User manual - LMWIN マニュアルver.1.15(2014年7月25日)

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4.8 ログファイル
ログファイルを作成し、通信相手との接続処理が開始された時点からの通信ログを保存します。
ログファイル名は、”¥Windows¥FLCE.LOG”です。(変更できません。)
ログファイルがすでに存在する場合は、上書きします。(追記しません。)
ファイル作成ができない場合は、ログファイルを作成しません。
コマンドパラメータに誤りがある場合は、ログファイルは作成しません。
ログファイルのフォーマットは以下のとおりです。
内容 備考
1
FLCE のバージョン
2
プロトコルのバージョン 1バイト。最初のバージョンは‘1
3
通信相手の機種コード 最大 3 バイト。 AT: PC-AT 互換 PC
4
セッション ID 16 進数表現。(0x0000)
5
最終イベント情報 16 進数表現。(0x0000)
6
最終フェーズ情報 16 進数表現。(0x0000)
7
終了ステータス情報 16 進数表現。(0x0000)
8
最終送信ファイル名 最大 65 バイト。65 バイト以降は切り捨て。
9
最終受信ファイル名 最大 65 バイト。65 バイト以降は切り捨て。
24 行目は、通信相手から取得した情報を出力します。
端末対向通信時の疑似サーバーモードで動作中のログファイルの場合は、空白となります。
4.9 レジストリ
レジストリに値を書き込むことにより、通信環境等のデフォルト値を変更することが出来ます。
通常使用時のデバイス指定やボーレート指定は設定コマンド(/Y)で行ない、デフォルト値を変更したい
ときのみレジストリ設定を行ないます。
また、ドライブレターの意味付けを変更したいときには、ドライブレター名のキーを作成し、そこに意味付け
を行ないたいデバイスのパス名を記述します。
レジストリは一度設定を行なうと、再び設定を変更するか、フルリセットするまで有効です。
レジストリに設定をしなかった項目(キー)または設定が誤っていた項目(キー)は、おおもとのデフォルト
値が有効になります。
通信環境等のデフォルト値は、以下のレジストリの値によって変更することが可能です。
[HKEY_CURRENT_USER¥Software¥CASIO¥FLCE]
キー
DEVNM SZ
通信環境設定(/Y)のデバイス
DRIVE¥A SZ
ドライブ A にマッピングするデバイス
DRIVE¥B SZ
ドライブ B にマッピングするデバイス
DRIVE¥C SZ
ドライブ C にマッピングするデバイス
DRIVE¥D SZ
ドライブ D にマッピングするデバイ
DRIVE¥Z SZ
ドライブ Z にマッピングするデバイス
RECVWAIT DWORD
受信タイムアウト値()
CONWAIT DWORD
セッション確立タイムアウト時間(秒)