必要なときに 3章 本体への周辺機器の接続方法と便利な機能 について、説明します。 本体へ周辺機器を接続する PC カードを使う CF カードを使う メモリを増設する モバイルコックピットⅡを使う
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本体へ周辺機器を接続する 外付けフロッピーディスクドライブなど、本機に接続して使用する機器等を「周辺機器」と いいます。ここでは、本体からの周辺機器の接続や PCカードや増設メモリのセット方法に ついて説明します。 CD-ROM装置や外付けフロッピーディスク装置の接続方法および本書で説明していない周 辺機器については、各周辺機器に添付されている取扱説明書を参考にしてください。 注意 ! 周辺機器を接続する場合は、 電源を切り電源コードのプラグを抜いてから作業を行ってくだ さい。 電源を入れたまま接続し使用可能になるプラグ&プレイ対応の周辺機器もありますが、 より確実です。 ●ヘッドホンやマイクロホンを接続する 市販のヘッドホンやマイクロホンを接続して、 本機に内蔵のサウンド機能を利用する ことができます。 ヘッドホンを接続する 本機前面のヘッドホン出力端子( )にヘッドホンのプラグを接続します。ヘッ ドホンの音量は、→ 90 ページ ⑦音量設定 を参照してください。 ヘッドホンのプラグは、直径3.
マイクロホンを接続する 本機前面のマイク入力端子( )にマイクロホンのプラグを接続します。 マイクロホンのプラグは、直径3.5mmのモノラルミニジャックタイプをご使用く ださい。 マイクロホンプラグをマイクロホン入力端子に差し込みます。 取り外すときは、マイクロホン入力端子からマイクロホンのプラグを持って引き 抜きます。 ● LAN への接続 LAN ポートを利用すると、標準的な Ethernet ネットワーク(10Base-T/100Base-TX) に接続することができます。Ethernetネットワークに接続するときは、Ethernetケー ブルが必要になります。接続後はTCP/IPを利用してネットワークとの接続を行うた めに、ソフトウェアの設定をする必要があります。 手順 1. 右側面の LAN ポート(LAN)に、Ethernet ケーブルの一端を接続します。反対側 はネットワークへ接続します。 B MODE A MODE LA N 2.
●モデムポートへの接続 56kbpsのFAXモデムが内蔵されていますので、高速なデータ通信やFAX送受信を行 えます(実際の通信速度は、使用する回線状態等により変化します) 。これにはモデ ムポートにモジュラケーブルを接続して利用します。 内蔵モデムは一般電話回線(アナログ回線)に接続して使用してください。デジタル 回線(ISDN 回線など)には直接接続できません。また、家庭用のホームテレホンや 企業でのビジネスホン用の電話回線にも接続できません。ISDN回線に接続する場合 は、別途にターミナルアダプタ(TA)やダイヤルアップルータ等が必要になります。 接続後は、使用する電話や FAX などの通信の接続を行うために、ソフトウェアの設 定をする必要があります。 モジュラケーブル 手順 1. 本機の電源が切れていることを確認します。 モジュラケーブルの取り付け/取り外しは電源を切った状態で行ってください。 2.
