User manual - Windows Mobileソフトウェアマニュアルver.1.01(2013年1月17日)

Table Of Contents
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印字速度指定
ESC コマンド「印字速度指定」で、印字速度を下記のように指定することができます。
1. 低速印字(高品位印字)
2. 高速印字
3. グラフィック印字モード
各印刷速度指定において、テキスト印字/グラフィック印字することは可能です。ただし、グラフィック印字
モード指定時は、グラフィックの印字品質を向上させるために印字速度がかなり低速になります。
印字が停止(ESC コマンドの「未印字吐き出し」を実行)してから、速度指定を行って下さい。印字中に
速度設定を変更しても、印字中のデータは指定前の速度で印字され、印字品位にも影響を与える場
合があります。
バーコードは、バーコード読取に影響のない印刷をするためにグラフィック印字モードで印字して下さ
フィード指定(紙送り指定)
ESC コマンド「フィード指定(紙送り指定)」で、順方向、または逆方向のフィード(紙送り)を指定できます。
順方向のフィード量は「0255 dot」または「0255 mm」、逆方向のフィード量は「064 dot」または「0
8 mm」の指定が可能です。
※バックフィードは、バックフィード後にペーパーカット位置から紙が出ているようにフィード量を指定してく
ださい。
エラー時継続印字指定
エラーが発生すると、ただちに印字を停止します。その後、エラーが解除された後に継続して印字するか、
否かを指定することが可能です。エラー時継続印字指定は、ESC コマンドで行います。
文字フォントの印字
文字フォントを印字する場合は、下記の指定が可能です。
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項目 内容
文字フォントの指定 1文字毎に指定が可能 6X712dot 系、16dot 系、24dot 系、OCR-B
文字サイズの指定 1文字毎に指定が可能 1 倍、1.5 倍、2 倍、3 倍、4
文字修飾の指定 1文字毎に指定が可能 強調、反転、単調、スムージング(24dot 系のみ)
文字間ピッチの指定 1行毎に指定が可能 096dot。行中に指定された場合は次行から有効
文字間ピッチは半角文字(ANK)が基準となってお
り、全角文字(漢字)の場合は設定値の 2 倍の幅とな
ります。また、文字サイズを変更しても文字間ピッチ
は設定値通りの幅となります。
改行ピッチの指定 1行毎に指定が可能 096dot。行中に指定された場合は次行から有効
バッファフル印字 1文字毎に指定が可能 有効/無効の指定が可能
文字フォント混在印字
1 行中に任意の文字フォント/文字サイズ/文字修飾を混在して印字することができます。行幅はその行
に含まれる印字の最大サイズ(文字の高さ)になります。