必要なときに 3章 本体への周辺機器の接続方法と便利な機能 について、説明します。 本体へ周辺機器を接続する PC カードを使う CF カードを使う メモリを増設する モバイルコックピットⅢを使う
本体へ周辺機器を接続する 外付けフロッピーディスクドライブなど、本機に接続して使用する機器等を「周辺機器」と いいます。ここでは、本機への周辺機器の接続や PC カード、増設メモリのセット方法につ いて説明します。 CD-ROM装置や外付けフロッピーディスク装置の接続方法および本書で説明していない周 辺機器については、各周辺機器に添付されている取扱説明書を参考にしてください。 注意 ! 周辺機器の接続は、 電源を切り電源コードのプラグを抜いてから作業を行ってください。 電源を入れたまま接続し使用可能になるプラグ&プレイ対応の周辺機器もありますが、 より確実です。 ●ヘッドホンやマイクロホンを接続する 市販のヘッドホンやマイクロホンを接続して、 本機に内蔵のサウンド機能を利用する ことができます。 ヘッドホンを接続する 本機前面のヘッドホン出力端子( )に、ヘッドホンのプラグを差し込みます。 ヘッドホンの音量設定は、→ 106 ページ ⑦音量設定 を参照してください。 ヘッドホンのプラグは、直径3.
マイクロホンを接続する 本機前面のマイク入力端子( )にマイクロホンのプラグを差し込みます。 マイクロホンのプラグは、直径3.5mmのモノラルミニジャックタイプをご使用く ださい。 取り外すときは、マイクロホン入力端子からマイクロホンのプラグを持って引き 抜きます。 ● LAN への接続 LAN ポートを利用すると、標準的な Ethernet ネットワーク(10Base-T/100Base-TX) に接続することができます。Ethernetネットワークに接続するときは、Ethernetケー ブルが別途必要です。接続後はTCP/IPを利用してネットワークとの接続を行うため に、ソフトウェアの設定が必要です。 手順 1.
●モデムポートへの接続 56kbpsのFAXモデムが内蔵されていますので、高速なデータ通信やFAX送受信を行 えます(実際の通信速度は、使用する回線状態等により変化します) 。これにはモデ ムポートにモジュラケーブルを接続して利用します。 内蔵モデムは、一般電話回線(アナログ回線)に接続して使用してください。デジタ ル回線(ISDN 回線など)には直接接続できません。また、家庭用のホームテレホン や企業でのビジネスホン用の電話回線にも接続できません。ISDN回線に接続する場 合は、別途にターミナルアダプタ(TA)やダイヤルアップルータ等が必要になりま す。 接続後は、使用する電話や FAX などの通信の接続を行うために、ソフトウェアの設 定が必要です。 モジュラケーブル フタを開け ケーブルを差し込みます。 手順 1. 本機の電源が切れていることを確認します。 モジュラケーブルの取り付け/取り外しは電源を切った状態で行ってください。 2.
● USB コネクタ( )への接続 USB(Universal Serial Bus)は、キーボードやマウス、プリンタ、スキャナなどの USB 対応周辺機器とパソコンを接続するための標準インターフェース規格です。 本体に1ポート用意された USB は、機器の接続または取り外しを行う場合でも本機 の電源を切る必要はなく、電源を入れたままでの接続ができます。 USB ケーブルのプラグを、マーク( )を上にして本機の USB コネクタにしっ かりと奥まで差し込みます。 P1 P2 P3 B MODE MODE LA A N 注意 ! ・USB 機器を接続したまま、休止状態(ハイバネーション)やスタンバイのサスペン ド状態になると、その復帰後USB機器が使えない場合があります。その場合は、USB 機器を接続し直すか、本機を再起動させてください。 ・USB 対応機器を使用するには、システム(OS)および対応ドライバが必要です。 ・すべての USB 対応の機器について動作を保証することはできません。 メモ ! ・USB コネクタが不足した場合は、市販されている USB ハブを使用してください。電 源
フロッピーディスクを使う 本機には USB 対応の別売りのフロッピーディスク装置(品番:MPC-240FDD)が用 意されていて、2DD で 720KB、2HD で 1.44MB の 2 種類の容量を持つ 3.5 インチフ ロッピーディスクを使用できます(詳細は、フロッピーディスク装置に付属の説明書 をご覧ください) 。 フロッピーディスク装置を接続することで、 データを保存したり他のコンピュータと データの交換をすることができます。 M P C - 2 4 0 F D D は、 USB コネクタへ接続 します。 フロッピーディスクを書き込み/読み込み中は、 フロッピーディスク装置のアクセスラン プが点灯します。アクセスランプ点灯中は、絶対にフロッピーディスクを取り出さないで ください。装置の故障やフロッピーディスクに書かれたデータの損傷につながります。 メモ ! ・Windows用にフォーマットされていないフロッピーディスクを使用する場合は、 フォー マットが必要です。ただし、1.
