LMWIN DT-UD8WIN32 LMWIN DT-UD8WIN32 マニュアル 本書は、LMWIN DT-UD8WIN32 の機能仕様 について記載します。
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変更履歴 バージョン 1.00 1.01 〃 〃 〃 〃 1.02 1.03 〃 〃 〃 〃 〃 1.04 〃 〃 1.05 〃 〃 〃 〃 1.06 〃 〃 日付 2007/10/25 2007/12/17 〃 〃 〃 〃 2008/02/25 2008/07/09 〃 〃 〃 〃 〃 2009/10/27 〃 〃 2010/02/08 〃 〃 〃 〃 2010/10/12 〃 〃 〃 〃 1.07 〃 〃 〃 〃 〃 1.08 〃 〃 〃 〃 〃 2011/01/21 〃 〃 〃 〃 〃 2011/03/18 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 1.
頁8 頁 67 - 75 頁 126 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 1.10 〃 〃 2013/10/18 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 1.11 〃 2013/11/12 〃 〃 1.12 2013/11/25 頁 26 - 32 1.13 2013/12/5 頁 126, 127 1.14 1.15 2014/4/16 2014/7/2 〃 〃 頁 167 頁 10, 14, 16, 18, 19, 34, 36, 55, 64, 71, 73, 86, 87, 94, 100, 103, 182, 184 頁 30 - 33 説明追加:IrXpress の Windows 8.
目次 1. 概要··················································································································································································· 4 1.1 機器構成 ································································································································································· 4 1.
2.8 I/F モード別の機能について ······················································································································· 143 2.8.1 RS232C モード ·········································································································································· 143 2.8.2 SCSI モード ················································································································································ 144 2.8.
1. 概要 LMWIN DT-UD8WIN32(以下、LMWIN と記載)は、サーバーと端末の間で、ファイルアップダウンロード などの通信を行ないます。 1.1 機器構成 LMWIN の動作する機器構成は、以下のとおりです。 ■ サテライト I/O BOX(RS-232C 接続)・・・「環境設定」で”RS-232C”を選択 対象機種 : I/O ボックス DT-900 : DT-964IO (1)単体接続の場合 RS-232C ケーブルを使用して、サーバーと1対1で 接続を行ないます。 接続時のボーレートの設定は、以下のとおりです。 ・RS-232C 接続 : 115.2Kbps RS-232C 接続 (2)連鎖接続(最大8台)の場合 RS-422 ケーブルを使用して、最大8台の連鎖接続 を行ないます。 接続時のボーレートの設定は、以下のとおりです。 サーバーとは RS-232C で接続を行ないます。 ・RS-232C 接続 : 115.2Kbps ・RS-422 連鎖接続 : 115.
■ LAN I/O BOX(TCP/IP 接続)・・・「環境設定」で”TCP/IP”を選択 対象機種 : I/O ボックス DT-900 : DT-966IO (1)単体接続の場合 LAN ケーブルを使用して、サーバーと1対1で 接続を行ないます。 接続時のボーレートの設定は、以下のとおりです。 ・LAN 接続 : 4Mbps DT-900 と I/O ボックス間は 115.2Kbps LAN 接続 (2)連鎖接続(マスタ+サテライト最大 7 台)の場合 RS-422 ケーブルを使用して、最大 7 台の連鎖接続 を行ないます。 接続時のボーレートの設定は、以下のとおりです。 サーバーとは LAN で接続を行ないます。 ・LAN 接続 : ネットワーク構成による ・RS-422 接続 : 115.2Kbps (端末と I/O ボックス間は 115.
■ 無線 LAN(TCP/IP 接続)・・・「環境設定」で”TCP/IP(NEW)”を選択 対象機種 DT-5200 DT-X7 DT-5300(CE/WM) IT-300 DT-X8 IT-9000 無線 LAN 接続 ■ B.S I/O BOX(USB/RS-232C 接続)・・・「環境設定」で”BS/BB(IO BOX)”を選択 対象機種 : I/O ボックス DT-5100 : DT-5164IO DT-870 : DT-861IO DT-9700/DT-9800 : HA-B61IO DT-950 : HA-A61IO DT-10 : HA-C61IO (1)単体接続の場合 USB/RS-232C ケーブルを使用して、サーバーと 1対1で接続を行ないます。 接続時のボーレートの設定は、以下のとおりです。 ・USB 接続 : 4Mbps/115.2Kbps : 115.
■ B.B. I/O BOX(USB 接続)・・・「環境設定」で”BS/BB(IO BOX)”を選択 対象機種 : I/O ボックス DT-5100 : DT-5160IO DT-950 : HA-A60IO DT-930 : HA-E60IO DT-970 : HA-E60IO USB ケーブルを使用して、サーバーと1対1で接続 を行ないます。 接続時のボーレートの設定は、以下のとおりです。 ・USB 接続 : 4Mbps/115.2Kbps USB 接続 ■ B.S.B.B.
■ USB クレードル(USB 接続)・・・「環境設定」で“USB”を選択 対象機種 : I/O ボックス DT-10 : HA-C60IO DT-5200 : HA-D60IO DT-X7 : HA-F60IO DT-5300(CE/WM) : HA-H60IO DT-X8 : HA-K60IO IT-9000 : HA-L60IO DT-10 と WindowsVista OS との USB 通信には USB 接続設定ツールの CAB をインストールして、 設定を変更する必要があります。 CAB ファイル名は、[P.
1.2 ソフトウェア構成 1.2.1 ソフトウェア構成(サーバー) サーバーで使用するソフトウェアは、以下のとおりです。 分類 ファイル転送 プログラム Lmwin32.exe Hfc32.dll Lman32.dll Usbdrv.dll Driver32.dll Scsidrv.dll Tcpipdrv.dll IRDAdrv.dll IRDAntdrv.dll IrDAmuldrv.dll Scdkey10.dll ※ Lmwin32.chm LMWIN.INI DEVICE.INI ファイルチェック FCHK.EXE ※ LMWIN Ver 7.02 以降から使用します。 1.2.2 機能 アップダウンロード本体 コマンド解析ドライバ 接続監視ドライバ USB モード用ドライバ RS-232C モード用のドライバ SCSI モード用のドライバ TCP/IP(New 含む)モード用のドライバ B.S/B.B(IOBOX)モード用のドライバ B.S/B.B(IOBOX)モード用のドライバ B.S/B.
1.2.3 動作環境 サーバーの LMWIN が動作する環境を以下に示します。 Microsoft Windows 2000 Professional / Server (SP4 以降) Microsoft Windows XP Professional (SP2 以降) Microsoft Windows Server 2003 Standard (SP1 以降) / Enterprise R2 (SP2 以降) Microsoft Windows Vista Business / Ultimate Microsoft Windows Server 2008 Standard (32 ビット) / R2 Standard (64 ビット) Microsoft Windows 7 Professional (32 / 64 ビット) Microsoft Windows 8 Professional (32 / 64 ビット) Microsoft Windows 8.
1.3 導入方法 1.3.1 LMWINのインストール 以下、Windows Server 2000 の画面、インストールパスで説明します。 (OS 種類により、若干画面イメージは異なりますが、操作等に違いはありません。) 〔インストール操作手順〕 (1) メディアから「Setup.
