User manual - Windows Mobileソフトウェアマニュアルver.1.01(2013年1月17日)

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エラー通知機能
ライブラリ関数を使用してデータの取得を行った際、エラーが発生している場合は StatusJIS2
StatusISO1StatusISO2(または StatusISO1StatusISO2StatusISO3)にエラー状態が保存されます
(データ取得が成功した場合は MCR_DATA_SUCCESS が保存され、そのトラックのデータ情報がデータ
保存用バッファ DataXXX[]に格納されます)。
エラー内容を下記に示します。
エラー内容一覧
2-47
名称 説明 詳細
MCR_NO_DATA
取得データなし カードデータ未取得
MCR_DATA_SUCCESS
データ取得成功 カードデータ取得正常終了
MCR_BUFFER_FULL_ERR
バッファフルエラー 規定量以上のデータ取得
MCR_DATASHORT_ERR
Min.データエラー 必要最低限のデータが無い場合
MCR_DATA_ERR1
データ前連続 1 エラー “1”連続によりデータ取り込み中止
MCR_DATA_ERR2
データ部連続 1 エラー “1”連続によりデータ取り込み中止
MCR_PULSE_ERR1
Min.パルスエラー Min.値以下のパルス検出
MCR_PULSE_ERR2
Max.パルスエラー Max.値以上のパルス検出
MCR_TIMEOUT_ERR
タイムアウトエラー カード走行時間がタイムアウト
MCR_CARDSPEED_ERR1
加速エラー カード走査中の異常加速
MCR_CARDSPEED_ERR2
減速エラー カード走査中の異常減速
MCR_PARITY_ERR
キャラクタパリティエラー 取得データのパリティエラ
MCR_STX_NOTFOUND
STX 検出エラー STX が検出できない
MCR_ETX_NOTFOUND
ETX 検出エラー ETX が検出できない
MCR_PACKET_LRC_ERR
パケット LRC エラー パケットの LRC エラー
2.3.3 トラック指定機能
デフォルトの状態では、データの読み取り/解析は全トラック(トラック 13)について行われますが、ライ
ブラリ関数を使用することでアプリケーションからデータの読み取り/解析を行うトラックを指定することが
可能です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
プリンタライブラリ
MCRSelectTrack
読み取るトラックを指定します