 Windows2000 領域へ復元。(②) “F”を選択 ――― リカバリー領域に保存してあるユーザー領域バックアップファイルを、ユーザー領域へ復元。 (④) “G”を選択 ――― 外部サーバー内に保存してある Windows2000 領域
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“A”を選択 『Windows2000 領域を、リカバリー領域内へファイル保存』(①) Windows2000領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− "SYSNEW"フォルダ ファイル名 −−− ASWIN.GHO [ノート] 既存のASWIN.GHOは、1世代前フォルダ "SYSOLD" に移動されます。 バックアップを開始してよろしいですか? (YまたはN) _ Windows2000 領域バックアップファイルを、少なくとも1つ作成することができます。リカバリー領域の容量がゆるせば、第2世代 までの Windows2000 領域バックアップファイルを作成できます。バックアップが実行されるたびに、既存の Windows2000 領域バック アップファイルは古い順に消去されていきます。 バックアップファイルが2Gバイトを超えると、自動的に次のスパンを作成します。2Gバイトごとにファイルが分割されて作成さ れます。 注)リカバリー領域の空容量が、ある領域をバックアップするに足りる容量であると思われる場合でも、空容量不足エラーを
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] 空容量不足の表示は次の通りです。表示の意味は、空領域が足らないが、スパンを有効にして他エリアの容量も共有することにより、 バックアップを実行していいかどうかを聞いてきます。 Question: ? There may not be enough space -Enable Spanning ? Yes No 開始直後に、上図のメッセージが現れたら、”NO”を選択し、直ちにバックアップを中断してください。 バックアップを可能にするには、リカバリー領域に存在するバックアップデータを他の場所に移動する必要があります。 - 18 -
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“E”を選択 『リカバリー領域に保存してある Windows2000 領域バックアップファイルを、Windows2000 領域へ復元』 (②) Windows2000領域を復元します ( 領域はすべて上書きされます ) 以下の復元用イメージファイルがみつかりました 1.最新イメージ ("SYSNEW" フォルダ内) 2.旧イメージ ("SYSOLD" フォルダ内) どのファイルを復元しますか? 番号を入力してください(Q;取り消し) リカバリー領域には、Windows2000 領域バックアップファイルが少なくとも1つ保存することができ、容量がゆるせば、第2世代ま での Windows2000 領域バックアップファイルを保存できます。第2世代ファイルが存在する時の復元は、どちらかを選択することがで きます。 - 19 -
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“C”を選択 『ユーザー領域を、リカバリー領域内へファイル保存』(③) ユーザー領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− "USENEW"フォルダ ファイル名 −−− ASUSE.GHO [ノート] 既存のASUSE.GHOは、1世代前フォルダ "USEOLD" に移動されます。 バックアップを開始してよろしいですか? (YまたはN) _ リカバリー領域の容量がゆるせば、ユーザー領域バックアップファイルを、第1世代ないし第2世代まで作成することができます。 バックアップが実行されるたびに、既存のユーザー領域バックアップファイルは古い順に消去されていきます。 バックアップファイルが2Gバイトを超えると、自動的に次のスパンを作成します。つまり、2Gバイトごとにファイルが分割されて 作成されます。 注意 1) リカバリー領域の空容量が、ある領域をバックアップするに足りる容量であると思われる場合でも、空容量不足エラーを起こすことが あります。(第 1 章ハードディスクブート版 Windows2000 領域のバックアップ(12 ページ)
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“F”を選択 『リカバリー領域に保存してあるユーザー領域バックアップファイルを、ユーザー領域へ復元』(④) ユーザー領域を復元します (領域はすべて上書きされます ) 以下の復元用イメージファイルがみつかりました 1.最新イメージ ("USENEW" フォルダ内) 2.旧イメージ ("USEOLD" フォルダ内) どのファイルを復元しますか? 番号を入力してください(Q;取り消し) リカバリー領域に、ユーザー領域バックアップファイルが存在する時は、それを復元することができます。第2世代までのユーザー 領域バックアップファイルが存在する時は、そのどちらかを選択して復元することができます。 - 21 -
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“B”を選択 『Windows2000 領域を、外部サーバーへファイル保存』(⑤) ※準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備(4 ページ)参照) <クライアント( FIVA <クライアント(PX 74)側> 0)側> Windows2000領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− 外部サーバー セッション名 −−− SESS1 ファイル名 −−− *.
