User manual - LMWIN マニュアルver.1.15(2014年7月25日)

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注意事項
(1)最大 127 個までデバイス名を指定できますが、同時通信数及び、サーバーと接続できる IOBOX の台
数は最大 8 (4 台推奨)となります。
また、同時通信する台数に応じて、サーバーの IrDA プロトコルスタックに負荷がかかる為、単体動作
時よりも実効レートが劣りますので、最大接続/通信可能な台数は 4 台までとする事をお勧めします。
接続処理については、1 台ずつしか行なわれません。
(2)使用する端末のデバイス名は環境設定ファイルにて全て列挙して下さい。
列挙されていないデバイス名との通信は以下の仕様となります。
進捗率表示バーにはデバイス名が表示されません。
LMWIN からのコマンド/スクリプト指定が出来ません。
端末側からコマンド/スクリプト指定で行なって下さい。
列挙されているデバイス名から優先的に内部配列を使用する為、通信可能台数は以下のとおり
となります。
127 - 登録されているデバイス名の数 + 1
(仕様上、8 台以上の同時通信はできません。)
(3)同じデバイス名を持つ複数の端末から接続要求があった場合、同時に通信できません。
1 台の端末との通信が終了してから、別の同デバイス名の端末は通信できます。
連鎖通信と同様の動作となります。)
他のデバイス名を持つ端末は関係なく同時通信できます。
(4)同時複数動作に起因するエラー
SCSI TCP/IP 通信と同様に同時複数動作では以下のエラーが発生しない様
に注意してコマンド/スクリプトを指定して下さい。
File Being Accessed (ファイル共有エラー)」
<発生する要因>
現在使用中のファイルをアクセスした。
同じファイル名を同じディレクトリに同時に受信。
受信中のファイルと同じファイル名を同じディレクトリへ同時に受信した。
<アクセス可否 相対表>
サーバー上の同一ファイルに対する複数アクセス
送信中の送信
OK
送信中の受信・追加受信 エラー
受信・追加受信中の送信 エラー
受信・追加受信中の受信 エラー
追加受信中の追加受信
OK
受信中の追加受信 エラー
チャイルドプロセス実行
OK
(送信:サーバー 端末 受信:端末 サーバー)