● USB コネクタ( )への接続 USB(Universal Serial Bus)は、キーボードやマウス、プリンタ、スキャナなどの USB 対応周辺機器とパソコンを接続するための標準インターフェース規格です。 本体に1ポート用意された USB は、機器の接続または取り外しを行う場合でも本機 の電源を切る必要はなく、電源を入れたままでの接続ができます。 USB ケーブルのプラグをマーク( )を上にして本機の USB コネクタにしっか りと奥まで差し込みます。 P1 P2 P3 B MODE MODE A N LA 注意 ! ・USB機器を接続したまま、休止状態(ハイバネーション)やスタンバイの休止状態になると、 その復帰後 USB 機器が使えない場合があります。その場合は、USB 機器を接続し直すか、 本機を再起動させてください。 ・USB 対応機器を使用するには、システム(OS)および対応ドライバが必要です。 ・すべての USB 対応の機器について動作を保証することはできません。 メモ ! ・USB コネクタが不足した場合は、市販されている USB ハブを使用してください。電源供給 型
フロッピーディスクを使う 本機には USB 対応の別売りのフロッピーディスク装置(品番:MPC-240FDD)が用 意されていて、2DD で720KB、2HDで 1.44MBの2 種類の容量を持つフロッピーディ スクを使用できます(詳細は、フロッピーディスク装置に付属の説明書をご覧くださ い) 。 フロッピーディスク装置を接続することで、 データを保存したり他のコンピュータと データの交換をすることができます。 MPC-240FDD は、USB コネクタへ接続します。 フロッピーディスクを書き込み/読み込み中は、 フロッピーディスクアクセスランプが 点灯します。アクセスランプ点灯中は、絶対にフロッピーディスクを取り出さないでく ださい。装置の故障やフロッピーディスクに書かれたデータの損傷につながります。 メモ ! ・ Windows用にフォーマットされていないフロッピーディスクを使用する場合は、 フォーマッ トが必要です。ただし、1.
● プリンタをつなぐ USB ポートにプリンタを接続する場合の手順です。 USB ポートには、また USB 対応のプリンタを接続することができます。 プリンタを使うには、プリンタドライバのインストールが必要です。このプリンタド ライバはあらかじめ本機に用意されている場合と、プリンタに添付のドライバ(CD やフロッピーディスク等)を使う場合があります。 プラグアンドプレイに対応している場合は、プリンタを初めて本機に接続すると「プ リンタの追加ウィザード」画面が表示されますので、画面に従って操作することでプ リンタの使用ができることになります。 64
●外部モニターを使う 本機に外部のモニターを接続し、 その大画面を利用して各種の操作をすることができ ます(標準添付の RGB ケーブルが必要です) 。 外部モニターを利用するときは、ディスプレイパネルを開けておく必要があります。 これはディスプレイパネルを閉じると本機が自動的にスリープ状態になるためです。 取り付け 手順 1. アプリケーションソフトなどの操作を終了し、本機の電源を切ります。 本機に標準の RGB ケーブルをコネクタの向きに注意しながら接続します。 外部モニターポートは、本機左側のふたを手前に引くとあらわれます。 2. モニターからの接続ケーブルをコネクタの位置と向きに注意して、RGB ケーブル の一端に接続します。 モニターの電源コードは、別の電源コンセントに接続します(詳細はモニター付属 の取扱説明書をご覧ください) 。 イジェクトレバー 3 3. 外部モニターの電源を入れます。 次に本機の電源を入れて、Windows Me を起動します。 4.
メモ ! 外部モニターのみの表示にしている場合は、 画面の解像度と色数を変更することができます。 Windows Me のデスクトップ上で右クリックし、ショートカットメニューの[プロパティ] を選択します。 [画面のプロパティ]が表示されます。 ここで[設定]タブをクリックし、 [色]と[画面の領域]を変更します。 これらが 変更可能 です 色と画面の領域は、以下の表の組み合せから選択できます。 色 画面の領域(ピクセル) 16ビット 640×480/800×600/1024×768 256色 640×480/800×600/1024×768/1280×1024 16色 640×480/800×600/1024×768/1280×1024 ただし、外部モニターによっては、必ずしもすべての解像度/色数で 表示できないこともあります。 66
● IEEE1394 への接続 IEEE1394 ポートには、デジタル(ビデオ)カメラや各種装置を接続できます。 IEEE1394 コネクタに DV ビデオカメラを接続する場合の手順です。 手順 1.