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“G”を選択 『外部サーバー内に保存してある Windows2000 領域バックアップファイルを、Windows2000 領域へ復 元』(⑥) ※ 準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備(4 ページ)参照) クライアント 側 << (FIVA) クライアント(P X740 )>側> Windows2000領域を復元します 復元元 ーーー セッション名 −−− 外部サーバー SESS1 [確認] Windows2000領域はすべて上書きされます マルチキャストサーバーをスタンバイにしてください 復元を開始してよろしいですか? (YまたはN) サーバー側にて、マルチキャストサーバーをスタンバイにする <サーバー(外部PC)側> SESS1 クライアント側にて、”Y”を選択 <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> クライアント側リカバリー実行中画面 - 23 -
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“D”を選択 『ユーザー領域を、外部サーバー内へファイル保存』(⑦) ※準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備(4 ページ)参照) <クライアント 側> < クライアント(PX(FIVA) 740)側 > ユーザー領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− 外部サーバー セッション名 −−− SESS2 ファイル名 −−− *.
Bモードリカバリー [ハードディスクブート版] ●マトリックスの“H”を選択 『外部サーバー内に保存してあるユーザー領域バックアップファイルを、ユーザー領域へ復元』(⑧) ※ 準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備(4 ページ)参照) <クライアント 側> <クライアント((FIVA) PX740 )側> ユーザー領域を復元します 復元元 ーーー セッション名 −−− 外部サーバー SESS2 [確認] ユーザー領域はすべて上書きされます マルチキャストサーバーをスタンバイにしてください 復元を開始してよろしいですか? (YまたはN) サーバー側にて、マルチキャストサーバーをスタンバイにする <サーバー(外部PC)側> SESS2 クライアント側にて、”Y”を選択 <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> クライアント側リカバリー実行中画面 - 25 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] Bモードリカバリー [PCカードブート版] - 26 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] 7.Bモードリカバリー[PCカードブート版 ] 専用のPCカードを本体に挿入し電源投入すると、Bモードリカバリー [PCカードブート版 ] が起動します。ハードディス ク丸ごとリカバリー(バックアップまたは復元)が可能です。拡張機能では、その他数種類のリカバリーが可能です。 また、専用PCカードの作成方法については、別頁にて説明してあります。(“PCカードブート版リカバリーのPCカー ド作成”参照) PCカードブートさせるには予め、本体のBIOS設定 にて、PCカードブートを有効 にしておく必要があります。また、 Bモードスイッチは無関係です。 電源投入後は、リカバリーメニューがロックされているので、これを解除する必要があります。特定のアルファベットを入 力することにより、ロックが解除され、リカバリーメニューに入ることができます。 =================== Bモードリカバリー[PCカードブート版] =================== 基本メニューに入るには、キーワードが必要です アルファベット4桁を入力してください ???? ここで、”9”
Bモードリカバリー [PCカードブート版] 7-1.メニューの“1”を選択 ※ 『ハードディスク全体のバックアップ(サーバーへ)』(⑨) 本体ハードディスクの内容を、パーティションを含め丸ごと、外部サーバーへ、圧縮イメージファイルとして保存します。 準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”(4 ペー ジ)参照) <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> ハードディスク全体を、イメージバックアップします 保存先 −−− 外部サーバー セッション名 −−− SESS123 ファイル名 −−− *.
