User manual - LMWIN マニュアルver.1.00(2008年7月15日)
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FCHK.EXE は、以下の機能を有します。
PC または HT から転送(コピー)するファイル名を指定し、転送(コピー)するファイル名のリストおよび、転送
(コピー)する全ファイルによるチェックサムを算出したチェックサムデータでリストファイルを作成します。
さらに、リストファイルのチェックサムデータも作成します。また、リストおよび、チェックサムの作成状況を、画面
に表示します。
本機能で作成されるリストファイル名は FCHK.LOG 固定とし、出力先が指定されていない場合はカレント
ディレクトリに作成します。
なお、ファイル転送(ファイルコピー)の際、本機能で作成したリストファイルを相手局(子機側)へ転送(コピー)
しなければなりません。
リストファイルに設定する情報は、下記の通りとします。
○ ファイルサイズ
○ 作成日付および時刻
○ 転送(コピー)先パス(ファイル)名
○ 転送(コピー)ファイル数
○ 転送(コピー)全ファイルのチェックサムデータ
○ リストファイルのチェックサムデータ
転送(コピー)全ファイルのチェックサムデータは、転送(コピー)する全ファイルのデータ部をダブルワードで
排他的論理和をとったものを使用します。また、リストファイルのチェックサムデータは、リストファイルの内容を
ダブルワードで加算しその結果が 0 となる値をチェックサムデータとして使用します。
チェックサムデータは以下のように,リストファイルに出力されます。