(4) ユーザ情報(ユーザ名・会社名・シリアル番号)を入力し「次へ」をクリックして下さい。 ※ 「シリアル番号」は、別途指定されたものを使用して下さい。 (5) インストール先を選択して、「次へ」をクリックして下さい。 ※ デフォルトのインストール先は「C:¥Program Files¥CASIO¥」フォルダ以下となります。 12
(6) フォルダを作成しますので、「はい」をクリックして下さい。 ※ 既にフォルダが存在する場合、この操作は発生しません。 (7) セットアップタイプを指定して、「次へ」をクリックして下さい。 ※ セットアップタイプには、以下3種類あります。 標準 コンパクト カスタム デフォルトの「標準」を選択してインストールして下さい。 (上記セットアップタイプ画面参照) (8) 設定内容を確認して、「次へ」をクリックして下さい。 13
(9) ファイアウォールの例外ポートを追加するか否かを確認し、追加する場合は「はい」、追加しない 場合は「いいえ」をクリックして下さい。 ※ 本画面で提示されている例外ポートが既に設定されている環境へのセットアップ時には 本画面は表示されません。 (10) セットアップを終了しますので、「完了」をクリックして下さい。 ※ サーバーOS の種類( Windows 8/8.
〔インストールファイル〕 デフォルトパス(C:¥Program Files¥CASIO¥)指定時にコピーされるファイル、パス一覧を以下に 記載します。 パス名 ファイル名 FCHK.EXE lmwin32.exe driver32.dll hfc32.dll irdadrv.dll irdamuldrv.dll irdantdrv.dll lman32.dll scsidrv.dll tcpipdrv.dll usbdrv.dll Scdkey10.dll (※1) LMWIN32.chm device.ini lmwin.ini \lmwin\CAB\ USBClientDT-10_110.CAB USBClientDT-10Q_110.CAB Setup.exe \lmwin\IRXpress\USB\ IRXpressUSBIrDA.exe SetupUSBIrDA.exe \lmwin\IRXpress\RS232C\ IRXpressSerialIrDA.exe SetupSerialIrDA.exe \lmwin\IRXpress64\ SetupUSBIrDA(x64).
1.3.2 LMWINのアンインストール Windows Server 2003 の画面で説明します。 (OS 種類により、若干画面イメージは異なりますが、操作等に違いはありません。) 〔アンインストール操作手順〕 (1) コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から「CASIO LMWIN DT-UD8WIN32」を 選択し、「変更と削除」をクリックして下さい。 ※ Windows 8/8.
(2) セットアップ画面が起動しますので、「削除」を選択し、「次へ」をクリックして下さい。 (3) ファイル削除の確認画面が表示されますので、「OK」をクリックして下さい。 17
(4) アンインストールを終了しますので、「完了」をクリックして下さい。 (5) 処理終了後、サーバーの再起動を行なって下さい。 ※ サーバーOS の種類(Windows 8/8.
1.3.3 IRXpressのインストール B.S.B.B. I/O BOX で使用する赤外線ドライバ(IRXpress)のインストール手順に関して述べます。 USB ドライバと RS-232C ドライバ、及び、インストールするサーバーにより、手順に違いが発生します。 IOBOX の電源を切った状態でインストールして下さい。 インストーラーの種類ついて USBドライバ <Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000 の場合> 「IRXpressUSBIrDA.exe」を実行します。 <Windows 8/8.1 (32 ビット)、Windows 7 (32 ビット)、Windows Vista の場合> 「SetupUSBIrDA.exe」と「IRXpressUSBIrDA.exe」をローカルの同じ場所に置き、 「SetupUSBIrDA.exe」を実行します。 ※ 両ファイルともローカルの同じ場所に置いていないとインストールエラーとなります。 <Windows 8/8.
USBドライバ インストール USB ドライバのインストール手順について説明します。 Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000 の場合 OS 種類により画面の色調やアイコンの形状等のデザインが異なる場合があります。 (以下の手順は、Windows 2000 にインストールを行なった際の例です。) (1) 「IRXpressUSBIrDA.
(4) インストール先を指定し、「Next」をクリックして下さい。 ※ 特に指定のない場合は、自動的に”C:¥Program File”の下に「IRXpress」→「IRXpress USB IrDA」フォルダが作られ、そこにインストールされます。他のフォルダにインストールする場合 は、「Browse」をクリックし、インストール先を指定して下さい。 (5) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックして下さい。 ※ 以降の説明では、バックグラウンドを除いたポップアップ画面のみを表示します。 21
(6) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックして下さい。 ※ サーバーを再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させて下さい。 ※ サーバーの再起動後、IOBOX の電源を入れることにより、デバイス認識が行なわれます。 Windows 2000 では自動的に認識が完了しますが、WindowsXP、WindowsServer2003 では手 動で認識作業を進める必要がありますので、次ページ以降を参照して下さい。 22
WindowsXP の場合 (7) サーバーの再起動後、IOBOX の電源を入れて下さい。 暫くすると以下のデバイスの認識画面が表示されますので、「ソフトウェアを自動的にインスト ールする(推奨)(I)」をクリックして次へ進めて下さい。 (8) 「完了」をクリックして、デバイスの認識を完了させて下さい。 23
WindowsServer2003 の場合 (7) サーバーの再起動後、IOBOX の電源を入れて下さい。 デバイス マネージャを開き、「その他のデバイス」に表示されている「IRXpress USB IrDA Controller」 を右クリックで選択し、「ドライバの更新」を実行して下さい。 (8) 「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)(I)」をクリックして次へ進めて下さい。 24
(9) 「完了」をクリックして、デバイスの認識を完了させて下さい。 25
Windows 8 (32 ビット)、Windows 7(32 ビット)、Windows Vista の場合 (1) 「SetupUSBIrDA.
(4) インストール先を指定し、「Next」をクリックして下さい。 ※ 特に指定のない場合は、自動的に”C:¥Program File”の下に「IRXpress」→「IRXpress USB IrDA」フォルダが作られ、そこにインストールされます。他のフォルダにインストール する場合は、「Browse」をクリックし、インストール先を指定して下さい。 (5) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックして下さい。 27
(6) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックして下さい。 ※ サーバーを再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させて下さい。 (7) サーバーの再起動後、IOBOX の電源を入れて下さい。 (8)「デバイス マネージャ」を開き、”その他のデバイス”に表示されている”IRXpress USB IrDA Controller”を右クリックで選択し、「ドライバの更新」を実行して下さい。 (9)「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します(S)」を選択して下さい。 (10)「このドライバソフトウェアをインストールします(I)」をクリックして、デバイスの認識を完 了させて下さい。 28
(11) デバイス認識が完了すると、以下の画面が表示されますので、「閉じる」をクリックして下さい。 (12) サーバーをもう一度再起動して下さい。 29
Windows 8.1 (32 ビット) の場合 (1) 「コントロールパネル」 → 「プログラムと機能」メニューで、「Windows の機能の有効化または 無効化」を起動し、「レガシ コンポーネント」の「NTVDM」のチェックを ON にして下さい。 (2) 「SetupUSBIrDA.exe」を起動して下さい。 ※ LMWIN 7.15 以降のもの( IRXpressUSB 2.
(5) インストール先を指定し、「Next」をクリックして下さい。 ※ 特に指定のない場合は、自動的に”C:¥Program File”の下に「IRXpress」→「IRXpress USB IrDA」フォルダが作られ、そこにインストールされます。他のフォルダにインストール する場合は、「Browse」をクリックし、インストール先を指定して下さい。 (6) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックして下さい。 31
(7) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックして下さい。 ※ サーバーを再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させて下さい。 (8) サーバーの再起動後、IOBOX の電源を入れて下さい。 (9) デスクトップ画面に生成された「RegIRXpress」ショートカットを右クリックし、「管理者として実行(A)」を実 行して下さい。 ※ ショートカットが生成されていない場合、IRXpress のインストールフォルダ(デフォルト: C:\Program Files\IRXpress\IRXpress USB IrDA)直下にある RegIRXpressUSB.
