カシオハンディターミナル DT-5200 LMWIN 操作ガイド Rev 1.00 カシオ計算機株式会社
目次 1 IO-BOX.....................................................................................................................2 1−1.B.S.(ブリッジ・サテライト)クレイドル ................................................................................2 1−2.B.S クレイドルの機能.................................................................................................................3 2.ドライバのインストール .........................................................................................4 2−1.USB ドライバのインストール .................
1 IO-BOX LMWINのアップダウンロードシステムが必要になります。 動作環境は次の通りです。 ハードウェア CPU OS PC/AT互換機 i486以上 MS-Windows(NT4.0/2000/ME/XP) ・Windows2000+SP4以上 ・WindowsXP+SP1以上 ・WindowsNT4.0+SP6以上 16MB以上(コンベンショナル 640KB) ユーザーズメモリ 表1−1 LMWINの動作環境 LMWINでは、連鎖接続された複数のハンディターミナルに対する通信が可能です。 1−1.B.S.(ブリッジ・サテライト)クレイドル パソコンと USB ケーブルで接続します。 連鎖は出来ません。 通信を行うには、LMWIN の「環境設定」メニューで USB を選択します。 PC HOST USB B.S.
1−2.B.S クレイドルの機能 項目 動作環境 運用/設定 HT側 クレイドル側 仕様 機種 USB I/F 仕様 運用 給電 ホスト1対1接続 本体給電機能 DT-5200 パソコンへ接続し、データの転送を 行います。 通信速度:4Mbps USB 接続 あり 3 備考 WinCE .
2.ドライバのインストール 2−1.USB ドライバのインストール ActiveSync(推奨は Ver.3.8)のインストールにより、WindowsCE.NET HT との接続用 USB ドライバ がインストールされます。 DT-5200 のデバイス認識には、USB デバイス(DT-5200)のベンダ ID、プロダクト ID が書かれた ActiveSync の「wceusbsh.inf」ファイルを指定します。 DT-5200 のデバイス認識ができたら、LMWIN V6.13 の USB モードが使用できます。 手順: ①ActiveSync インストーラを起動して、指示に従いインストールします。 ②ActiveSync インストール先フォルダの「wceusbsh.inf」ファイルに、DT-5200 のベンダ ID、 プロダクト ID が書かれた、ActibveSync の「wceusbsh.
上記画面設定を選択、確認して、次へ(N)>をクリックします。 上記画面設定を選択、確認して、OK をクリックします。 次画面以降のウイザードの指示に従い、DT-5200 デバイス認識を完了させます。 5
⑤WindowsXP の場合、以下に従い、DT-5200 をデバイス認識させます。 (ActiveSync をデフォルトフォルダにインストールした場合) 上記画面設定を選択、確認して、次へ(N)>をクリックします。 上記画面設定を選択、確認して、次へ(N)>をクリックします。 6
上記画面設定を選択、確認して、次へ(N)>をクリックします。 次画面以降のウイザードの指示に従い、DT-5200 デバイス認識を完了させます。 7
2−2.USB モード使用時の設定 LMWIN、ActiveSync の USB 接続は、どちらか一方しか使用できません。 LMWIN V6.
②HT 側:コントロールパネル→PC との接続→ 「PC にケーブルを接続する」のチェックを外す。(以下画面参照) 9
3.アップダウンロードシステム(LMWIN) 3−1.LMWIN のインストール LMWINは以下の要素から構成されています。 ファイル名 LMWIN32.EXE driver32.dll hfc32.dll lman32.dll scsidrv.dll tcpip.dll LMWIN.INI DEVICE.INI その他 注意事項 ダウンロード/アップロードユーティリティ実行形式(GUI モード) RS232C ドライバ コマンド解析ドライバ 接続監視ドライバ SCSI 接続のための予備ファイル TCPIP 接続のための予備ファイル 実行初期設定ファイル コンフィギュレーションファイル アップダウンロードユーティリティに必要なファイル/ヘルプファイル 表4−1 LMWINの構成要素 すべての構成要素は1つのパッケージで供給されます。 全インストールに必要なファイルとライブラリはすべて、Setup.exe プログラムにより 生成されます。 セットアップを開始するにはCDの LMWIN フォルダにある Setup.