Bモードリカバリー [PCカードブート版] 7-2.メニューの“2”を選択 『ハードディスク全体の復元(サーバーから)』 (⑩) 外部サーバー内に保存されているハードディスクバックアップファイルを、本体ハードディスクへ復元します。 ※準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”( 4 ページ) 参照) <クライアント 側> (FIVA) <クライアント(PX 740) 側> ハードディスク全体を復元します 復元元 ーーー セッション名 −−− 外部サーバー SESS123 [確認] ハードディスク全体はすべて上書きされます マルチキャストサーバーをスタンバイにしてください 復元を開始してよろしいですか? (YまたはN) サーバー側にて、マルチキャストサーバーをスタンバイにする <サーバー(外部PC)側> SESS123 クライアント側にて、”Y”を選択 <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> クライアント側リカバリー実行中画面 - 29 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] 7-3.メニューの“4”を選択 『拡張メニュー』 本体ハードディスク全体のバックアップ/復元を含む、各種リカバリーが可能です。 マトリックスの見方は、横軸エリアから縦軸エリアへのバックアップまたは復元を行います。 アルファベッドの記入がされている部分のリカバリーが可能です。 “A”を選択 “B”を選択 “C”を選択 “D”を選択 “ E”を選択 ――― Windows2000 領域を、リカバリー領域内へファイル保存。(⑪) ――― Windows2000 領域を、外部サーバーへファイル保存。(⑰) ――― ユーザー領域を、リカバリー領域内へファイル保存。(⑬) ――― ユーザー領域を、外部サーバー内へファイル保存。(⑲) ― ― ― リ カ バ リ ー 領 域 に 保 存 し て あ る Windows2000 領 域 バ ッ ク ア ッ プ フ ァ イ ル を 、 Windows2000 領 域へ復元。(⑫) “F”を選択 ――― リカバリー領域に保存してあるユーザー領域バックアップファイルを、ユーザー領域へ復元。(⑭) “ G ” を 選 択 ― ― ―
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“A”を選択 『Windows2000 領域を、リカバリー領域内へファイル保存』(⑪) Windows2000領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− "SYSNEW"フォルダ ファイル名 −−− ASWIN.GHO [ノート] 既存のASWIN.GHOは、1世代前フォルダ "SYSOLD" に移動されます。 バックアップを開始してよろしいですか? (YまたはN) _ Windows2000 領域バックアップファイルを、少なくとも1つ作成することができます。リカバリー領域の容量がゆるせば、 第 2 世 代 ま で の Windows2000 領 域 バ ッ ク ア ッ プ フ ァ イ ル を 作 成 で き ま す 。 バ ッ ク ア ッ プ が 実 行 さ れ る た び に 、 既 存 の Windows2000 領域バックアップファイルは古い順に消去されていきます。 バックアップファイルが2Gバイトを超えると、自動的に次のスパンを作成します。2Gバイトごとにファイルが分割され て作成されます。 注)リカバリー領域の空容量が、
Bモードリカバリー [PCカードブート版] 空容量不足の表示は次の通りです。表示の意味は、空領域が足らないが、スパンを有効にして他エリアの容量も共有するこ とにより、バックアップを実行していいかどうかを聞いてきます。 Question: ? There may not be enough space -Enable Spanning ? Yes No 開始直後に、上図のメッセージが現れたら、”NO”を選択し、直ちにバックアップを中断してください。 バックアップを可能にするには、リカバリー領域に存在するバックアップデータを他の場所に移動する必要があります。 - 32 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“E”を選択 『リカバリー領域に保存してある Windows2000 領域バックアップファイルを、Windows2000 領域へ 復元』(⑫) Windows2000領域を復元します ( 領域はすべて上書きされます ) 以下の復元用イメージファイルがみつかりました 1.最新イメージ ("SYSNEW" フォルダ内) 2.旧イメージ ("SYSOLD" フォルダ内) どのファイルを復元しますか? 番号を入力してください(Q;取り消し) リカバリー領域には、 Windows2000 領域バックアップファイルが少なくとも1つ保存することができ、容量がゆるせば、第 2世代までの Windows2000 領域バックアップファイルを保存できます。第2世代ファイルが存在する時の復元は、どちらか を選択することができます。 - 33 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“C”を選択 『ユーザー領域を、リカバリー領域内へファイル保存』(⑬) ユーザー領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− "USENEW"フォルダ ファイル名 −−− ASUSE.GHO [ノート] 既存のASUSE.GHOは、1世代前フォルダ "USEOLD" に移動されます。 バックアップを開始してよろしいですか? (YまたはN) _ リカバリー領域の容量がゆるせば、ユーザー領域バックアップファイルを、第1世代ないし第2世代まで作成することがで きます。バックアップが実行されるたびに、既存のユーザー領域バックアップファイルは古い順に消去されていきます。 バックアップファイルが2Gバイトを超えると、自動的に次のスパンを作成します。つまり、2Gバイトごとにファイルが 分割されて作成されます。 リカバリー領域の空容量が、ある領域をバックアップするに足りる容量であると思われる場合でも、空容量不足エラーを起 こすことがあります。(第 1 章ハードディスクブート編 Windows2000 領域のバックアップ(12 ページ)参照) 注意)
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“F”を選択 『リカバリー領域に保存してあるユーザー領域バックアップファイルを、ユーザー領域へ復元』(⑭) ユーザー領域を復元します (領域はすべて上書きされます ) 以下の復元用イメージファイルがみつかりました 1.最新イメージ ("USENEW" フォルダ内) 2.旧イメージ ("USEOLD" フォルダ内) どのファイルを復元しますか? 番号を入力してください(Q;取り消し) リカバリー領域に、ユーザー領域バックアップファイルが存在する時は、それを復元することができます。第2世代までの ユーザー領域バックアップファイルが存在する時は、そのどちらかを選択して復元することができます。 - 35 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“B”を選択 『Windows2000 領域を、外部サーバーへファイル保存』(⑰) ※準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”( 4 ページ) 参照) <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> Windows2000領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− 外部サーバー セッション名 −−− SESS1 ファイル名 −−− *.