(10) 「インストール(I)」をクリックして下さい。 (11) 「はい」をクリックして下さい。 サーバーが再起動されます。 ※ 「はい」をクリックすると、デスクトップ画面の「RegIRXpress」ショートカットは「ゴミ箱」に移動されます。 33
Windows 8/8.1(64 ビット)、Windows 7(64 ビット) の場合 (1) 「SetupUSBIrDA(x64).
(5) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックして下さい。 (6) 「インストール」をクリックして、インストールを実行させて下さい。 35
(7) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックして下さい。 ※ サーバーを再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させて下さい。 (8) サーバーの再起動後、IOBOX の電源を入れて下さい。 (9) サーバーの再起動を促す画面が表示されたら「今すぐ再起動する」ボタンをクリックし、サーバー をもう一度再起動して下さい。 ※ Windows 8/8.
USB通信設定 USB ドライバのインストール/デバイス認識終了後、下記手順で通信速度の設定を行ないます。 IOBOX の電源を入れた状態で、「コントロールパネル」の「デバイス マネージャ」から、「CASIO IRXpress USB Intrared」の部分で右クリックをし、「プロパティ」を選択します。 ※ Windows Vista ではデバイス マネージャを開く際にユーザーアカウント制御により、管理者権限で実 行することの許可を求める画面が表示されます。 「続行」をクリックしてデバイス マネージャを開いて下さい。 37
(1) 通信速度の設定 プロパティ画面の「詳細設定」タブを選択し、「Maximum Connect Rate」にて通信速度を選択し、「OK」 をクリックします。 ※ 通信速度は、以下の通りに設定して下さい。 ・単体接続の場合 : 「4Mbps」と「115.2Kbps」のみを使用して下さい。 ・連鎖接続の場合 : 「115.
RS-232Cドライバ Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000 の場合 OS 種類により画面の色調やアイコンの形状等のデザインが異なる場合があります。 (以下の手順は、Windows 2000 にインストールを行なった際の例です。) (1) 「IRXpressSerialIrDA.
(4) インストール先を指定し、「Next」をクリックして下さい。 ※ 特に指定のない場合は、自動的に”C:¥Program Files”の下に「IRXpress」→「IRXpress Serial IrDA」フォルダが作られ、そこにインストールされます。他のフォルダにインストー ルする場合は、「Browse」をクリックし、インストール先を指定して下さい。 (5) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックして下さい。 40
(6) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックして下さい。 ※ サーバーを再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させて下さい。 41
Windows 8 (32 ビット)、Windows 7(32 ビット)、Windows Vistaの場合 (1) 「SetupSerialIrDA.
(5) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックして下さい。 (6) 「このドライバソフトウェアをインストールします(I)」をクリックして、デバイスの認識を完了させ て下さい。 43
(7) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックして下さい。 ※ サーバーを再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させて下さい。 44
Windows 8.1 (32 ビット)の場合 (1) 「コントロールパネル」 → 「プログラムと機能」メニューで、「Windows の機能の有効化または 無効化」を起動し、「レガシ コンポーネント」の「NTVDM」のチェックを ON にして下さい。 (2) 「SetupSerialIrDA.exe」を起動して下さい。 ※LMWIN 7.15 以降のもの( IRXpressUSB 1.
(5) インストール先を指定し、「Next」をクリックして下さい。 特に指定のない場合は、自動的に”C:\Program File”の下に「IRXpress」→「IRXpress Serial IrDA」フォ ルダが作られ、そこにインストールされます。他のフォルダにインストールする場合は、「Browse」をク リックし、インストール先を指定して下さい。 (6) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックして下さい。 46
(7) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックして下さい。 ※ サーバーを再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させて下さい。 (8) サーバーの再起動後、IOBOX の電源を入れて下さい。 (9) デスクトップ画面に生成された「RegIRXpress」ショートカットを右クリックし、「管理者として実行(A)」を実 行して下さい。 ※ ショートカットが生成されていない場合、IRXpress のインストールフォルダ(デフォルト: C:\Program Files\IRXpress\IRXpress Serial IrDA)直下にある RegIRXpressSerial.
(10) 「インストール(I)」をクリックして下さい。 (11) 「はい」をクリックして下さい。 サーバーが再起動されます。 ※ 「はい」をクリックすると、デスクトップ画面の「RegIRXpress」ショートカットは「ゴミ箱」に移動されます。 48
【補足】 上記操作を行っても通信ができない場合、何かしらの原因でドライバーが正しくインストールされていな い事が考えられます。そのような場合には、以下の操作を行ってください。 (1)「コントロールパネル」→ 「ハードウェアとサウンド」→「デバイス マネージャ」を起動し、「デバイ ス マネージャ」上の PC アイコンを選択して下さい。 (2) 「操作(A)」 → 「レガシ ハードウェアの追加(L)」を選択して下さい。 49
(3)「次へ(N)」をクリックして下さい。 (4) 「一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)(M)」 を選択し、「次へ」をクリックして下さい。 50
(5) 「赤外線デバイス」 を選択し、「次へ(N)」をクリックして下さい。 (6) 「CASIO IRXpress Serial Infrared」 を選択し、「次へ」をクリックして下さい。 51
(7)「次へ(N)」をクリックして下さい。 (8) 「完了」をクリックして下さい。 52
(9) 以下の画面が表示されたら、「今すぐ再起動する(R)」をクリックして下さい。 RS232C通信速度/ポートの設定 RS-232C ドライバインストール終了後、下記手順で通信速度の設定・変更を行ないます。 「コントロールパネル」の「デバイス マネージャ」から、「CASIO IRXpress Serial Intrared」の部分で右クリ ックをし、「プロパティ」を選択する。 ※ Windows Vista ではデバイス マネージャを開く際にユーザーアカウント制御により、管理者権限で実 行することの許可を求める画面が表示されます。 「続行」をクリックしてデバイス マネージャを開いて下さい。 53
(1) 通信速度の設定 プロパティ画面の「詳細設定」タブを選択し、「Maximum Connect Rate」にて通信速度を選択し、 「OK」をクリックする。 ※ 通信速度の設定では、「115.
1.3.4 IRXpressのアンインストール アンインストールを行なう場合は、「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」から 「IRXpress USB IrDA」もしくは「IRXpress Serial IrDA」を削除して下さい。 ※ アンインストール終了後は、サーバーの再起動を行なって下さい。 ※ アンインストールは、I/O BOX の電源を落とした状態で行なって下さい。 ※ サーバーOS の種類(Windows 8/8.
1.3.