● プリンタをつなぐ USB ポートには、また USB 対応のプリンタを接続することができます。 プリンタを使うには、プリンタドライバのインストールが必要です。このプリンタド ライバはあらかじめ本機に用意されている場合と、プリンタに添付のドライバ(CD やフロッピーディスク等)を使う場合があります。 プラグアンドプレイに対応している場合は、プリンタを初めて本機に接続すると「プ リンタの追加ウィザード」画面が表示されますので、画面に従って操作することでプ リンタの使用ができることになります。 通常使用うプリンタを変更するには プリンタへの印刷は、特に指定していない限り大概のアプリケーションでは「通常使 うプリンタに指定」されているプリンタに印刷が行われます。 複数のプリンタが接続されているときは、この内の1つを本機の「通常使うプリン タ」として設定しておきます。 手順 1.[スタート]ボタンの[コントロールパネル]から、 [プリンタとその他のハードウェ ア(プリンタと FAX) ]をクリックします。 2.
3. ショートカットメニューの[通常使うプリンタに設定]をクリックしてオンにします。 プリンタのアイコンにチェックマークが付いたことを確認してください (例) 4.[プリンタと FAX]フォルダを閉じます。 プリンタを共有するには 本機に直接接続しているプリンタ(ローカルプリンタといいます)をネットワーク上 の他のコンピュータのユーザーが共有して使うことができます。 手順 1.[スタート]ボタンの[ [コントロールパネル]から、 [プリンタとその他のハード ウェア(プリンタと FAX) ]を選択します。 2. 共有するプリンタのアイコンを右クリックし、[共有]をクリックします。 ● 共有する(S)を選択し、プリンタの名称を入力します。 次に[共有]タブから、○ 3 次に、このプリンタを Active Directory の一覧に含めるかどうかを指定します。 3.[追加ドライバ]をクリックします。 接続しているプリンタ(ローカルプリンタ)が他のバージョンの Windows でも使 用する場合、ここをクリックし、指示に従い、プリンタドライバをインストールす る必要があります。 4.
ネットワークプリンタに接続するには 他のユーザーのコンピュータに接続されているプリンタであっても、 ネットワークに 接続されている共有プリンタであれば利用することができます。また Active Directoryを使用している場合は、印刷内容に適したプリンタを検索することができます。 手順 1.[スタート]メニューの[コントロールパネル]から、 [プリンタとその他のハード ウェア(プリンタと FAX) ]をクリックします。 2.[プリンタのインストール]から ○ネットワークプリンタ、またはほかのコンピュータに接続されているプリンタ(E) を選択し、[プリンタの参照]から希望のプリンタを選択します。 3.
●外部モニターを使う 標準添付の RGB ケーブルを利用して、本機に外部のモニターを接続し、その大画面 を利用して各種の操作をすることができます。 外部モニターを利用するときは、ディスプレイパネルを開けておく必要があります。 これはディスプレイパネルを閉じると、本機が自動的にサスペンド状態になる(初期 設定の場合)ためです。( 参照 !→ 104 ページ ●環境設定) 取り付け 手順 1. アプリケーションソフトなどの操作を終了し、本機の電源を切ります。 本機左側のふたを手前に引くとあらわれる外部モニターポートに、本機に標準の RGB ケーブルをコネクタの向きに注意しながら接続します(● 1) 。 2. モニターからの接続ケーブルをコネクタの位置と向きに注意して、RGB ケーブル の一端に接続します。(● 2) モニターの電源コードは、別の電源コンセントに接続します(詳細はモニター付属 の取扱説明書をご覧ください) 。 1 ● 2 ● イジェクトレバー モニターからの ケーブルを接続 3 3. 外部モニターの電源を入れます。 次に本機の電源を入れて、Windows を起動します。 4.