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“G”を選択 『外部サーバー内に保存してある Windows2000 領域バックアップファイルを、Windows2000 領域へ 復元』(⑱) ※ 準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”(4 ペー ジ)参照) <クライアント 側> (FIVA) <クライアント( PX74 0)側> Windows2000領域を復元します 復元元 ーーー セッション名 −−− 外部サーバー SESS1 [確認] Windows2000領域はすべて上書きされます マルチキャストサーバーをスタンバイにしてください 復元を開始してよろしいですか? (YまたはN) サーバー側にて、マルチキャストサーバーをスタンバイにする <サーバー(外部PC)側> SESS1 クライアント側にて、”Y”を選択 <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> クライアント側リカバリー実行中画面 - 37 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“D”を選択 『ユーザー領域を、外部サーバー内へファイル保存』(⑲) ※準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”( 4 ページ) 参照) <クライアント 側> <クライアント(FIVA) (PX74 0)側> ユーザー領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− 外部サーバー セッション名 −−− SESS2 ファイル名 −−− *.
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“H”を選択 『外部サーバー内に保存してあるユーザー領域バックアップファイルを、ユーザー領域へ復元』(⑳) ※ 準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”(4 ペー ジ)参照) <クライアント (FIVA) <クライアント (PX7側> 40)側> ユーザー領域を復元します 復元元 ーーー セッション名 −−− 外部サーバー SESS2 [確認] ユーザー領域はすべて上書きされます マルチキャストサーバーをスタンバイにしてください 復元を開始してよろしいですか? (YまたはN) サーバー側にて、マルチキャストサーバーをスタンバイにする <サーバー(外部PC)側> SESS2 クライアント側にて、”Y”を選択 <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> クライアント側リカバリー実行中画面 - 39 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版] ●マトリックスの“ I”を選択 『リカバリー領域を、外部サーバー内へファイル保存』(⑮) ※準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”( 4 ページ) 参照) <クライアント 側> (FIVA) <クライアント (PX7 40)側> リカバリー領域を、イメージバックアップします 保存先 −−− 外部サーバー セッション名 −−− SESS3 ファイル名 −−− *.
Bモードリカバリー [PCカードブート版 ●マトリックスの“J”を選択 『外部サーバー内に保存してあるリカバリー領域バックアップファイルを、リカバリー領域へ復元』(⑯) ※ 準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”( 4 ページ)参照) <クライアント (FIVA) <クライアント(PX 740)側> 側> リカバリー領域を復元します 復元元 ーーー セッション名 −−− 外部サーバー SESS3 [確認] リカバリー領域はすべて上書きされます マルチキャストサーバーをスタンバイにしてください 復元を開始してよろしいですか? (YまたはN) サーバー側にて、マルチキャストサーバーをスタンバイにする <サーバー(外部PC)側> SESS3 クライアント側にて、”Y”を選択 <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> クライアント側リカバリー実行中画面 - 41 -
Bモードリカバリー [PCカードブート版 ●マトリックスの“K”を選択 『ハードディスク丸ごと、外部サーバー内へファイル保存』(⑨) ※準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”(4 ページ)参照) <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> ハードディスク全体を、イメージバックアップします 保存先 −−− 外部サーバー セッション名 −−− SESS123 ファイル名 −−− *.