Windows2000 の場合 (1) 端末を接続すると、新しいハードウェア検出ウィザードが起動しますので、「次へ」をクリックして下さ い。 (2) 「デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)(S)」を選択して、「次へ」をクリックして下さい。 (3) 「場所を指定(S)」をチェックして、「次へ」をクリックして下さい。 57
(4) LMWIN のインストールにて展開される USB ドライバ設定ファイル「wceusbsh.inf」ファイルのある場所 を指定して、「OK」をクリックして下さい。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
Windows Server 2003、Windows XP の場合 (1) 端末を接続すると、新しいハードウェア検出ウィザードが起動します。 「一覧または特定の場所からインストールする(S)」を選択して、「次へ」をクリックして下さい。 (2) 次の場所で最適のドライバを検索する」と「次の場所を含める(O)」をチェックし、「参照(R)」で LMWIN のインストールにて展開される「wceusbsh.inf」がある場所を指定して、「次へ」をクリックして下さい。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(4) 「完了」をクリックして下さい。 60
Windows Server 2008(32 ビット) (1) 端末を接続すると、「新しいハードウェアが見つかりました」画面が起動しますので、「ドライバ ソフトウ ェアを検索してインストールします(推奨)(L)」をクリックして下さい。 (2) 「新しいハードウェアの検出 - WindowsCE」画面が起動しますので、「オンラインで検索しません(D)」 をクリックして下さい。 (3) 「ディスクはありません。他の方法を試します(I)」をクリックして下さい。 61
(4) 「コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検出します(上級)(R)」をクリックして下さい。 (5) 「次の場所でドライバ ソフトウェアを検索します」で LMWIN のインストールにて展開される USB ドライ バ設定ファイル「wceusbsh.inf」ファイルのある場所を指定して、「OK」をクリックして下さい。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(7) 「閉じる」をクリックして下さい。 63
Windows Server 2012 (64 ビット)、Windows Server 2008 (64 ビット)の場合 (1) 「コントロールパネル」 → 「ハードウェア」メニューで、「デバイスとプリンター」の「デバイス マネージャ ー」を起動して下さい。 (2) デバイス マネージャーの「ほかのデバイス」に表示される「WindowsCE」、「MicroSoft USB Sync」、 若しくは「PocketPC」を右クリックして、「ドライバー ソフトウェアの更新(P)…」を選択します。 (3) 「コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)」をクリックします。 64
(4) 「コンピュータ上のデバイスドライバーの一覧から選択します(L)」をクリックします。 (5) 「モバイルデバイス」を選択して、「次へ」をクリックします。 (6) 「ディスク使用(H)」をクリックします。 65
(7) 「次の場所でドライバソフトウェアを検します:」ボックスに LMWIN のインストールにて展開される USB ドライバ設定ファイル(LMWUSB64.inf)のある場所を指定します。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(10) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 67
Windows Vistaの場合 (1) 端末を接続すると、デバイスの認識画面が表示されますので、 「ドライバソフトウェアを検索してインストールします(推奨)(L)」をクリックして下さい。 (2) 「続行」をクリックして、処理を継続させて下さい。 (3) 「オンラインで検索しません(D)」をクリックして下さい。 68
(4) 「ディスクはありません。他の方法を試します(I)」をクリックします。 (5) 「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します(上級)(R)」をクリックします。 (6) 「次の場所でドライバソフトウェアを検します:」ボックスに LMWIN のインストールにて展開されるドライ バ設定ファイル(wceusbsh.inf)のある場所を指定します。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(7) 「このドライバ ソフトウェアをインストールします(I)」をクリックします。 (8) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 70
Windows 8/8.
(4) 「次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します」で、LMWIN のインストールにて展開される USB ド ライバ設定ファイル(wceusbsh.inf)のある場所を指定して、[次へ(N)]をクリックします。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
Windows 8/8.
(4) 「コンピュータ上のデバイスドライバーの一覧から選択します(L)」をクリックします。 (5) 「モバイルデバイス」を選択して、「次へ」をクリックします。 (6) 「ディスク使用(H)」をクリックします。 74
(7) 「次の場所でドライバソフトウェアを検します:」ボックスに LMWIN のインストールにて展開される USB ドライバ設定ファイル(LMWUSB64.inf)のある場所を指定します。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(10) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 76
ドライバのアップデート ActiveSync がインストールされている、最新バージョンでない LMWIN がインストールされていた環境では、 LMWIN が推奨するバージョンの USB ドライバより古いドライバがインストールされている場合があります。 そのような場合には、USB ドライバのアップデートが必要です。 USB ドライバのバージョン確認とアップデート手順について説明します。 (1) 端末をクレードルに載せて、クレードルの電源を入れて下さい。 (2) デバイス マネージャを開き、「Windows CE USB Devices」、若しくは「モバイル デバイス」に表示さ れている「CASIO USB Sync XXXX」、若しくは「Microsoft USB Sync」を右クリックして、「プロパティ (R)」を選択します。 (3) 「ドライバ」タブを選択して、バージョンを確認して下さい。 バージョンが 4.0.4232.
(4) 「ドライバの更新(P)…」をクリックして下さい。 以降は、サーバーの OS 毎の USB ドライバのアップデート手順について説明します。 サーバーの OS 種類により、操作が若干異なりますので、ご注意下さい。 78
Windows 2000 の場合 (1) 「次へ」をクリックして下さい。 (2) 「このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する(D)」を選択して、「次へ」をクリック して下さい。 (3) 「ディスク使用(H)」をクリックして下さい。 79
(4) 「製造元のファイルのコピー元(C):」で、LMWIN のインストールにて展開される「wceusbsh.inf」がある 場所を指定して、「OK」をクリックして下さい。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
Windows Server 2003、Windows XP の場合 (1) 「一覧または特定の場所からインストールする(詳細) (S)」を選択して、「次へ」をクリックして下さい。 (2) 「次の場所で最適のドライバを検索する」と「次の場所を含める」をチェックし、「参照」で LMWIN のイン ストールにて展開される「wceusbsh.inf」がある場所を指定して、「次へ」をクリックして下さい。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
Windows Server 2008 (32 ビット) の場合 (1) 「コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検索します(R)」をクリックして下さい。 (2) 「次の場所でドライバ ソフトウェアを検索します:」で、LMWIN のインストールにて展開される USB ドラ イバ設定ファイル(wceusbsh.inf)のある場所を指定して、[次へ(N)]をクリックします。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(4) 「閉じる」をクリックして下さい。 83
Windows Vista の場合 (1) 「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します(上級)(R)」をクリックします。 (2) 「次の場所でドライバソフトウェアを検します:」ボックスに LMWIN のインストールにて展開されるドライ バ設定ファイル(wceusbsh.inf)のある場所を指定します。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(4) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 85
Windows 8/8.1 (32 ビット)、Windows 7 (32 ビット)の場合 (1) 「コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)」をクリックします。 (2) 「次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します」で、LMWIN のインストールにて展開される USB ド ライバ設定ファイル(wceusbsh.inf)のある場所を指定して、[次へ(N)]をクリックします。 ※ 「wceusbsh.inf」の場所については「1.3.
(3) 「このドライバー ソフトウェアをインストールします(I)」をクリックします。 ※ 本画面で「次へ」ボタンを押下後に「ドライバーの更新警告」が表示された場合、「はい」をクリック します。 (4) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 Windows 8/8.1(64 ビット)、Windows 7(64 ビット)、Windows Server 2012(64 ビット)、Windows Server 2008(64 ビット)の場合 64 ビット OS 向けの USB ドライバはバージョン”1.0.0.
1.3.
Windows Server 2003、Windows XP の場合 (1) 端末を接続すると、新しいハードウェアの検索ウィザードが起動します。 「いいえ、今回は接続しません(T)」を選択して「次へ」をクリックして下さい。 (2) 「一覧または特定の場所からインストールする(S)」を選択して、「次へ」をクリックして下さい。 (3) 次の場所で最適のドライバを検索する(S)」と「次の場所を含める(O)」をチェックし、「参照」で LMWIN のインストールにて展開される「usbser.inf」がある場所を指定して、「次へ」をクリックして下さい。 ※ 「usbser.inf」の場所については「1.3.
(4) 以降、ウィザード画面の指示に従い、デバイス認識を完了させて下さい。 「完了」をクリックして下さい。 90
Windows Server 2008(32 ビット)の場合 (1) 「コントロールパネル」で「デバイス マネージャ」を起動して下さい。 (2) デバイス マネージャの「ほかのデバイス」に表示される「DT-970」を右クリックして、「ドライバ ソフトウ ェアの更新(P)…」を選択します。 91
(3) 「コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)」をクリックします。 (4) 「次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します」で LMWIN のインストールにて展開される USB ドラ イバ設定ファイル「usbser.inf」ファイルのある場所を指定して、「OK」をクリックして下さい。 ※ 「usbser.inf」の場所については「1.3.