画面の解像度と色数を変える 外部モニターのみの表示の場合は、画面の解像度と色数を変更することができま す。Windows のデスクトップ上で右クリックし、ショートカットメニューの[プ ロパティ]を選択します。 [画面のプロパティ]が表示されます。 ここで[設定]タブをクリックし、 [色]と[画面の領域]を変更します。 これらが 変更可能 です 色と画面の領域は、以下の表の組み合せから選択できます。 色 画面の領域(ピクセル) 16ビット 800×600/1024×768/1600×600 24ビット 800×600 ただし、外部モニターによっては、必ずしもすべての解像度/色数で 表示できないこともあります。 82
● IEEE1394 への接続 IEEE1394 ポートには、デジタル(ビデオ)カメラや各種装置を接続できます。 IEEE1394 コネクタに DV ビデオカメラを接続する場合の手順です。 手順 1.
PC カードを使う ● PC カードを使う 本機には、PC Card Standard準拠のPCMCIA TYPE ⅡPCカード(Card Bus対応カー ドも含む)を1枚取り付けることができます。 PCカードを使うことで、CD-ROM装置やDVD-ROM装置といった各種周辺機器を接 続することができます。 PCカードの大部分は本機の電源を入れたままの取り付け/取り外しができます。 PC カードを取り付けた後の使い方などについては、 「PCカードに付属の説明書」をご覧 ください 注意 ! ・自己発熱の大きいPCカードを長時間に渡り使用すると、カードの動作が不安定にな り故障の原因、また高温になり触ると火傷の原因となりますのでご注意ください。 ・アプリケーション使用中は、PC カードをセットしたり取り出したりしないでくださ い。 ・本機がスタンバイ状態やハイバネーション状態といったサスペンド状態のときは、 PCカードをセットしたり取り出したりしないでください。データが消滅する恐れが あります。 ・ホットインサーションに対応していないPCカードを使用する場合は必ず本機の電源 を切ってから取り付け/取り外しを行って
2.
手順 1. PC カードの使用を停止する。 モバイルコックピットにある[PC カード]ボタン( )をクリックするか、 [イ ンジケータ領域]の[PC カード]ボタン( )をダブルクリックすることで、 [ハードウェアの取り外し]ウィンドウを表示し、一覧からカード名を選択し、 [停 止]ボタンをクリックします。 ここを選択します [停止]ボタンを クリックします 「安全に取り外すことができます」が表示されます。 2.
CF カードを使う ● CF カードを使う 本機には、CF TYPE I/II 準拠の CF(コンパクトフラッシュ)カードを1枚取り付け ることができ、CF カードからメモリやディスクの増設等を簡単に行えます。 CFカードの大部分は本機の電源を入れたままの取り付け/取り外しができます。 CF カードを取り付けた後の使い方などについては、 「CFカードに付属の説明書」をご覧 ください 注意 ! ・自己発熱の大きい CFカードを長時間に渡り使用すると、カードの動作が不安定にな り故障の原因、また高温になり触ると火傷の原因となりますのでご注意ください。 ・アプリケーション使用中は、CF カードをセットしたり取り出したりしないでくださ い。 ・本機がスタンバイ状態やハイバネーション状態といったサスペンド状態のときは、 CF カードをセットしたり取り出したりしないでください。データが消滅する恐れがあり ます。 ・ホットインサーションに対応していないCFカードを使用する場合は必ず本機の電源 を切ってから取り付け/取り外しを行ってください。 ・CF カードを使用中にスタンバイや休止状態にすると、復帰時にロックしたり「保護
取り付け CF カードには表と裏があり、スロットへセットする方向も決まっています。間 違った向きで無理やりセットすると、コネクタやスロットを破損する恐れがあり ます。セットする際は、ご注意ください。 手順 1. CF カード挿入口のふたを外します(ふたは、無くさないようにしてください) 。 2. カードの表裏を確認してから、CF カードスロットにセットします。 CF カードを差し込むとやや抵抗を感じますが、静かに奥に突き当たるまで水平に 押してください。 初めて差したCFカードでも本機により自動認識され、必要なソフトウェアがイン ストールされる場合があります。 認識されない場合は、 新しいハードウェアを追加するための画面が表示されますの でその指示に従ってください。 3.
