User manual - ITM-720SNJ
Operation Guide ITMシリーズ
(
E
)
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<正しく受信するために>
○ 電波受信できる場所でお使いください(「●使用場
所について」参照)。
○ 本機を電波送信所方向に向けると、受信しやすく
なります(本機に内蔵されている受信アンテナと
電波送信所が垂直方向になるようにすると、最も
受信しやすくなります)。
最も受信しやすい設置のしかた
・ 時計表示部または裏面を電波
送信所に向かい合うようにする
・ 金属板の上は避けて、できるだ
け窓際に設置する
○
受信中(受信インジケーター表示中)に時計を動
かしたりボタン操作をしないでください。なお、受
信中に
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6 ボタン等を押すと、受信を中断します。
<ご注意>
○ ボタンを使って現在時刻を修正すると、以後 24
時間自動受信は行ないません( マークは消灯し
ます)。ただし、この間に
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6 ボタンを押して手動
受信を行なうと、その時点で解除されます。
○ 電波受信を行なわない間は、平均月差± 30 秒以
内の精度で計時します。
○ 電波障害により、誤った信号を受信することがあ
ります。
●電波時計とは
正確な時刻情報[日本標準時]
をのせた長波標準電波(JJY)
を受信することにより、正しい
時刻を表示する時計です。
日本標準時:日本の時刻のもとになるもので、テレビの
時報などに利用されています。
この標準時は「セシウムビーム型原子周波
数標準器」等により制御されています。
電波時計は正確な日本標準時を受信していますが、
時計内部の時刻演算処理等により、時刻表示に1秒
未満のズレが生じます。
●標準電波
標準電波は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用
しており、福島県田村郡の「おおたかどや山標準電波送信
所」(40kHz)および佐賀県と福岡県の境の「はがね山標準
電波送信所」(60kHz)から送信されています。
この標準電波はほぼ24時間継続して送信されています
が、保守作業や雷対策等で一時送信中断されることもあ
ります。
●電波の受信範囲の目安
条件の良いときは、送信所からおよそ 1000km 離れた
場所でも受信することができます。
※ ただし、約500km を超えると電波が弱くなりますの
で、受信しにくくなることがあります。
※ 受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けた
り、季節や天候、使用場所、時間帯(昼/夜)などに
よって受信できないことがあります。
※電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなり
ます。
時刻情報
電波時計について
山の裏側…など電波障害の起きるところ
工事現場、空港のそば、交通
量の多いところなど
()
乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
家庭電化製品、OA機器のそば、
金属板の上
テレビ、スピーカー、FAX、
パソコン、携帯電話など
()
マンションやビルなどの鉄筋、
鉄骨の建物の中およびその周辺
(ビルの谷間など)
※ 但し、窓ぎわで使用すると受
信しやすくなります。
高圧線、架線の近く
1000km
〈送信所の位置〉
はがね山
(60kHz)
おおたかどや山
(40kHz)
500km
1000km
500km
●使用場所について
本機は、テレビやラジオなどと同様に、電波を受信する
ものです。本機を使用するときは、「電波を受けやすい」
部屋の窓際などでご使用することをおすすめします。
以下のような場所では、電波受信しにくくなりますの
で、このような場所は避けて本機をお使いください。
●受信のしくみ
内蔵の「受信アンテナ」
から電波を受信
受信した電波を時
計内部で解読し、
時刻情報に変える
時刻情報にもとづ
いて時刻修正
電波情報
セシウム
原子時計
送信所
長波標準電波
時計内部
解読
本機
時刻情報
●電波受信について
本機は「おおたかどや山標準電
波送信所」(40kHz)と「はがね
山標準電波送信所」(60kHz)の
2 局より受信しやすい方の電波
を自動的に選択し受信を行ない
ます(自動選局機能)。通常は 7
回/日電波受信を自動的に行な
います(自動受信)。
※1回の受信は約2∼ 16分間(リセット直後は約4 ∼
16 分間)です。
※ 受信に成功すると、すぐに正しい時刻を表示し、アナ
ログ時刻の修正を開始します。修正中は マークが
点滅表示され、修正が完了すると点灯表示となりま
す。
マーク…最新の電波受信が成功していることを表
します。
※ 次回受信時に消灯します。
マーク… 1 日 1 回以上、電波受信が成功している
ことを表します。
(正しい時刻が表示されているかどうかの
目安になります)
※ ただし、受信成功していても午前2時
と午前 3 時になると一度消灯します。
その後受信成功すると、再び点灯継続
します。