(6) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 93
Windows Server 2012 R2 (64 ビット)、Windows Server 2008 R2 (64 ビット)の場合 (1) 「コントロールパネル」 → 「ハードウェア」メニューで、「デバイスとプリンター」の「デバイス マネージャ ー」を起動して下さい。 (2) デバイス マネージャーの「ほかのデバイス」に表示される「DT-970」を右クリックして、「ドライバー ソ フトウェアの更新(P)…」を選択します。 94
(3) 「コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)」をクリックします。 (4) 「次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します」で LMWIN のインストールにて展開される USB ドラ イバ設定ファイル「usbser.inf」ファイルのある場所を指定して、「OK」をクリックして下さい。 ※ 「usbser.inf」の場所については「1.3.
(6) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 96
Windows Vista の場合 (1) 「コントロールパネル」 → 「ハードウェアとサウンド」メニューで、「デバイス マネージャ」を起動して下 さい。 (2) デバイス マネージャの「ほかのデバイス」に表示される「DT-970」を右クリックして、「ドライバ ソフトウ ェアの更新(P)…」を選択します。 97
(3) 「コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検索します(R)」をクリックします。 (4) 「次の場所でドライバ ソフトウェアを検索します」で、LMWIN のインストールにて展開される USB ドライ バ設定ファイル(usbser.inf)のある場所を指定して、[次へ(N)]をクリックします。 「usbser.inf」の場所については「1.3.
(6) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 99
Windows 8/8.
(3) 「コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R) ドライバー ソフトウェアを手動で検 索してインストールします。」をクリックします。 (4) 「次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します」で、LMWIN のインストールにて展開される USB ド ライバ設定ファイル(usbser.inf)のある場所を指定して、[次へ(N)]をクリックします。 ※ 「usbser.inf」の場所については「1.3.
(6) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 102
Windows 8/8.
(3) 「コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R) ドライバー ソフトウェアを手動で検 索してインストールします。」をクリックします。 (4) 「次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します」で、LMWIN のインストールにて展開される USB ド ライバー設定ファイル(usbser.inf)のある場所を指定して、[次へ(N)]をクリックします。 「usbser.inf」の場所については「1.3.
(6) 「閉じる」をクリックして、完了させます。 105
1.4 通信手順 以下に、基本的な通信手順(例:USB I/F)を記載します。 1. 通信の開始 サーバーで LMWIN を起動します。 ※ [環境設定]-[USB]メニューにチェックマークがついていることを確認します。 2. 通信コマンド/スクリプトの指定 実行対象のコマンドまたはスクリプトを指定します。 [OK]をクリックして、通信待機状態とします。 3.
4. 通信の開始 端末で FLCE を起動し[OK]をタップすると、通信を開始します。 <FLCE 側画面> → <LMWIN 側画面> 5.
2. LMWIN “LMWIN”とは、サーバーで動作するアップダウンロードユーティリティです。 2.1 基本機能 LMWIN の機能は、以下のとおりです。 サーバーと端末間のファイルの送信、受信 コマンドの実行(ブザー鳴動、フォーマット等) サーバーでのスクリプトファイルの実行 ※ 実行可能なコマンドは、以下のとおりです。 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ※ ※ コマンド ファイル送信 ファイル受信 ファイル追加送信 ファイル追加受信 ファイル/ディレクトリ削除 ファイル移動/名前の変更 ブザー鳴動 日時設定 文字列表示 セッション終了 コプロセス実行 ディスク情報取得 ファイル情報取得 ファイル情報設定 フォーマット それぞれの機能については“2.5.
2.2 起動及び終了方法 2.2.1 起動 LMWIN の起動方法は、以下のとおりです。 「スタート」→「プログラム」から「CASIO LMWIN32」を実行 インストールディレクトリの”LMWIN32.EXE”を直接実行 【補足】 (ⅰ) 「1SHOT」モードについて 「1SHOT」モードを指定(※) すると、LMWIN は1回の実行で接続を終了させて、 プロセスを終了します。 (※) 「1SHOT」モードの指定方法については「2.6.
起動オプション ① コマンドラインオプションを指定して起動 実行メニュー画面の[コマンド] 、[スクリプト]で指定する内容を指定することで、LMWIN 起動後、その指定で動作します。(サーバー1対端末1台時に使用します。) ・コマンド指定:コマンド記述内容と同様です。(2.5 コマンド 参照) ・スクリプト指定:/E を付けて指定します。(例、LMWIN32.exe /E test.scr) ※ 一度に2つ以上のコマンド/スクリプトを指定する事は出来ません。 ※ 「1SHOT」モードは有効になりません。 (1SHOT モードについては「2.6.3 初期設定ファイル」を参照) ② タスクトレイ指定(LMWIN.ini で設定)して起動 LMWIN 起動時に、タスクトレイに移動します。タスクトレイアイコンを右クリックすることで、 開始(停止時に有効、サーバーモード起動) 停止(起動時に有効、停止ボタン押下) 終了(LMWIN の終了、終了確認メッセージは出さない) バージョン表示 の選択が可能です。 リンクマネージャ状態 タスクトレイアイコン タスクトレイメニュー 動作中 停止中 2.
2.3 画面 LMWIN の操作画面を以下に示します。 2.3.
2.3.2 ファイル送受信中 画面の下部に、送受信ステータスを表示します。 送受信ステータス ファイル送受信中に、以下の進捗率表示バーの表示を行ないます。 進捗率表示バーには以下の項目を表示します。 項目 IOBOX No. セッション No.
2.3.3 メニュー構成 LMWIN のメニュー構成は、以下のとおりです。 メニュー 機能 スクリプト 新規作成 開く 印刷 終了 新しいスクリプトファイルを作成します。 既存のスクリプトファイルを開きます。 スクリプトファイルを印刷します。※1 LMWIN を終了します。 RS-232C SCSI TCP/IP TCP/IP(New) B.S/B.B(IO BOX) USB USB(USB-SERIAL) 標準として設定 通信設定 RS-232C を使用して通信を行ないます。 SCSI を使用して通信を行ないます。 TCP/IP を使用して通信を行ないます。 TCP/IP を使用して通信を行ないます。 B.S/B.
2.4 機能 2.4.1 スクリプトメニュー [新規作成]メニュー 「新規作成」メニューを実行すると、以下の画面を表示します。 この画面を使用して、以下の手順でスクリプトを作成します。 コマンドボックスから実行するコマンドを選択 1. コマンドで使用するファイル名/ディレクトリ名を指定 2.
[開く]メニュー 「開く」メニューを実行すると、スクリプトファイル選択して以下の画面を表示します。 この画面を使用して、既存のスクリプトを編集します。 画面操作の詳細は「[新規作成]メニュー」を参照して下さい。 ※ 通信中は、本メニューを実行することはできません。 2 [印刷]メニュー スクリプトを印刷します。 ※ 本機能は、現時点動作しません。 [終了]メニュー LMWIN を終了します。 115
2.4.2 環境設定メニュー [RS-232C]メニュー RS-232C を使用して通信を行ないます。 ※ 通信中は、本メニューを実行することはできません。 [SCSI]メニュー SCSI を使用して通信を行ないます。 ※ 通信中は、本メニューを実行することはできません。 [TCP/IP]メニュー TCP/IP を使用して通信を行ないます。 ※ 通信中は、本メニューを実行することはできません。 [TCP/IP(New)]メニュー TCP/IP を使用して通信を行ないます。 ※ 通信中は、本メニューを実行することはできません。 [B.S/B.B(IO BOX)]メニュー B.S/B.
[通信設定]メニュー 以下の通信設定画面を表示します。 ※ 通信中は、本メニューを実行することはできません。 項目 作業ディレクトリ ログファイル 内容 スクリプトファイルを保存するディレクトリを、フルパスで指定します。 エラーログファイル名を、フルパスで指定します。 画面のボタンの機能は、以下のとおりです。 ボタン [OK] [キャンセル] [標準として設定] 機能 設定した内容を環境設定ファイルに保存します。 設定した内容を保存せずに、メイン画面に戻ります。 設定対象のインターフェースを、標準で使用するインターフェースと します。 117
2.4.