取り外し CF カードを取り出す前には、モバイルコックピットにある[PC カード]アイコ ン( )をクリックし CF カードの使用を停止してから、取り外します。 また、アプリケーションやシステムで使用していないことを確認してください。 CFカードは本機の電源が入っているときでも、 電源が切れているときでも取り外 しはできますが、休止状態のときには取り出すことはできません。 手順 1. CF カードの使用を停止する。 モバイルコックピットにある[PC カード]ボタン( )をクリックするか、 [イ ンジケータ領域]の[PC カード]ボタン( )をダブルクリックすることで、 [ハードウェアの取り外し]ウィンドウを表示し、一覧からカード名を選択し、 [停 止]ボタンをクリックします。 [ハードウェアデバイスの停止]ウィンドウから、停止するデバイスを選択し、 [OK] をクリック。 [ハードウェアの取り外し]ウィンドウから「安全に取りはずすことができます」が 表示されます。 2. ふたを外し、CF カードに貼られた「引っ張りテープ」を持って CF カードを取り 出します。 3.
メモリを増設する 増設メモリによりメモリ容量を拡張することで、 より多くのアプリケーションや大き なデータを高速に処理することができるようになります。増設メモリは、別売りの増 設メモリ(品番:MPC-252RAM/253RAM)をご使用ください。 メモリを最大容量(256MB)にするには、別売りの増設メモリ(品番:MPC-253RAM 128MB 容量)を実装する必要があります。 取り付け/取り外しの前に 分解禁止 禁止 下記に説明されている部分以外は、絶対に分解しないでください。内部は 精密部品が数多く有り、不適切な作業をすると本装置がダメージを受ける ことがあります。 機器の内部には、クリップなどの金属やコーヒーなどの液体を落としたり 入れたりしないでください。 ショートしたりして、異常な発熱、発火の原因となります。 機器内部に入った場合は、電源を入れずに、お買い求めの販売店またはお 近くのカシオテクノサービスステーションにご連絡ください。 注意 ! ・ 使用直後の本体内部は、高温になっている場合があります。直前まで本製品を使用し ていた場合は、取り付け/取り外しを行う前に 10 分ほど放置して内
3. 本体を表返しにします。プレート部を本体側に押すようにして、少し持ち上げ(● 1) フックを外し、そのままプレート部を持ち上げて(● 2)外します。 2 ● ディスプレイ部はキーボー ド部に密着せず少し(10度 ぐらい)開けておくと、フ ックは外しやすくなります。 1 ● 2 ● 1 ● フック 4.
5. キーボードを外すと、増設メモリスロットがみえます。 増設メモリの切り欠き部分(● 1)を増設スロットの突起部(● 2)にあわせ、向きと 角度に注意しながら増設メモリボードの端子が当たるまで斜めに挿入(● 3)しま す。 ロックするまで、上から押し込みます(● 4) 。 1 ● 3 ● 2 ● 4 ● 6.
7. 2箇所のプレートを取り付けます。 向きと位置に注意しながら、真上からプレートを押し込むようにします。 取り外し 手順 手順 1. から手順 4. までは、前項の「 取り付け」と同じです。 5. キーボードを外すと、増設メモリスロットがみえます。 増設メモリスロットの両側を左右に押し広げながら(● 1) 、取り付けられているメ モリボードを引き起こして取り外します(● 2) 。取り外すときには、増設メモリを 強く押したり曲げたりしないようにしてください。 1 ● 1 ● 3 2 ● 手順 6. から手順 7.
モバイルコックピットⅢを使う 本機には快適にお使いいただけるように、カシオ独自のソフト「モバイルコックピ ットⅢ」 がインストールされています。 「モバイルコックピットⅢ」は 、Windows のデスクトップ画面上にツールバーとしていつ でも表示され、 またちょっとした便利な設定などが簡単な操作で出来ます。画面上に表示さ れていないときは、インジケータ領域の( )をクリックして起 動してください。 *既にモバイルコックピットⅢが起動されている場合には、 別のユーザーに切換をしてもメッセージが 表示され使用することができません。 *「モバイルコックピットⅢ(Mobile Cockpit III) 」は、以降モバイルコックピットと表記します。 ① ② 機 ③ 能 ⑤ ⑥ ⑦⑧ ⑨ 説 ⑩ ⑪ 明 ⑫⑬ 参照ページ ①ツールバーの切り替え 「コントロールバー」と「ランチャー 95 バー」の2つのツールバーの表示に切 り替えることが出来ます。 ②パネル ツールバーの配置替えや、表示を隠し 98 たりします。 ③設定 ワンタッチボタン」、「ウェイクオンタ 100 イマー設定」、「パワーマ
①ツールバーの切り替え モバイルコックピットには「コントロールバー」と「ランチャーバー」の 2 種類があ り、利用方法によりツールバーの表示を切り替えて使用します。 切り替え方法はツールバー切り替えボタン( または )をクリックすればよ く、 「コントロールバー」から「ランチャーバー」へ、またその逆に「ランチャーバー」 から「コントロールバー」に表示は切り替わります。 ・ [コントロールバー] 本機の各種設定を簡単に行うためのツールを用意しています。該当のボタンを タッチすればそれぞれのダイアログ表示となりますので、画面にしたがって操作 が出来ます。 ・ [ランチャーバー] AP. をツールバーに登録(表示は最大 19 まで)して、そのボタンをクリックする だけで AP.が起動できるようになります。よく使う AP. などを登録しておくと便 利です。 ●[ランチャーバー]に AP ソフトを登録する [スタート]メニューから AP ソフトを登録する 手順 1.