Bモードリカバリー [PCカードブート版 ●マトリックスの“L”を選択 『外部サーバー内に保存してあるハードディスクバックアップファイルを、ハードディスク全体へ復元』(⑩) ※ 準備;マルチキャストサーバーの環境が必要です。(“第 1 章外部サーバーとリカバリーを行うための前準備”( 4 ページ)参照) <クライアント 側> (FIVA) <クライアント(PX 740) 側> ハードディスク全体を復元します 復元元 ーーー セッション名 −−− 外部サーバー SESS123 [確認] ハードディスク全体はすべて上書きされます マルチキャストサーバーをスタンバイにしてください 復元を開始してよろしいですか? (YまたはN) サーバー側にて、マルチキャストサーバーをスタンバイにする <サーバー(外部PC)側> SESS123 <クライアント(FIVA)側> <クライアント(PX740)側> クライアント側にて、”Y”を選択 クライアント側リカバリー実行中画面 - 43 -
補 補 足 - 44 - 足
補 足 8. 補足 8-1.PCカードブート版リカバリーのPCカード作成 専用PCカードを作成するには、以下の環境を準備します。手順としては、PCカードに、MS−DOSのシステムを転送すること により、PCカードブート可能にし、リカバリー作業に必要なファイルを、PCカードにコピーします。 注意;USBまたはIEEE1394インターフェースのPCカードドライブは、システム転送ができないことがあります。 ISAまたはPCIインターフェースのものをお使いください。 PCカード (SRAMまたはフラッシュのメモリーカード) (4Mバイト以上) デスクトップPC (Windows98SE) PCカードドライブ (ISAバスまたはPCI バスインターフェース) ※OS は Windows98 または Windows98SE を推奨いたします。 PC カードをフルフォーマットします。 PC カードを入れたドライブを右クリックし、フォーマットを選択します。 次に、Windows98SE 中の、MS-DOS システ ムの転送を行います。これにより、PCカー ドがブート可能になります。 - 45 -
補 足 次に、ブート可能になったPCカードを本体に挿入し、ソフトスイッチをAモード側 にして電源投入します。BIOS画面へ行き、 PCMCIA BOOT を Enabled の設定にします。 ※BIOS 画面は、電源投入後 CASIO ロゴが表示中に“F2”キーを押すと BIOS 画面になります。 FIVA P X740 挿入 MS−DOS画面にて、PCカードドライブレターから、以下のコマンドを実行します。必要なファイルがPCカードに転送されま す。 ちなみに、“D:”は、PCカードブートした時の、リカバリー領域のドライブレターです。 注意) 付属のリカバリーCDROM で本体ハードディスクをリカバリーした直後は、ドライブレターの指定に注意が必要です。以下のバッジ実 行時には、PCカードから観た、リカバリー領域のドライブレターを指定するようにしてください。 C:¥>D:¥MKCARD.
補 足 8-2.ブータブルのリカバリーCDROM 作成方法 バックアップした Windows2000 領域イメージ、または、リカバリー領域イメージ、またはハードディスク全体イメージを、ファイ ルとして保存するだけでなく、それをブータブルリカバリーCDROM として作成することも可能です。作成された CDROM は、元の 領域またはハードディスクを復元することができます。 その手法は、 ・本体(FIVA)ハードディスクのリカバリー領域に保存されている、 Windows2000 領域バックアップファイルを、 ブータブルリカバリー CDROM 化する方法。 * バックアップファイルが、[CDR/RWメディア容量− (マイナス ) 10Mバイト ]を超えるものは、CDROM 化できません。 リカバリー領域 ブータブルリカバリーCDROM化 Recovery Program Windows2000領域の バックアップファイル ( 1枚のみ) Windows2000PreInstall ユーザー領域 W indows2000領域 本体(FIVA) 2Partition (NTFS) [ユーザー領域]
補 足 ●本体リカバリー領域内のバックアップファイルをリカバリーCDROM 化 本体のリカバリー領域に保存した、Windows2000 領域バックアップファイルを、1枚のブータブルリカバリーCDROMとして作成す ることができます。ただし、[CDR/RWメディア容量−(マイナス) 10Mバイト] を超えるものは、 CDROM 化できません。(600M-10M) バイトを超えると思われるパーテッィションまたはドライブを、イメージCDROM化したい場合は、マルチキャストサーバー(600M自動分割スパ ン)を使用してください。本体(FIVA)でこれを作成するには、CDR/RWメディアに焼き込むCDR/RWドライブ(外付け)が 必要です。 準備するもの) ・CDR/CDRWライターソフト(WinCDR等。ただし、ISO9660フォーマット可能なもの) ・CDR/RWドライブ(PCMCIAインターフェース。焼き込み用。) ・CDR/RWメディア(640Mバイト以上) ・FDドライブ(USBインターフェース) ・WindowsMeまたは Windows98で作成した起動FD ・CDROM ドライブ(ブータブルリカバ
補 ・GHOST.