2.4.
2.5 コマンド 以下のコマンドを発行することが可能です。 No 1 2 3 4 Send Receive Append Send Append Recv 5 Delete 6 Move コマンド ファイルの送信 ファイルの受信 ファイルの追加送信 ファイルの追加受信 ファイル/ディレクトリ の削除 ファイルの移動/名前 の変更 ブザーの鳴動 日時の設定 No. 9 10 11 12 Disp Str End Session Exec GetDiskInfo 13 GetFileInfo ファイル情報の取得 14 SetFileInfo ファイル情報の設定 Format フォーマット 7 Buzzer 15 8 SetTimeDate ※ すべてのコマンドはスクリプトで実行することが可能です。 2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.
2.5.12 コプロセス実行 プログラムを実行します。 ■コマンド指定方法 コマンド作成画面での指定方法を以下に示します。 項目 コプロセス ※ ※ ※ 設定内容 実行対象のプログラムと、その引数を指定します。 備考 * 引数の末尾にスラッシュの連続”//”を指定することはできません。 (以後の通信が正常動作しなくなります。) 1 行に 2 つ以上の通信コマンドを指定することできません。(コマンドの結合はできません。) 起動するプログラムは 32bit アプリケーションに限ります。 ■スクリプト表記方法 スクリプトの表記方法は以下のとおりです。 /C <実行ファイルパス名> [<引数>...
2.5.
2.5.14 ファイル情報取得 端末のファイル情報を取得します。 ■コマンド指定方法 コマンド作成画面での指定方法を以下に示します。 項目 ファイル 設定内容 備考 情報取得対象のファイルをフルパスで指定します。 取得した情報はfileinfo.
2.5.
2.5.
2.6 設定ファイル 2.6.1 スクリプトファイル スクリプトファイルには、複数のコマンドを一括実行するためのスクリプトを記述します。 ※ 1 つのコマンドは、必ず 1 行に記述して下さい。 ※ 1行(1命令当り)の転送元ファイルパス+転送先ファイルパスの合計サイズが、 ※ 1024Byte を超えたスクリプトを実行するとエラーになります。 ※ 記述可能なコマンドと、記述方法は「2.5 コマンド」を参照して下さい。 ※ スクリプトファイルは、[通信設定]メニューで指定の作業ワークディレクトリに格納します。 ※ スクリプトファイルの拡張子は”.
2.6.2 環境設定ファイル 環境設定ファイルには、通信に関わる各種インターフェース情報を記述します。 ※ 環境設定ファイルは、INI ファイル形式で情報を格納します。 ※ 環境設定ファイルの名称は”DEVICE.
端末番号= 接続する端末の IP アドレスのリスト [USE_DEVICE] (B.S/B.
2.6.3 初期設定ファイル 初期設定ファイルには、LMWIN の起動や動作に関わる各種情報を記述します。 ※ 環境設定ファイルは、INI ファイル形式で情報を格納します。 ※ 環境設定ファイルの名称は”LMWIN.
LOG_FORMAT=1 TASK_TRAY=OFF *2 1 2 ON OFF USB_EVERY_CONNECT_ MODE=OFF ON OFF ログファイルデータの区切りは、ステータス間、ステータスと エラー名称間はタブ区切りです。 ログファイルデータの区切りを全てスペースにします。 起動時にタスクトレイに移動します。 起動時にタスクトレイに移動しません。 通常起動します。(6.
2.7 エラー情報 2.7.1 エラー表示 動作中に発生したエラーを、メッセージダイアログボックスに表示します。 最大 8 個までダイアログボックスを同時に表示します。 ※ エラーが発生した場合は、通信を再実行して下さい。 ※ 再実行後もエラーが発生する場合は、インターフェースごとの接続条件を確認して、LMWIN を再起動 して下さい。 2.7.
0x18 0x19 0x1A 0x1B 0x02 0x03 0x0B 0x0F 0x10 0x11 0x12 0x13 0x14 0x15 0x17 0x19 0x1A 0x1B 0x1D 0x1E 0x1F 0x20 0x21 0x22 0x23 0x53 0x00 0x00 0x01 0x02 0x03 0x04 0x05 0x06 0x07 0x08 0x09 0x0A 0x0B 0x0C 0x0D 0x0E 0x0F 0x19 0x1A 0x1B 0x1C 0x01 0x01 0x01 0x01 0x02 0x02 0x02 0x02 0x02 0x02 0x02 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x03 0x04 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 0x05 プロトコルエラー(時刻) プロトコルエラー(属性) プロトコルエラー(強制上書き
2.8 I/Fモード別の機能について 各 I/F モード特有の機能の概要を記載します。 2.8.1 RS232Cモード RS232C IOBOX 経由及び、RS232C 直結にて通信を可能にします。 サーバーと通信できる数は同時に 1 台のデバイスのみです。 I/Fの選択と設定 [環境設定]メニューで、[RS-232-C]をチェックすると、RS232C I/F が選択されます。 また、この時に[標準として設定]を選択しておくと、デフォルトの I/F として device.
2.8.2 SCSIモード SCSI IOBOX 経由にて通信を可能にします。 最大 7 台のデイジーチェーン接続による、同時複数動作が可能です。 進捗バーには通信を行なっている SCSI IOBOX の SCSI-ID が表示されます。 I/Fの選択と設定 [環境設定]メニューで、[SCSI]をチェックすると、SCSI I/F が選択されます。 また、この時に[標準として設定]を選択しておくと、デフォルトの I/F として device.
<IOBOX 選択画面> [全部選択] 表示されている端末を全て選択します。 [全部キャンセル] チェックを全て解除します。 [OK] 選択を決定して、IOBOX 選択画面を閉じます。 コマンド実行またはスクリプト実行画面が表示されます。 [キャンセル] 選択を無効にして IOBOX 選択画面を閉じます。 145
2.8.3 TCP/IPモード TCP/IP インタフェース使用時は、端末接続台数分の端末が同時に通信を行なう事が出来ます。 (最大同時通信可能端末台数以内) また、端末からの接続要求受付け可能状態時には、環境設定ファイルに列挙されている 各端末の状態を一覧表示します。 さらに、進捗バーには通信を行なっている端末の管理ナンバーと IP アドレスが表示されます。 <TCP/IP モードと TCP/IP(New)モードの相違> TCP/IP ・・・・・・・ LAN IOBOX に IP アドレスを固定で割り当てる方式。 TCP/IP(New) ・・ IOBOX ではなく、HT 自体に IP アドレスを割り当てる方式。 I/Fの選択と設定 [環境設定]メニューで、[TCP/IP] 若しくは、[TCP/IP(New)]をチェックすると、 TCP/IP I/F が選択されます。 また、この時に[標準として設定]を選択しておくと、デフォルトの I/F として device.