2.[ランチャーバー]に登録したAPソフトのボタンが表示されたことを確認します。 [マイコンピュータ]から AP ソフトを登録する 手順 1. Windowsの[マイ コンピュータ]からソフトの実行ファイルを[ランチャーバー] にドラッグ&ドロップします。 ソフトをツールバーにドラッグ&ドロップします 2.[ランチャーバー]に登録したソフトのボタンが表示されたことを確認します。 登録した AP ソフトを起動する 手順 1. モバイルコックピットの[ツールバー切り替え]ボタンをクリックし、ツールバー を[コントロールバー]から[ランチャーバー]に切り替えます。 2. 起動したい AP ソフトのボタンをクリックします。 3.
登録した AP ソフトを削除する 手順 1. モバイルコックピットの[ツールバー切り替え]ボタンをクリックし、ツールバー を[コントロールバー]から[ランチャーバー]に切り替えます。 2. 削除したい AP ソフトのボタン上でコントロールボタンを右クリックします。 ソフトのアイコン上で右クリックします 3. メニューの[削除]をクリックします。 [全削除]をクリックすると、登録されているすべての AP ソフトを削除します。 4.[ランチャーバー]から、削除した AP ソフトのボタンがなくなったことを確認し ます( [ランチャーバー]からAPソフトのボタンが削除されるだけで、インストー ルされているソフトそのものは削除されません) 。 登録した AP ソフトを移動する 手順 1. モバイルコックピットの[ツールバー切り替え]ボタンをクリックし、ツールバー を[コントロールバー]から[ランチャーバー]に切り替えます。 2. 移動したい AP ソフトのボタン上でコントロールボタンを右クリックします。 3. メニューの[移動]をクリックします。 クリックすると AP ソフトの外側に枠が表示されます。 4.
②パネル ●ツールバーの表示位置を変更 パネル部分をドラッグすることで、 「モバイルコックピット」をデスクトップ画面上 の下記の 5 箇所の位置に表示させることができます。 画面の上 画面の下 画面の右側 画面の左側 フローティング ツールバーは Windows のタスクバーと共存し て表示されますが 、Windows タスクバーを優 先表示しますので、モバイルコックピットの ツールバー表示が画面の左右の場合は、右記 のように短く表示(右側表示の例)されます。 また、フローティングの表示は 右記のようになります。 98
●ポップアップメニュー ここの部分を右クリックすると、ポップアップメニューが表示されます。 自動的に隠す 「自動的に隠す」の前にチェックがある場合は、ツールバーは表示されず隠れてい ます。この設定では、画面の四隅にポインタを移動するとツールバーが現れ、ポ インタを四隅から離すとツールバーが隠れます。チェックがない場合は、常に ツールバーは表示されています。 常に手前に表示 モバイルコックピットのツールバーを、常に手前に優先させて表示します。他の ウインドウが重なった場合でも、モバイルコックピットのツールバーを常に手前 に表示させたい場合に設定します。 効果音を有効にする モバイルコックピットの各ボタンをクリックした時に出る効果音の設定です。 チェックしておけば、入力している事を効果音で教えてくれます。 LAN 接続切替を使用する ここをクリックする事で、LAN 接続切換の設定を使用可能にします。 ヘルプ モバイルコックピットについて解らないとき、操作の方法を教えてくれます。 99 3
バージョン情報 モバイルコックピットのバージョン情報を、表示します。 Mobile Cockpit Ⅲ終了 アプリケーションソフト「モバイルコックピット」の実行を終了します。閉じた 後で再度 「モバイルコックピット」 のツールバーを使用したい場合は、[ FIVA ツー ル ]からの起動が必要です。 ③設定 ワンタッチ操作ボタンの設定/ウエイクオンタイマーの設定/パワーマネージメント の設定/環境設定の4つの設定を行えます。 ●ワンタッチ 操作ボタンの設定 ディスプレイ部にあるワンタッチ操作ボタンには、P1 「メールボタン」、P2 「インターネットボタン」 、P3 「メモボタン」の3つがあります。それぞれのボタ ンを押すと、ワンタッチであらかじめ決めておいたアプリケーションを起動できま す。ここでは、それぞれのボタンに合わせてお好みのアプリケーションを登録できま す。 100
