User manual - Windows Mobileソフトウェアマニュアルver.1.01(2013年1月17日)

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2.3.4 MCR電源自動OFF機能
MCR 電源を一定時間後に自動 OFF することが可能です。
MCR 電源は基本的に MCROpen 関数実行時に投入され、MCRClose 関数実行時に停止しますが、
MCRSetAutoPowerOff 関数を使用すると MCRClose を実行しなくても一定時間経過後に MCR 電源を
OFF します(MCR 電源 OFF 状態中は MCR を使用できません)。自動電源 OFF 状態から再度 MCR に電
源を投入し、MCR を使用可能状態にするには MCRResume 関数を使用してください。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
プリンタライブラリ
MCRSetAutoPowerOff
MCR の電源を自動的に OFF するまでの時間を
指定します
MCRGetAutoPowerOff
MCR 自動電源 OFF の時間を取得します
2.3.5 生データ取得機能
MCR ユニットに磁気カードを通す(走行させる)ことにより、磁気カードに含まれるデータ(生データ)そのも
のを取得することが可能です。取得したデータは、MCR ユニットから受信したデータそのものであるため、
データの誤り検出等の一切の処理を行いません。
また、次のエラーが発生した場合は、生データを取得することができません。
バッファフルエラー
Min.データエラー
データ前連続 1 エラー
データ後連続 1 エラー
Min.パルスエラー
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
プリンタライブラリ
MCRReadRaw
磁気カードから読み取ったデータ(生データ)
取得します