コマンド実行/スクリプト実行指定 メニューから[コマンド実行]または[スクリプト実行]を選択すると、コマンド実行または スクリプト実行画面が表示される前に、端末選択画面が表示されます。 これは、複数台接続されている端末のうち、どれに対してコマンドまたはスクリプトの実行を指定するかを 選択する画面です。 環境設定ファイルに列挙されている端末管理番号順にチェックボックスが表示されるので、選択したい端 末の管理番号をチェックして下さい。複数選択が可能です。 管理番号上にマウスカーソルを移動すると、その管理番号の端末の IP アドレスがツールチップとして表示 されます。 なお、端末毎に異なるコマンド実行またはスクリプト実行を指定できます。 ある端末を指定してコマンド実行またはスクリプト実行を指定後、再度他の端末を指定してコマンド実行 またはスクリプト実行を指定して下さい。 但し、すでにコマンド実行またはスクリプト実行が指定されている端末は、管理番号およびチェックボック スが灰色になっており選択できません。 <コマンド実行またはスクリプト実行の指定手順> [コマンド実行]または、 [スクリプト実行]を選択 端末選択画
中断 メニューから中断を選択すると、実際に通信が中断される前に、端末選択画面が表示されます。 これは、複数台接続されている端末のうち、どれに対してコマンドまたはスクリプトの実行を中断するかを 選択する画面です。 画面構成および操作方法はコマンド/スクリプト実行指定時と同様です。 なお、コマンド実行またはスクリプト実行が指定されている端末のみ選択可能で、それ以外は、管理番号 およびチェックボックスが灰色になっており選択できません。 メニューから [中断]を選択 端末選択画面 対象端末を選択 接続要求の受け付け 以下のタイミングで端末からの接続要求の受付けが開始され、端末モニタパネルが表示されます。 一度、接続要求受付け状態になると、[実行]-[接続]-[停止]を選択するまでその状態が持続します。 ([中断]を選択しても接続要求受付け不可にはなりません。) 1.メニューで[実行]-[接続]-[開始]を選択したとき → サーバーモード 2.メニューでコマンド実行またはスクリプト実行を選択したとき 148
端末モニタパネル 端末モニタパネルは、LMWIN が端末からの接続要求を受付け可能になると、メイン画面上に表示され、 device.
2.8.4 B.S/B.B(IOBOX)モード - 同時複数動作版 LMWIN V6.1 からは、WindowsCE端末用のB.S./B.B.IOBOXのみとサーバーをUSB-IrDA経由で最大 8 台接続(4台推奨)し、複数台の端末との同時通信を可能にします。 進捗バーには通信を行なっている端末の管理ナンバーとデバイス名称が表示されます。 (環境設定ファイルにデバイス名を列挙している場合のみ) IOBOX は 4 台以下(同時通信台数 4 台)で使用して下さい。 同時通信する台数に応じて、サーバーの IrDA プロトコルスタックに負荷がかかる為、単体動作時よりも実 効レートが劣ります。 最大接続/通信可能な台数は 4 台までとする事をお勧めします。 また、接続処理は 1 台ずつしか行なわれません。 I/Fの選択と設定 [環境設定]メニューで、[B.S/B.B(IOBOX) ]をチェックすると、B.S/B.B I/F が選択されます。 また、この時に[標準として設定]を選択しておくと、デフォルトの I/F として device.ini に登録され、LMWIN を起動時に B.S/B.
同時複数対応での設定詳細 環境設定ファイル(device.ini)にて以下の項目を記載します。 (1)同時複数動作の有効化 [BS/BB]の項に、 書式 : MAX_DEVICE=最大同時通信可能端末台数(10 進表記) 同時複数動作を有効にする場合は、「4」(最大「8」まで可能) 同時複数動作を無効にする場合は、「1」(従来の単体/連鎖動作です。) を指定して下さい。 デフォルトは「MAX_IO=1」で同時複数動作が無効の状態です。 ※ 上記以外(8/4/1 以外)の値に設定しないで下さい。 ※ 従来までの単体/連鎖動作を行なう場合は必ず無効(MAX_DEVICE=1)の状態にして下さい。 ※ 対応 OS 以外(Windows98SE/ME/NT4.
(3)使用する端末のデバイス名 一覧 [USE_DEVICE]の項に、 書式 : 端末管理ナンバー=デバイス名 (使用する端末の台数分記述します。 最大 127 個) デフォルトは[1=WindowsCE1] 使用する端末のデバイス名を全て列挙します。 左辺の端末管理ナンバーとは各端末に付与する番号です。 1~127 までの整数をそのままの桁で重複しないように指定して下さい。 端末管理ナンバーは、昇順で記述して下さい。 LMWIN 上での端末ごとのコマンド/スクリプト指定等は、この管理ナンバーを使用します。 リンク指定子「=」の前後にスペース挿入は可能です。 ※ デバイス名は端末側の設定規約に従って下さい。 ※ 端末管理ナンバーは値の桁をそのまま記載して下さい。 (TCP/IP I/F モードと同様に、前を 0 や 00 で埋めないで下さい。) ※ 最大 127 個までデバイス名を指定できますが、同時通信数及び、サーバーと接続できる IOBOX の台数は最大 8 台(4 台推奨)となります。 ※ 複数行に同じ端末管理ナンバー及び同じデバイス名を指定しないで下さい。 ※ ここにデバイス名を列挙していない端末
コマンド/スクリプト実行指定 TCP/IP I/F モードと同様に、メニューから[コマンド実行]または[スクリプト実行]を選択すると、コマンド実 行またはスクリプト実行画面が表示される前に、端末選択画面が表示されます。 これは、複数台接続されている端末のうち、どれに対してコマンドまたはスクリプトの実行を指定するかを 選択する画面です。 環境設定ファイルに登録されている端末管理番号順にチェックボックスが表示されるので、選択したい端 末の管理番号をチェックして下さい。複数選択が可能です。 管理番号上にマウスカーソルを移動すると、その管理番号の端末のデバイス名がツールチップとして表 示されます。 なお、端末毎に異なるコマンド実行またはスクリプト実行を指定できます。 ある端末を指定してコマンド実行またはスクリプト実行を指定後、再度他の端末を指定してコマンド実行ま たはスクリプト実行を指定して下さい。 但し、すでにコマンド実行またはスクリプト実行が指定されている端末は、管理番号およびチェックボック スが灰色になっており選択できません。 <コマンド実行またはスクリプト実行の指定手順> [コマンド実行]または、 [スクリ
中断 メニューから中断を選択すると、実際に通信が中断される前に、端末選択画面が表示されます。 これは、複数台接続されている端末のうち、どれに対してコマンドまたはスクリプトの実行を中断するかを 選択する画面です。 画面構成および操作方法はコマンド/スクリプト実行指定時と同様です。 なお、コマンド実行またはスクリプト実行が指定されている端末のみ選択可能で、それ以外は、管理番号 およびチェックボックスが灰色になっており選択できません。 メニューから [中断]を選択 端末選択画面 対象端末を選択 接続要求の受け付け 以下のタイミングで端末からの接続要求の受付けが開始されます。 一度、接続要求受付け状態になると、[実行]-[接続]-[停止]を選択するまでその状態が持続します。 ([中断]を選択しても接続要求受付け不可にはなりません。) 1.メニューで[実行]-[接続]-[開始]を選択したとき → サーバーモード 2.メニューでコマンド実行またはスクリプト実行を選択したとき 154
注意事項 (1)最大 127 個までデバイス名を指定できますが、同時通信数及び、サーバーと接続できる IOBOX の台 数は最大 8 台(4 台推奨)となります。 また、同時通信する台数に応じて、サーバーの IrDA プロトコルスタックに負荷がかかる為、単体動作 時よりも実効レートが劣りますので、最大接続/通信可能な台数は 4 台までとする事をお勧めします。 接続処理については、1 台ずつしか行なわれません。 (2)使用する端末のデバイス名は環境設定ファイルにて全て列挙して下さい。 列挙されていないデバイス名との通信は以下の仕様となります。 ※ 進捗率表示バーにはデバイス名が表示されません。 ※ LMWIN からのコマンド/スクリプト指定が出来ません。 端末側からコマンド/スクリプト指定で行なって下さい。 ※ 列挙されているデバイス名から優先的に内部配列を使用する為、通信可能台数は以下のとおり となります。 「127 - 登録されているデバイス名の数 + 1」 (仕様上、8 台以上の同時通信はできません。) (3)同じデバイス名を持つ複数の端末から接続要求があった場合、同時に通信できません。 1 台の端末との
2.8.5 USBモード USB 端子のついた WindowsCE 端末の、USB 直結/USB クレードル経由の通信を可能にします。 サーバーと端末(USB クレードル)は、1 対 1 の接続/通信となります。 複数台の接続/通信は出来ません。 I/Fの選択と設定 [環境設定]メニューで、[USB ]をチェックすると、USB I/F が選択されます。 また、この時に[標準として設定]を選択しておくと、デフォルトの I/F として device.