PC カードを使う ● PC カードを使う 本機には、PC Card Standard準拠のPCMCIA TYPE ⅡPCカード(Card Bus対応カー ドも含む)を1枚取り付けることができます。 PCカードを使うことで、CD-ROM装置やスキャナ装置といった各種周辺機器を接続 することができます。 PCカードの大部分は本機の電源を入れたままの取り付け/取り外しができます。 PC カードを取り付けた後の使い方などについては、 「PCカードに付属の説明書」をご覧 ください 注意 ! ・ 自己発熱の大きい PC カードを長時間に渡り使用すると、カードの動作が不安定になり故障 の原因、また高温になり触ると火傷の原因となりますのでご注意ください。 ・アプリケーション使用中は、PC カードをセットしたり取り出したりしないでください。 ・本機がスタンバイ状態やハイバネーション状態といったサスペンド状態のときは、PC カー ドをセットしたり取り出したりしないでください。データが消滅する恐れがあります。 ・ ホットインサーションに対応していないPCカードを使用する場合は必ず本機の電源を切っ てから取り付け/取り外しを行って
手順 1. PC カードの使用を停止する。 モバイルコックピットにある[PC カード]ボタン( )をクリックするか、 [イ ンジケータ領域]の[PC カード]ボタン( )をダブルクリックすることで、 [PC カード(PCMCIA)のプロパティ]ウィンドウを表示し、一覧からカード名を 選択し、[停止]ボタンをクリックします。 ここを選択します [停止]ボタンを クリックします 3 「このデバイスは安全に取りはずせます」が表示されたら(OK)をクリック。 2.
取り付け PC カードには表と裏があり、スロットへセットする方向も決まっています。間 違った向きで無理やりセットすると、コネクタやスロットを破損する恐れがあり ます。セットする際は、ご注意ください。 手順 1. PC カードにケーブルを付けます。また、イジェクトボタンは押し込んでおいてく ださい。 2.
CF カードを使う ● CF カードを使う 本機には、CF TYPE I/II 準拠の CF(コンパクトフラッシュ)カードを1枚取り付け ることができ、CF カードからメモリやディスクの増設等を簡単行えます。 CFカードの大部分は本機の電源を入れたままの取り付け/取り外しができます。CF カードを取り付けた後の使い方などについては、 「CFカードに付属の説明書」をご覧 ください 注意 ! ・ 自己発熱の大きい CF カードを長時間に渡り使用すると、カードの動作が不安定になり故障 の原因、また高温になり触ると火傷の原因となりますのでご注意ください。 ・アプリケーション使用中は、CF カードをセットしたり取り出したりしないでください。 ・本機がサスペンド状態やハイバネーション状態といったスリープ状態のときは、CFカードを セットしたり取り出したりしないでください。データが消滅する恐れがあります。 ・ ホットインサーションに対応していないCFカードを使用する場合は必ず本機の電源を切っ てから取り付け/取り外しを行ってください。 CF カードを使う前に CF カードは、小さいためスロットへ挿入すると取り出しにくいも
取り付け CF カードには表と裏があり、スロットへセットする方向も決まっています。間 違った向きで無理やりセットすると、コネクタやスロットを破損する恐れがあり ます。セットする際は、ご注意ください。 手順 1. CF カード挿入口のふたを外します(ふたは、無くさないようにしてください) 。 2.
取り外し CF カードを取り出す前には、モバイルコックピットにある[PC カード]アイコ ン( )をクリックし CF カードの使用を停止してから、取り外します。 また、アプリケーションやシステムで使用していないことを確認してください。 CFカードは本機の電源が入っているときでも、 電源が切れているときでも取り外 しはできますが、休止状態のときには取り出すことはできません。 手順 1. CF カードの使用を停止する。 モバイルコックピットにある[PC カード]ボタン( )をクリックするか、 [イ ンジケータ領域]の[PC カード]ボタン( )をダブルクリックすることで、 [PC カード(PCMCIA)のプロパティ]ウィンドウを表示し、一覧からカード名を 選択し、[停止]ボタンをクリックします。 3 「このデバイスは安全に取りはずせます」が表示されたら(OK)をクリック。 2. ふたを外し、CF カードに貼られた「引っ張りテープ」を持って CF カードを取り 出します。 3.