補 足 ●サーバー内のバックアップファイルをリカバリーCDROM 化 サーバーに保存した以下のバックアップファイルのいずれかを、1枚ないし数枚のブータブルリカバリーCDROM として作成すること ができます。焼き込めるファイルは、600M バイトまたはそれ以下に分割されたスパンイメージファイルです。 ・Windows2000 領域バックアップファイル( *.GHO ) ・リカバリー領域バックアップファイル( *.GHO ) ・ハードディスク全体バックアップファイル( *.GHO ) PCサーバー [ライターソフトインストール(ISO9900フォーマット可能なもの)] CDR/RWディスク [640Mバイト以上。ブランク] ・ *.GHO (Windows2000領域バックアップファイル) ・GHOST.
補 足 ・ 焼き込み実行。 2枚目以降がある場合は、各 600M のデータを、1枚ずつ焼き込みます * 具体的な操作方法は、使用されるライターソフトの操作仕様に委ねます。 ●作成されたブータブルリカバリー CDROM によるリカバリー作業 出来上がったブータブルリカバリーCDROM によりブートし、元の領域またはハードディスク全体を復元できます。 ただし、領域の復元は、ハードディスクの区画設定が、出荷時の設定と同じになっていることが前提です。例えば、新規のハードデ ィスクやフォーマットしたハードディスクに、領域のブータブルリカバリーはできません。これを領域リカバリーできる状態にするに は、製品に添付されているリカバリーディスクによりハードディスク全体をリカバリーすれば、区画も設定されるので、領域のリカバ リーは可能です。 ハードディスク全体のバックアップファイルをブータブルリカバリーCDROM 化したものにおいては、区画設定がなされてなくても、 リカバリーは可能です。 <操作方法> 1.出来上がった CD-ROM を CD-ROM ドライブにいれ、FIVA の電源を ON します。この時 BIOS 設定
リカバリ CD-ROM 編 第2章 リカバリCD-ROM 編 - 52 -
リカバリ CD-ROM 編 1. はじめに 本章では、CASSIOPEIA FIVA 225(以下 FIVA と明記)のリカバリ CD-ROM に関して記載しています。 2. リカバリ CD-ROM の機能概要 リカバリ CD-ROM には、以下の2つの機能(メニュー)があります。 (1) ハードディスクの初期化とリカバリプログラムのインストール (2) 保守領域へのリカバリプログラムのインストール 2 -1.
リカバリ CD-ROM 編 3.デバイス類の準備 リカバリを実行するに当り、以下のものが必要となります。 ・ FIVA 本体 ・CD-ROM ドライブ(MPC-142CDD)もしくは DVD ドライブ(MPC-245DVD) 以下、 「CD-ROM ドライブ」と記してある部分は、 「CD-ROM ドライブもしくは DVD ドライブ」となります。また、DVD ドライブを 使用する場合は、16bit モードで使用して下さい。 ・FIVA Recovery CD-ROM(本体同梱) - 54 -
リカバリ CD-ROM 編 4. リカバリ CD-ROM の操作説明 以下に、リカバリの操作手順と2つの機能について記述します。 4 -1 デバイス類のセット (1) CD-ROM ドライブにリカバリ CD-ROM をセットし、FIVA に CD-ROM ドライブを装着してください。 4 -2 BIOS の設定 リカバリ CD-ROM はブータブルな CD-ROM で、CD-ROM からブートさせる事で自動的にリカバリプログラムが 起動する仕組みになっています。CD-ROM から起動させる為に、BIOS の設定を変更する必要があります。 (1) FIVA の電源を入れます。 (2) 「CASIO」ロゴが表示されて 2∼3 秒後に[F2]キーを押下し、BIOS 設定画面に移行します。 (3) BIOS 設定をデフォルトにします。 この処理は、必ずしも必要では在りませんが、念のために実施する事をお奨めします。 [EXIT]-[Load Setup Default]を選択し、[Enter]キーを押下します。 (3) PCMCIA-Card ブートを「可」にします。 - 55 -
リカバリ CD-ROM 編 [Boot]-[PCMCIA BOOT]を'Disable'から'Enable'に変更します。 (4) 設定を保存して終了します。 [Exit]-[Exit Saving Changes]を選択し、[Enter]キーを押下します。 (5) 再起動させます。 (4)を実行すると確認メッセージが表示されますので、[Y]を選択します。 FIVA が再起動し、CD-ROM からブートします。 4 -3 ハードディスクの初期化とリカバリプログラムのインストール (1) リカバリプログラムが起動すると以下の画面が表示されます。 (1)を選択します。 (上記画面を「メインメニュー」と呼びます。 ) - 56 -