注意事項 (1)端末の電源 OFF、USB ケーブルを抜く、あるいは、端末をクレードルから抜く時は、必ず LMWIN の LinkManager を停止した状態で行なって下さい。 (2)サーバーには同時に 1 台の端末(USB クレードル)としか、接続/通信できません。 (3)LMWIN と、ActiveSync や Windows Mobile デバイス センターの USB 接続は、排他的に使用可能 状態となります。 LMWIN で、USB モードを使用する為には、サーバー/端末側で以下の設定が必要となります。 ① サーバー側: [ActiveSync がインストールされている場合] ActiveSync 起動→ファイル→接続の設定→「USB 接続を有効にする」のチェックを外す。(以下 画面参照) Windows Mobile デバイス センターがインストールされている場合は、「コントロールパネル」の 「管理ツール」から「サービス」を起動して、「Windows Mobile ベース デバイスの接続」を右クリッ クし、「停止(O)」を選択して下さい。(以下画面参照) 157
② 端末側: → 「設定」 → 「コントロールパネル」から「PC との接続」を起動し Windows CE 機の場合は て、「PC との接続プロパティ」画面上で、「PC にケーブルを接続する」のチェックボックスからチェッ クを外す。(以下画面参照) Windows Mobile 機の場合は から「ActiveSync」を起動して、「メニュー」 → 「接続…」を選 択して、「次の接続方法ですべての PC を同期する」のチェックボックスからチェックを外す。 ※ ActiveSync を使用する場合は、上記①/②にて逆の設定を行ないます。 158
3. FCHK/FCHKCE FCHK/FCHKCE は、転送結果を判定するファイルチェックユーティリティです。 FCHK は、サーバーで動作します。 FCHKCE は、端末で動作します。 以後の説明では、特に機能に差がない場合には、FCHK/FCHKCE をあわせて“FCHK”と表記します。 3.
3.2 リストファイル形式 リストファイルの作成、および照合で使用するリストファイルについて説明します。 ※ リストファイルの名前は“FCHK.LOG”固定です。 リストファイルの形式は以下のとおりです。 FILE_NO=<ファイル数(10 進)> ファイル名(フルパス) サイズ 更新日-更新時刻 ファイル名(フルパス) サイズ 更新日-更新時刻 : ファイル名(フルパス) サイズ 更新日-更新時刻 FILE_CHECKSUM=全転送ファイルのチェックサム(16 進) LIST_CHECKSUM=リストファイルのチェックサム(16 進) 全転送ファイルのチェックサムデータ 転送するファイルすべてのデータ部を DWORD で排他的論理和をとったものです。 リストファイルのチェックサムデータ リストファイルの内容を DWORD で加算し、その結果が 0 となる値です。 例 FILE_NO=3 C:\Windows\MENU.EXE 12345 19960728-0630 C:\Windows\Fonts\fontdata.dat 1000 19960308-2058 C:\Windows\Systemlib.
3.3 機能 FCHK の機能を説明します。 3.3.1 リストファイルの作成 対象ファイルリストを指定して、リストファイルを作成します。また、リストファイルの作成履歴をリストファイル と同じディレクトリに履歴ファイル”FCHKG.HIS”として記録します。 FCHK /G [] [
3.3.2 リストファイルの照合 リストファイルにもとづいて、転送結果を照合します。 FCHK [] パラメータ Option /C: リストファイル照合指定 リストファイルにもとづいて、転送結果を照合します。 (省略不可) /D: 更新日付の照合除外 更新日付を照合対象から除外します。 (省略可) ※ ActiveSync でファイル転送を行なうと、ファイル更新日時が転送したときの日時に更新されます。 このため、日付/時刻の不整合が発生し照合エラーとなります。 ※ 本オプションを指定することにより、更新日付を照合対象から除外することが可能です。 FLCE やメモリカードによるファイル転送では、ファイル更新日時は変更されません。 FCHK.LOG file pass name リストファイルをフルパスで指定します。 戻り値 0 0 以外 正常終了 照合エラー(エラー詳細は「3.4.
3.4 エラー情報 FCHK のエラー情報は、以下のとおりです。 コード 00 01 メッセージ リストファイルの作成が完了し ました。 リストファイルの内容は一致し ました。 指定されたパス名が見つかり ません。 02 リストファイル作成エラー。 03 FCHK.
12 ロギングファイル数の制限を越 えました。 ロギング対象ファイル数が、 65001 ファイル以上です。 ロギング対象ファイルの 総数を 65000 以下にし て下さい。 13 指定されたリストファイルの出 力パス名が見つかりませんで した。 指定された FCHK.
4. FLCE FLCE は、端末で動作するユーティリティです。 4.
4.2 画面 FLCE の画面を以下に示します。 4.2.
4.2.
4.
4.4 コマンド FLCE では、以下のコマンドを実行することが可能です。 No.
4.4.
4.4.
4.4.
4.4.
4.4.
4.4.
4.4.
4.4.
4.5 ファイル名について ファイル名(ディレクトリを含む)は必ず”(ダブルクォート)で囲む必要があります。 1 つのファイル名は”(ダブルクォート)とあわせて 255 バイト以下で指定して下さい。 全角文字は 2 バイトとして数えます。 ディレクトリのみを指定する場合(ファイルを受信する格納ディレクトリなど)には、ディレクトリ名の終結文 字として”\”を指定する必要があります。 指定しない場合パラメータエラーとなります。 ファイル名の記述は、送受信対象 OS の命名規則に従って下さい。 4.
4.
A0H 30H 接続待ちタイムアウト エラー 起動後 1 分間以内に接続完了し なかった。 ケーブルの接続を確 認するか、IrDA が通 信可能状態にあるか 確認して下さい。 ※ このコード表に記載がない場合は、LMWIN のエラーコード(2.7.
4.8 ログファイル ログファイルを作成し、通信相手との接続処理が開始された時点からの通信ログを保存します。 ※ ログファイル名は、”¥Windows¥FLCE.
5.
13.IOBOX の初回認識は、1 台ずつ認識させて下さい。 複数の IOBOX を一斉に認識(初回のみ)させると、最後の IOBOX まで正常に認識できない 場合があります。 例えば、4 台中 2 台までしか認識できない場合あります。 (この状態になった場合には、OS を再起動して下さい。) 14.IOBOX を取り外す場合、OS の「ハードウェアの取り外し」から取り外して下さい。 複数の IOBOX を異常な取り外し方法(ケーブル抜き/IOBOX の電源 OFF)で取り外した場合、 正常に取り外しが行なわれず、以後、赤外線通信ができなくなる場合があります。 (この状態になった場合には、OS を再起動して下さい。) 15.IOBOX は、なるべく 4 台以下(同時通信台数 4 台)で使用して下さい。 同時通信する台数に応じて、サーバーの IrDA プロトコルスタックに負荷がかかる為、単体動作時 よりも実効レートが劣ります。 最大接続/通信可能な台数は 4 台とする事をお勧めします。 なお、接続開始(コネクト)処理は 1 台ずつしか行なわれません。 13~15 は、USB 複数ポート接続の注意点です。 【U
22.Windows 8/8.