メモリを増設する 増設メモリによりメモリ容量を拡張することで、 より多くのアプリケーションや大き なデータを高速に処理することができるようになります。増設メモリは、別売りの増 設メモリ(品番:MPC-252RAM/253RAM)をご使用ください。 メモリを最大容量(192MB)にするには、標準実装の増設スロットにあるメモリボー ドを取り外し、別売りの増設メモリ(品番:MPC-253RAM 128MB 容量)を実装する 必要があります。 取り付け/取り外しの前に 分解禁止 禁止 下記に説明されている部分以外は、絶対に分解しないでください。内部は 高電圧部分が数多く有り、不適切な作業をすると本装置がダメージを受け ることがあります。 機器の内部には、クリップなどの金属やコーヒーなどの液体を落としたり 入れたりしないでください。 ショートしたりして、異常な発熱、発火の原因となります。 機器内部に入った場合は、電源を入れずに、お買い求めの販売店またはお 近くのカシオテクノサービスステーションにご連絡ください。 注意 ! ・ 使用直後の本体内部は、高温になっている場合があります。直前まで本製品を使用していた 場
3. 本体を表返しにします。プレート部を本体側に押すようにして、少し持ち上げ(①) フックを外し、そのままプレート部を持ち上げて(②)外します。 ② ① ② ① フック 4.
5. キーボードを外すと、増設メモリスロットがみえます。 増設メモリスロットの両側を左右に押し広げながら(● 1) 、取り付けられているメ モリボードを引き起こして取り外します(● 2) 。取り外すときには、増設メモリを 強く押したり曲げたりしないようにしてください。 ① ① ② 6. 逆の手順になります。 キーボードを表側にして元の位置に戻し、左右のねじ2本をとめます。 7.
取り付け 手順 手順 1. から手順 4. までは、前項の「 取り外し」と同じです。 5. キーボードを外すと、増設メモリスロットがみえます。 増設メモリの切り欠き部分(● 1)を増設スロットの突起部(● 2)にあわせ、向きと 角度に注意しながら増設メモリボードの端子が当たるまで斜めに挿入(● 3)しま す。 ロックするまで、上から押し込みます(● 4) 。 ① ③ ② ④ 手順 6. から手順 7.
モバイルコックピットⅡを使う 本機には快適にお使いいただけるように、カシオ独自のソフト「モバイルコックピ ットⅡ」 がインストールされています。 「モバイルコックピットⅡ」は 、Windows Me のデスクトップ画面上にツールバーとして いつでも表示され、 またちょっとした便利な設定などが簡単な操作で出来ます。画面上に表 示されていないときは、インジケータ領域の( )をクリックして起 動してください。 *「モバイルコックピットⅡ(Mobile Cockpit II) 」は、以降モバイルコックピットと表記します。 ① ② 機 78 ③ 能 ボタン ④ ⑤ ⑥ ⑦⑧ ⑨ 説 ⑩ ⑪ 明 ⑫⑬ 参照ページ ①ツールバーの切り替え 「コントロールバー」と「ランチャー 79 バー」の2つのツールバーの表示に切 り替えることが出来ます。 ②パネル ツールバーの配置替えや、表示を隠し 82 たりします。 ③設定 ワンタッチボタン」、「ウェイクオオン 84 設定」、「パワーマネジメントの設定」、 「環境設定」の設定を行います。 ④パワーマネージメント 「フルパワー」 、 「
①ツールバーの切り替え モバイルコックピットには「コントロールバー」と「ランチャーバー」の 2 種類があ り、利用方法によりツールバーの表示を切り替えて使用します。 切り替え方法はツールバー切り替えボタン( または )をクリックすればよ く、 「コントロールバー」から「ランチャーバー」へ、またその逆に「ランチャーバー」 から「コントロールバー」に表示は切り替わります。 ・ [コントロールバー] 本機の各種設定を簡単に行うためのツールを用意しています。該当のボタンを タッチすればそれぞれのダイアログ表示となりますので、画面にしたがって操作 が出来ます。 ・ [ランチャーバー] AP. をツールバーに登録(表示は最大 15 まで)して、そのボタンをクリックする だけで AP.が起動できるようになります。よく使う AP. などを登録しておくと便 利です。 ●[ランチャバー]に AP ソフトを登録する [スタート]メニューから AP ソフトを登録する 手順 1.