リカバリ CD-ROM 編 (2) ハードディスクの初期化とリカバリプログラムのインストールの実行確認の画面が表示されます。 実行する場合は大文字のY、処理を中止する場合は大文字のNをキー入力します。 処理を中止した場合は「メインメニュー」に戻るか否かの選択画面になります。 (3) 処理実行を選択すると、ハードディスクの初期化とリカバリプログラムのインストールを実行中である 事を示す以下の画面が表示されます。 (4) 処理が完了すると以下の画面が表示されます。 「メインメニュー」に戻る場合は1、リカバリ処理を終了し電源 OFF する場合は0をキー入力します。 以上で、ハードディスクが初期化され、リカバリプログラムが保守領域にインストールされました。 FIVA 本体に接続されているデバイス類を全て取り外し、OS スイッチをBモードにして電源を入れて、正常に リカバリプログラムが起動する事を確認してください。 - 57 -
リカバリ CD-ROM 編 4 -4 保守領域へのリカバリプログラムのインストール (1) リカバリプログラムが起動すると以下の画面が表示されます。 (2)を選択します。 (2) 保守領域プログラムのインストールの実行確認の画面が表示されます。 実行する場合は大文字のY、処理を中止する場合は大文字のNをキー入力します。 処理を中止した場合は「メインメニュー」に戻るか否かの選択画面になります。 - 58 -
リカバリ CD-ROM 編 (3) 処理実行を選択すると、リカバリプログラムのインストールを実行中である事を示す以下の画面が表示さ れます。 <エラー画面> 前述の様に、ハードディスクのパーティショ ン構成が出荷時と異なる(フォーマットタイ プは考慮しない)場合はエラーとなり、処理 を中断し右記の様なエラー画面を表示します。 この場合は、 「ハードディスクの初期化とリカバリプログラムのインストール」を実行してください。 (4) 処理が完了すると以下の画面が表示されます。 「メインメニュー」に戻る場合は1、リカバリ処理を終了し電源 OFF する場合は0をキー入力します。 以上で、リカバリプログラムが保守領域にインストールされました。 FIVA 本体に接続されているデバイス類を全て取り外し、OS スイッチをBモードにして電源を入れて、正常に リカバリプログラムが起動する事を確認してください。 5. Windows2000 をインストールする リカバリ CD-ROM では、保守領域にリカバリプログラムをインストールしますが、基本領域・ユーザー領域に 関しては一切のリカバリ処理を行いません。 よって、基本領
Windows2000 インストール編 第3章 Windows2000 インストール編 - 60 -
Windows2000 インストール編 1.はじめに 本章では、新規のハードディスク(以下 HD と明記)に Microsoft Windows 2000(以下 Win2K と明記)を セットアップする手順について記載しています。 本章で記載されている内容は、(1) バックアップが無い状態での Win2K のインストールや、(2) 出荷設定の NTFS フォーマットを FAT32 フォーマットに変更する(Win2K のインストールが必要です。 )場合に実施します。 本章では、以下を前提とした記載をしています。 (1) スタンドアローンの CASSIOPEIA FIVA 225(以下 FIVA と明記)に対してセットアップを行う。 (2) Win2K はCドライブ(基本領域)にセットアップを行う。 (3) HD のパーティション構成が以下の状態である。 ( 「HD の準備」を参照。 ) ・パーティション数および各パーティションサイズは出荷時 HD と同じ。 ・基本領域とユーザー領域のフォーマットは NTFS ではなく FAT32 である。 第3パーティション 5G 保守領域(FAT16) 第1パーテ
Windows2000 インストール編 4.デバイス類の準備 Win2K をセットアップするに当り、以下のものが必要となります。 ・FIVA 本体 ・CD-ROM ドライブ(MPC-142CDD)もしくは DVD ドライブ(MPC-245DVD) 以下、 「CD-ROM ドライブ」と記してある部分は、 「CD-ROM ドライブもしくは DVD ドライブ」となります。 また、DVD ドライブを使用する場合は、16bit モードで使用して下さい。 ・USB FD ドライブ ・Win2K CD-ROM ・FIVA Recovery CD-ROM ・FD(2HD 1.44MB)1枚 5.起動 FD の作成 Win2K をセットアップする為の DOS ベースの起動 FD を作ります。起動 FD は、Windows98SE がインストールされている コンピュータを利用して作成します。 1. 上記 W i n d o w s が起動しているコンピュータの F D ドライブに F D をセットします。 2.