参照ボタンにより、Windows 標準のファイル一覧が表示されお好みのアプリケーショ ンを選択しそれぞれのボタンに登録できます。 ワンタッチボタンへアプリケーション の割り当てをしない場合は、空白にしてください。その場合は、該当のワンタッチボ タンを押してもアプリケーションは何も起動されません。 デフォルト(初期設定)では、「メールボタン」は「 Microsoft Outlook Express 」、 「インターネットボタン」は「Internet Explorer 」 、「メモボタン」は「NOTE PAD」 が登録されています。 ●ウエイクオンタイマーの設定 指定した日時にサスペンド状態からの復帰をチェックボックスを 定できます。 にすることで設 スタンバイまたは休止状態のときに設定された日、時、分になると復帰することがで きます。 ●パワーマネージメントの設定 本機では、使用状況に応じてサスペンド状態/ CPU /ハードディスク/液晶ディス プレイの設定と電力の供給を使用状況に合わせて変えることで、 バッテリパックによ る使用時間を延ばすことが出来る設定ができます(こうした電力管理機能を「パワー マ
注意 ! Windows の[コントロールパネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オ プション]→[電源オプションのプロパティ]ダイアログを利用して、本機の電源管理 設定を変更することも出来ます。 [電源オプション]での設定は、モバイルコックピッ トの「パワーマネージメント設定」よりも優先されることに注意してください。モバイ ルコックピットの「パワーマネージメント設定」を行い、その後[電源オプション]で 異なる設定を行うと、モバイルコックピットの「パワーマネージメント設定」の内容は 無視されます。 通常は操作の簡単な、モバイルコックピットの「パワーマネージメント設定」のみを行 うようにしてください。 フルパワー ノーマル 102
エコノミー ユーザー AC 本機が、AC から電源供給を受けて使用している場合の設定です。 3 ユーザー DC 本機が、バッテリパック から電源供給を受けて使用している場合の設定です。 103
●環境設定 本機を使用するに当たっての初期状態を設定します。設定項目は、 「内蔵LAN有効/ 無効」 、 「起動デバイスの優先順位(ブート検索) 」、 「電源スイッチ」 、 「液晶パネル」 、 「PC カード/ PC カードプロボタン切り換え」の 5 項目です。 設定を変更したことで「再起動」が必要な場合は、OK ボタンを押した後に再起動を 要求する画面となります。 内蔵 LAN 有効/無効 チェック( )を外す( )ことで、内蔵 LAN が使用できなくなります。 起動デバイスの優先順位(ブート検索) 本機の電源 ON 時(起動時)のデバイスの順番を、選択リストから設定します。 検索時に見つからないデバイスは無視され、次のデバイスを順に探します。 [選択リスト] ・FDD > HDD ・HDD > FDD ・FDD > CDROM (PCMCIA) > HDD ・その他(BIOS の設定) 104
電源スイッチ 本機を使用中に電源スイッチをスライドさせると、 [スタンバイ]/[休止状態] /[電源オフ]のどれかに設定が出来ます。 サスペンド状態から復帰する場合は、電源スイッチをスライドさせます。 4秒以上スライドさせて押し続けるようにすると、電源が強制的にOFFになりま すので、押し続けないようにしてください。 液晶パネル 本機を使用中にディスプレイ部を閉じたとき に、 [なし]/[スタンバイ]/[休 止状態]/[電源オフ]のどれかに設定が出来ます。 PC カード/ PC カードプロボタンの切り換え モバイルコックピットのツールバーの「 PC カード」ボタンを、この設定に従い 変更します。 ( 参照 !→ 107 ページ ⑧ PC カードプロパティ) ④パワーマネージメント フルパワー ノーマル エコノミー ユーザー クリックして凹状態のボタン 前項の[パワーマネージメントの設定]により設定した内容を、 「フルパワー/ノー マル/エコノミー/ユーザー」 の4つのボタンから1つのボタンを押すことで本機の パワーマネージメントの状態を選択できます。 選択されたボタンは、凹状態になります (上図では、