3−2 LMWINの操作 LMWINを起動すると、次の画面が表示されます。 図3−1 LMWINのメインメニュー画面 3−2−1 LMWINのスクリプト作成 まず、スクリプトメニューから新しいスクリプトを作成します。 「新規作成サブメニューを」選択してください。 図3−2 LMWINのスクリプトメニュー画面 11
3−2−2 LMWINのスクリプト新規作成 ここで「新規作成」サブメニューオプションを選ぶと、下の画面になります。 (この画面は「追加」を押す前のコマンドとオプションが選択された画面です) この画面よりコマンドボックスから実行するコマンドを選びます。 コマンドを選択すると、コマンドと一致しているオプションを入力/選択しなければ なりません。例えば、もし選ばれたコマンドが send ならば、「ファイル」、「格納 ディレクトリ」のオプションを入力し、必要であれば「オプション」を選択します。 その後、[追加]ボタンを押す事によりスクリプトに追加されます。 スクリプトファイルの格納は、述「LMWINの環境設定」で示される「作業フォル ダ」にのみ行えます。それ以外のフォルダには格納出来ませんので、必要に応じて、事前 に作業フォルダを変更して下さい。 図3−3.LMWINのスクリプトファイル新規作成画面 この画面上のボタンの意味は次の通りです。 ●[追加] … コマンドを「スクリプト」に追加します。 ●[結合] … 前のスクリプトコマンドに結合します ●[戻る] … メイン画面に戻ります。スクリプトファイルの セーブ
3−2−3 LMWINのスクリプトを開く 新規作成の「開く」サブメニューオプションを選ぶとスクリプトファイル選択画面が 表示されます。 図3−4 スクリプトファイルを開く画面その1 スクリプト選択画面でスクリプトファイルを選択すると次の画面になります。 図3−5 スクリプトファイルを開く画面その2 「スクリプトファイル」に選択したスクリプトファイルの内容が記述されます。 13
3−2−4 LMWINの環境設定 次に環境設定メニューの「通信設定」サブメニューを選択します。 これは通信設定画面を表示するものです。 図3−6 LMWIN環境設定メニュー 図3−7 LMWIN通信設定画面 項目が選択されて、[OK]ボタンがクリックされたら、設定はデバイス設定 ファイル「DEVICE.
3−2−5 LMWINの実行 通信と環境の設定が完了したら、実行メニューを表示します。 「接続」→「開始」サブメニューを選択してください。 サーバモードを開始します。 ☆サーバモードは、ハンディターミナル側からの接続要求(FLCE プログラムで送受信等 の指定を行う)で通信が始まります。 図3−8 LMWIN実行メニュー サーバーモードを開始することにより通信を初期化して、HTから来る接続要求の 受け付け状態へアプウダウンロードユーティリティを移行させます。 図3−9 LMWINサーバーモード開始 15
3−2−6 LMWINコマンド コマンド画面では1種類のコマンドを実行する事が出来ます。 コマンド実行時はモード設定を行なう事が出来、1回モードが選択されると、 HTとの通信接続は切り離しません。 また、連続モードが選択されると、「中断」サブメニューが選択されるまで 繰り返し実行します。デフォルトは連続モードです。 図3−10 LMWINサーバーモードコマンド 3−2−7 スクリプト実行 スクリプト選択画面では1種類のスクリプトを選択できます。 選択したスクリプトを実行します。 図3−11 LMWINサーバーモード実行スクリプト選択画面 3−2−8 中断 中断サブメニューは選択すると通信を中断し、スクリプトファイルの作成/修正と 環境設定を行なうことが出来るようになります。 ★通信実行中は「環境設定」メニューは使用できません。 その為、通信中は通信設定を行うことができません。また、スクリプトメニューの「新規作成」 サブメニューも使用できません。さら通信中はスクリプトファイルの作成と編集はできません。 ご注意ください。 16
3−2−9 インストール開始 DT−5200をクレイドルに載せて、次の手順でDT−5200本体側の インストール準備を行い、インストールを開始します。 a.「スタート」ボタンを押し、「プログラム」→「通信」を選び、「FLCE」を選択 → 下記画面が立ち上がります。 b.必要に応じてパラメータを設定し、OKを押して下さい。 パソコン主導で通信を行う場合には、そのままOKを押して下さい。 → 次の画面に変わります(これは、通信が始まっている状態の画面です)。 通信が終わると、この画面が閉じます。 完了後は、ダウンロードしたプログラムをクリックして起動させます。 17
4.注意事項 アップダウンロードを行う際の注意事項に関して説明します。 (1) PC に USB のドライバをインストールする際は、クリーンな状態の PC にインストールして ください。 (2) 通信中の I/O BOX の電源 OFF やケーブル抜きは行わないでください。 (3) インストール終了後にコントロールパネルから通信速度の設定を変更する場合は、 必ず、ActiveSync 等のアプリケーションを終了させてから行ってください。 (4) HT の設定・使用方等については、HT のマニュアル(仕様書)等を参照してください。 18
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