Windows2000 インストール編 レクトリに存在します。 HIMEM.SYS ・・・ ¥windows¥ BILING.SYS ・・・ ¥windows¥ RAMFD.SYS ・・・ ¥DOSDRV¥ ATAK365.SYS ・・・ ¥DOSDRV¥ KMEKATCD.SYS ・・・ ¥DOSDRV¥ DUOATAPE.SYS ・・・ ¥DOSDRV¥ DUOATACD.SYS ・・・ ¥DOSDRV¥ JFONT.SYS ・・・ ¥windows¥ JDISP.SYS ・・・ ¥windows¥ JKEYB.SYS ・・・ ¥windows¥ ANSI.SYS ・・・ ¥windows¥command¥ 5. a u t o e x e c .
Windows2000 インストール編 以上で起動 FD の作成は終わりです。以下に、起動 FD のセットされたファイル一覧を示します。 COMMAND.COM ANK19.FNT ANSI.SYS ATAK365.SYS autoexec.bat BILING.SYS ANK16.FNT CONFIG.SYS DRVSPACE.BIN DUOATACD.SYS DUOATAPE.SYS HIMEM.SYS IO.SYS JDISP.SYS JFONT.SYS JKEYB.SYS JKEYBRD.SYS KANJI16.FNT KMEKATCD.SYS mscdex.exe MSDOS.SYS RAMFD.SYS SMARTDRV.EXE XCOPY.EXE XCOPY32.
Windows2000 インストール編 6.セットアップデータの準備 FIVA に Win2K をセットアップするためのデータを構築します。 1. F I V A に C D - R O M ドライブと F D ドライブを装着します。 2. F D ドライブに前章で作成した起動 F D をセットします。 3. O S スイッチをAモードにします。(O S スイッチは本体右横−電源コネクタ近くにあります。) 4.
Windows2000 インストール編 7.セットアップの実行 Win2K のセットアップを行います。 セットアップを行うには、D:¥i386¥WINNT.
Windows2000 インストール編 ( 4 ) I D E ドライバ IDE ドライバは CDrivers¥IDE ディレクトリにあります。 ドライバをセットアップするには Setup.exe を実行します。 セットアップ完了後の操作は一切ありません。 (注意) IDE ドライバのセットアップは、[コントロールパネル]-[ システム]-[デバイスマネージャ ] を開き、[IDE ATA/ATAPI コントローラ]に“!”マークが表示されている場合のみ実行する様にしてください。 ( 5 ) オーディオドライバとモデムドライバ オーディオドライバは、¥CDrivers(AliOEM7.
Windows2000 インストール編 8-2 アドオンソフトのセットアップ (1) MobileCockpitⅡ MobileCockpitⅡは AdonSoft¥MC2¥Disk1 ディレクトリにあります。 MobileCockpitⅡをセットアップするには Setup.exe を実行します。 (2) Acrobat Reader5.0 Acrobat Reader5.0 は AdonSoft¥Acroread ディレクトリにあります。 Acrobat Reader5.0 をセットアップするには ar500jpn.exe を実行します。 ( 3 ) F I V A 専用壁紙 FIVA 専用壁紙は AdonSoft¥Wallpp ディレクトリにあります。 FIVA 専用壁紙をセットアップするには Setup.exe を実行します。 ( 4 ) H D 識別ファイル HD識別ファイルはAdonSoft¥CASIOVERディレクトリにあります。 HD識別ファイルをセットアップするにはSetup.exeを実行します。 (制約) Setup.
FIVA リカバリーマニュアル (品番MPC-225BS/225BL) 初版 2001年10月 カシオ計算機株式会社 本社 東京都渋谷区本町1-6-2
カシオ計算機株式会社 東京都渋谷区本町1-6-2 TEL:03-5334-4638 FAX:03-5334-4408