User manual - LMWIN マニュアルver.1.15(2014年7月25日)
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2.6.3 初期設定ファイル
初期設定ファイルには、LMWIN の起動や動作に関わる各種情報を記述します。
※ 環境設定ファイルは、INI ファイル形式で情報を格納します。
※ 環境設定ファイルの名称は”LMWIN.INI”です。
※ 初期設定ファイルがない場合には、初期値で起動します。
項目 値 意味
[CODE]
-1=F501
コプロセスのエラー戻り値による、LMWIIN で変換されるエラ
ーコードの開始値を指定します。
コプロセスのエラー戻り値を指定のエラーコードに変換し、
端末へ転送後、セッションを終了します。
子プロセスのエラー戻り値と変換されるエラーコード値の関
係は左記の例では、 -1 ~ -10→F501 ~ F50A となりま
す。
[MODE]
ON
最小化で実行します。
MINIMIZE=OFF
OFF
WINDOWサイズで実行します。
ON
起動時にサーバーモードになります。
SERVER=OFF
OFF
起動時はサーバーモードになりません。
ON
1 回の実行で接続を終了します。
※SERVER=ON との組み合わせにより、有効となります。
※同時複数動作する I/F には無効。
※LMWIN は、1SHOT モードでの通信が正常終了した場合に
終了コードで”0”、エラーが発生した場合に”1”を返します。
1SHOT=OFF
OFF
バッチモードで起動します。
ON
複数のEXEの起動を許します。
DUPLICATE=OFF
OFF
複数のEXEの起動を許しません。
0
セッション中のタイムアウトは無限大です。
COMMAND_TIMEOUT=30
*
1
1~3600
(単位=秒)
セッション中のタイムアウトは 1 秒から 3600 秒(1 時間)です。
3600 以上の値を設定した場合には 3600 秒とします。
ON
スクリプトファイルのコプロセスで起動したプログラムの終了
を待たずに、次のスクリプト文を実行します。
※[CODE]エリアに「-1=F501」の指定がある場合には、コプ
ロセスの終了を待ちます。
CHILD_THROUGH=OFF
OFF
スクリプトファイルのコプロセスで起動したプログラムの終了
を待ち、次のスクリプト文を実行します。
ON
セッション接続前/エラー表示前にエラーダイアログをクロー
ズします。(エラーダイアログは最新の 1 つのみとなります。)
1ERROR_MESSAGE=OFF
OFF
最大 8 個まで、エラーダイアログを表示します。
ON
終了時に、終了確認ダイアログを表示して終了します。
CLOSE_MESSAGE=ON
OFF
終了時に、終了確認ダイアログを表示せずに終了します。
ON
ログファイルに上書きで最新の1つのみ出力されます。
1ERROR_LOG= OFF
OFF
ログファイルにアペンドで出力されます。
ON
正常終了(Normal End)のログをログファイルに出力します。
NORMAL_LOG=OFF
OFF
正常終了のログはログファイルに出力されません。