2.[ランチャーバー]に登録したAPソフトのボタンが表示されたことを確認します。 [マイコンピュータ]から AP ソフトを登録する 手順 1. Windows Me の[マイ コンピュータ]からソフトの実行ファイルを[ランチャー バー]にドラッグ&ドロップします。 ソフトをツールバーにドラッグ&ドロップします 2.[ランチャーバー]に登録したソフトのボタンが表示されたことを確認します。 登録した AP ソフトを起動する 手順 1. モバイルコックピットの[ツールバー切り替え]ボタンをクリックし、ツールバー を[コントロールバー]から[ランチャーバー]に切り替えます。 2. 起動したい AP ソフトのボタンをクリックします。 3.
登録した AP ソフトを削除する 手順 1. モバイルコックピットの[ツールバー切り替え]ボタンをクリックし、ツールバー を[コントロールバー]から[ランチャーバー]に切り替えます。 2. 削除したい AP ソフトのボタン上でコントロールボタンを右クリックします。 ソフトのアイコン上で右クリックします 3. メニューの[削除]をクリックします。 [全削除]をクリックすると、登録されているすべての AP ソフトを削除します。 4.[ランチャーバー]から、削除した AP ソフトのボタンがなくなったことを確認し ます( [ランチャーバー]からAPソフトのボタンが削除されるだけで、インストー ルされているソフトそのものは削除されません) 。 登録した AP ソフトを移動する 手順 1. モバイルコックピットの[ツールバー切り替え]ボタンをクリックし、ツールバー を[コントロールバー]から[ランチャーバー]に切り替えます。 2. 移動したい AP ソフトのボタン上でコントロールボタンを右クリックします。 3. メニューの[移動]をクリックします。 クリックすると AP ソフトの外側に枠が表示されます。 4.
②パネル ●ツールバーの表示位置を変更 パネル部分をドラッグすることで、 「モバイルコックピット」をデスクトップ画面上 の下記の 5 箇所の位置に表示させることができます。 画面の 上 画面の 下 画面の右側 画面の左側 フローティング ツールバーは Windows のタスクバーと共存し て表示されますが 、Windows タスクバーを優 先表示しますので、モバイルコックピットの ツールバー表示が画面の左右の場合は、右記 のように短く表示(右側表示の例)されます。 また、フローティングの表示は 右記のようになります。 82
●ポップアップメニュー ここの部分を右クリックすると、ポップアップメニューが表示されます。 自動的に隠す 「自動的に隠す」の前にチェックがある場合は、ツールバーは表示されず隠れてい ます。この設定では、画面の四隅にポインタを移動するとツールバーが現れ、ポ インタを四隅から離すとツールバーが隠れます。チェックがない場合は、常に ツールバーは表示されています。 常に手前に表示 モバイルコックピットのツールバーを、常に手前に優先させて表示します。他の ウインドウが重なった場合でも、モバイルコックピットのツールバーを常に手前 に表示させたい場合に設定します。 効果音を有効にする モバイルコックピットの各ボタンをクリックした時に出る音です。入力している 事を明確に知らせてくれます。 ヘルプ モバイルコックピットについて解らないとき、操作の方法を教えてくれます。 3 83
バージョン情報 モバイルコックピットのバージョン情報を、表示します。 Mobile Cockpit Ⅱ終了 アプリケーションソフト「モバイルコックピット」の実行を終了します。閉じた 後で再度 「モバイルコックピット」 のツールバーを使用したい場合は、[ FIVA ツー ル ]からの起動が必要です。 ③設定 ワンタッチボタンの設定/ウエイクオンタイマーの設定/パワーマネージメントの設 定/環境設定の4つの設定を行えます。 ●ワンタッチ 操作ボタンの設定 ワンタッチ操作ボタンには、P1 「メールボタン」、P2 「インターネットボタ ン」 、P3 「メモボタン」の3つがあります。それぞれのボタンを押すと、ワンタッ チであらかじめ決めておいたアプリケーションを起動できます。ここでは、それぞれ のボタンに合わせてお好みのアプリケーションを登録できます。 84
