User manual - Windows Mobileファーストステップガイドver.1.01(2014年6月13日)
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3. 基本開発キットのPCへのインストール
3.1 アプリケーション開発環境の構築手順
IT-9000 基本開発キットを使用して、アプリケーションを作成する手順を以下に示します。
(1) 開発プラットフォームのインストール
PC に Microsoft 製の開発プラットフォーム及び SDK(Microsoft Windows Mobile 6 Professional
SDK)をインストールします。
IT-9000 基本開発キットは Visual Studio 2008 および Visual Studio 2005 に対応しています。
詳細については、「
12.4 1必要なソフトウェア」を参照してください。
(2) 基本開発キットのPCへのインストール
PC にカシオ製 IT-9000 基本開発キットをインストールします。
また、必要に応じてカシオ製の各種ライブラリをインストールします。
インストール方法については「
13.2 1IT-9000 基本開発キットのインストール」を参照してください。
(3) PCとの接続(ActiveSyncまたはWindows Mobile Device Centerのインストール)
PC と IT-9000 を接続します。
PC に Microsoft 製の ActiveSync(Windows XP、Windows Server 2003)、または Windows Mobile
デバイスセンター(Windows Vista 以降の場合)をインストールします。
接続方法については、「
14. 1I/Oボックスの接続」および「15. 1PCとの接続」を参照してください。
(4) アプリケーション開発の準備
カシオ製ライブラリを PC から IT-9000 へ転送します。
操作方法については、「
16. 1開発環境の準備」を参照してください。
(5) デバイスエミュレータの準備
PC でカシオ製 IT-9000 デバイスエミュレータが利用できるように準備します。
操作方法については「
17. 1デバイスエミュレータ」を参照してください。
デバイスエミュレータが必要でない場合は、(6)へ進んでください。
(6) アプリケーションの開発
(1)でインストールした開発プラットフォームを使用して、アプリケーションを開発します。
(3)のツールを用いて、開発したアプリケーションを実機またはデバイスエミュレータに転送し、動作
を確認します。
操作方法については「
18. 1Visual Studioによる開発」を参照してください。