⑥ LAN 接続切替 使用する場所にあわせて、本機の LAN 設定を複数の名前を付けて設定することがで きます。 名前を付けたその個別の LAN 設定では、自分のコンピュータ名や IP アドレス、プロ キシの使用や通常使うプリンタの設定などを行います。 ⑦音量調整 スピーカーからの音量を調整することが出来ます。 つまみをドラッグして、低い⇔高いの音量を設定してください。 ミュートを すると消音になります。 ・ホットキーの機能を使って、 “ Fn + F5 ( )”や “ Fn + F6 ( )”でも音量の設定をすることが出来ます。 106
⑧ PC カードプロパティ このボタンは2種類あり、前項の「環境設定」で表示を切り替えます。 ( )ボタンは、 Windows の PC カード(PCMCIA)プロパティを開きます。 ( )ボタンは、PCMCIA カードを切断/接続する機能を持ちます。 「環境設定」の画面 例 ( )ボタン PC カードを取り出すときは、この画面からの操作を行ってください。 [インジケータ領域]の[ハードウェア取り外し]ボタンでも接続されている、PC カードを含む全てのストレージデバイスを外すことができます。 107 3
( )ボタン すべての PC カード(PCMCIA)を切断または接続します。ボタンをクリックす ると本機はカードの接続状態を確認し、切断状態の時は接続処理を、またその逆 の時は切断処理を行います。 ・接続処理 PC カードを本機に挿入後、この( )ボタンをクリックしてください。プ ラグ&プレイにより、接続処理を自動で行います。 ・切断処理 PC カードの停止、切断を行います。ここでは、上記の PC カード(PCMCIA) のプロパティ画面からの操作は不要です。切断中の画面表示が消えたら、 PC カードを外してください。 ⑨ロングラン設定 本機の CPU の動作範囲を設定(ロングランを監視する)することで使用中の電源消 耗を抑え、バッテリパックによる使用時間を延ばすことが出来ます。 CPUは▼を押すと表示される上限値と下限値の範囲内で動作設定をすることができ ます。 表示の数値をクリックすることで、CPU の速度と電圧が変わりロングラン設定がで きます。 108
⑩バッテリコントロール バッテリパックの状態を表示する画面です。バッテリパックの接続状態、電池残量、 交換時期など現在の状況を知ることが出来ます。 公称容量の値は、ご使 用のバッテリパックの 容量を保証するもので はありません。した がって、公称容量と満 充電容量の値は一致し ない事があります。 バッテリパック未装着時に、AC アダプタのみで使用中にこのボタンをクリックする と「AC アダプターで駆動中」と表示され、各項目の設定はできません。 3 109
⑪バッテリインジケータ バッテリパックの電池残量や残り使用時間などの予測などを常に表示しています。 ・バッテリパックのみで使用時 バッテリパックによる残り使用時間の予測が表示されます。 ・AC アダプタとバッテリパックの使用時 バッテリパックの満充電までの時間を表示します。 ・AC アダプタのみで使用時 バッテリー未装着と表示されます。 ・計測中 バッテリパックを取り付け直後に表示されます。 「計測中」の表示が続く場合は、 バッテリパックの接続をし直すか、故障している、または消耗しすぎで交換を要 求している場合です。 ・残量補正中 バッテリパックの充電容量の計測精度を高める処理を行っている場合に表示され ます。 ⑫スタンバイ スタンバイボタン( )をクリックすると、本機をスタンバイ状態に移行します。 ”から、また前記 ③設定 の操作で ・ “ Fn + F3( )”や“終了オプション(U) も、スタンバイ状態に出来ます。 ③設定 で、ウエイクオンタイマーの設定を有効にしていると、設定時にはスタン バイ状態は解除されます。 ⑬休止状態(ハイバネーション) 110 休止状態ボタン( )をクリックす