参照ボタンにより、Windows 標準のファイル一覧が表示されお好みのアプリケーショ ンを選択しそれぞれのボタンに登録できます。 ワンタッチボタンへアプリケーション の割り当てをしない場合は、空白にしてください。その場合は、該当のワンタッチボ タンを押してもアプリケーションは何も起動されません。 デフォルト(初期設定)では、「メールボタン」は「 Microsoft Outlook Express 」、 「インターネットボタン」は「Internet Explorer 」 、 「メモボタン」は「note pad 」が 登録されています。 ●ウエイクオンタイマーの設定 サスペンド状態からの復帰方法をチェックボックスを にすることで設定できます。 サスペンド機能(スタンバイ or 休止状態)のときに設定された日、時、分になると 復帰することができます。 ●パワーマネージメントの設定 本機では、使用状況に応じてサスペンド状態/ CPU /ハードディスク/液晶ディス プレイの設定と電力の供給を使用状況に合わせて変えることで、 バッテリパックによ る使用時間を延ばすことが出来る設定ができます(こうした電力管理機能を
注意 ! Windows Me の[コントロールパネル]→[電源の管理]→[電源の管理のプロパティ]ダ イアログを利用して、本機の電源管理設定を変更することも出来ます。 [電源の管理]での 設定は、モバイルコックピットの「パワーマネージメント設定」よりも優先されることに注 意してください。モバイルコックピットの「パワーマネージメント設定」を行い、その後[電 源の管理]で異なる設定を行うと、モバイルコックピットの「パワーマネージメント設定」 の内容は無視されます。 通常は操作の簡単な、モバイルコックピットの「パワーマネージメント設定」のみを行うよ うにしてください。 フルパワー ノーマル 86
エコノミー ユーザー AC 本機が、AC から電源供給を受けて使用している場合の設定です。 3 ユーザー DC 本機が、バッテリパック から電源供給を受けて使用している場合の設定です。 87
●環境設定 本機を使用するに当たっての初期状態を設定します。設定項目は、 「内蔵LAN有効/ 無効」 、 「起動デバイスの優先順位(ブート検索) 」、 「電源スイッチ」 、 「液晶パネル」 、 「PC カード/ PC カードプロボタン切り換え」の 5 項目です。 設定を変更したことで「再起動」が必要な場合は、OK ボタンを押した後に再起動を 要求する画面となります。 内蔵 LAN 有効/無効 チェック( )を外す( )ことで、内蔵 LAN を使用しないようにします。 起動デバイスの優先順位(ブート検索) 本機の電源 ON 時(起動時)のデバイスの順番を、選択リストから設定します。 検索時に見つからないデバイスは無視され、次のデバイスを順に探します。 [選択リスト] ・FDD > CDROM (PCMCIA) > HDD ・FDD > HDD ・HDD > FDD 88
電源スイッチ 本機を使用中に電源スイッチをスライドさせてOFF にしたときに、 [スタンバイ] /[休止状態]/[終了]のどれかに設定が出来ます。 液晶パネル 本機を使用中にディスプレイ部を閉じたとき に、 [何もしない]/[スタンバイ] /[休止状態]/[液晶オフ]のどれかに設定が出来ます。 PC カード/ PC カードプロボタンの切り換え モバイルコックピットのツールバーの「 PC カード」ボタンを、この設定に従い 変更します。 ( 参照 !→ 90 ページ ⑧ PC カードプロパティ) ④パワーマネージメント フルパワー ノーマル エコノミー クリックして凹状態のボタン ユーザー 前項の[パワーマネージメントの設定]により設定した内容を、 「フルパワー/ノー マル/エコノミー/ユーザー」 の4つのボタンから1つのボタンを押すことで本機の パワーマネージメントの状態を選択できます。 選択されたボタンは、凹状態になります (上図では、 フルパワーが選択されています) 。 選択された凹状態のボタンは、AC アダプタ駆動とバッテリパック駆動の切り替え味 にそれぞれの状態をランプ表示で確認することが出来ま
⑥ハードディスク停止 ハードディスクが未使用の時に、ハードディスクの駆動を停止します。停止すること で、ハードへの負担を減らしまたバッテリによる使用時間を延ばすことが出来ます。 停止後でも、ハードディスクへのアクセス要求があった場合は駆動を再開します。 ⑦音量設定 スピーカーからの音量を設定することが出来ます。 つまみをドラッグして、低い⇔高いの音量を設定してください。 ミュートを すると消音になります。 ・ホットキーの機能を使って、 “ Fn + F5 ( )”や “ Fn + F6 ( )”でも音量の設定することが出来ます。 ⑧ PC カードプロパティ このボタンは2種類あり、前項の「環境設定」で表示を切り替えます。 ( )ボタンは、 Windows の PC カード(PCMCIA)プロパティを開きます。 ( )ボタンは、2 枚のカードを切断/接続する機能を持ちます。 「環境設定」の画面 90 例
( )ボタン [コントロールパネル]→[PC カード(PCMCIA) ]から、PC カード(PCMCIA) のプロパティ画面を開きます。 PC カードを取り出すときは、この画面からの操作を行ってください。 [インジケータ領域]の[ハードウェア取り外し]ボタンでも接続されている、PC カードを含む全てのストレージデバイスを外すことができます。 ( )ボタン すべての PC カード(PCMCIA)を切断または接続します。ボタンをクリックす ると本機はカードの接続状態を確認し、切断状態の時は接続処理を、またその逆 の時は切断処理を行います。 ・接続処理 PC カードを本機に挿入後、この( )ボタンをクリックしてください。プ ラグ&プレイにより、接続処理を自動で行います。 ・切断処理 PC カードの停止、切断を行います。ここでは、上記の PC カード(PCMCIA) のプロパティ画面からの操作は不要です。切断中の画面表示が消えたら、 PC カードを外してください。 91 3
⑨ロングラン設定 本機の CPU の動作範囲を設定することで使用中の電源消耗を抑え、バッテリパック による使用時間を延ばすことが出来ます。 CPU は上限値と下限値の範囲内で動作をします。 設定が終わったら、 「ユーザー更新モード」をクリックして前項「パワーマネージメ ント設定」の「ロングラン設定」の項目を更新することができます。更新しない場合 は、再起動したときに「パワーマネージメント設定」の「ロングラン設定」の項目に したがった CPU のスピードとなります。 設定した上限値と下限値を▲で表示します。 表示の数値をクリックすると、CPU の速度表示と電圧表示を切りかえます。 ⑩バッテリコントロール バッテリパックの状態を表示する画面です。バッテリパックの接続状態、電池残量、 交換時期など現在の状況を知ることが出来ます。 公称容量の値は、ご使用 のバッテリパックの容量 を保証するものではあり ません。したがって、公 称容量と満充電容量の値 は一致しない事がありま す。 92
バッテリパック未装着時で、AC アダプタのみで使用中にこのボタンをクリックする と下記のような画面となります。 「AC アダプター駆動中」と表示され、各項目は設 定ができなくなります。 ⑪バッテリインジケータ バッテリパックの電池残量や残り使用時間などの予測などを常に表示しています。 ・バッテリパックのみで使用時 バッテリパックによる残り使用時間の予測が表示されます。 ・AC アダプタとバッテリパックの使用時 バッテリパックの満充電までの時間を表示します。 ・AC アダプタのみで使用時 バッテリー未装着と表示されます。 ・計測中 バッテリパックを取り付け直後に表示されます。 「計測中」の表示が続く場合は、バッテリパックの 接続をし直すか、故障している、または消耗しすぎ で交換を要求している場合です。 93 3
⑫スタンバイ スタンバイボタン( )をクリックすると、本機をスタンバイ状態に移行します。 ・ “ Fn + F3( )”や“Windows の終了から” 、また前記 ③設定 の操作でも、ス タンバイ状態に出来ます。 ③設定 で、ウエイクオンタイマーの設定を有効にしていると、設定時にはスタン バイ状態は解除されます。 ⑬休止状態(ハイバネーション) 休止状態ボタン( )をクリックすると、本機を休止状態に移行します。 ・“ Fn + F4( )”や“Windows の終了から”、また前記 ③設定 の操作でも、 休止状態に出来ます。 ③設定 で、ウエイクオンタイマーの設定を有効にしていると、設定時には休止状 態は解除されます。 94