User manual - Windows Embedded CE ファーストステップガイドver.1.01(2013年1月17日)

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3. 基本開発キットのPCへのインストール
3.1 アプリケーション開発環境の構築手順
IT-9000 基本開発キットを使用して、アプリケーションを作成する手順を以下に示します。
(1) 開発プラットフォームのインストール
PC Microsoft 製の開発プラットフォームをインストールします。
IT-9000 基本開発キットは Visual Studio 2005 および Visual Studio 2008 に対応しています。
詳細については、「2.4 必要なソフトウェア」を参照してください。
(2) 基本開発キットのPCへのインストール
PC にカシオ製 ExportSDK をインストールします。
また、必要に応じてカシオ製の各種ライブラリをインストールします。
インストール方法については「3.2 IT-9000 ExportSDKのインストール」を参照し
てください。
(3) PCとの接続(ActiveSyncまたはWindows Mobile Device Centerのインストール)
PC IT-9000 を接続します。
PC Microsoft ActiveSyncWindows XPWindows Server 2003)、または Windows
MobileDevice CenterWindows Vista 以降の場合)をインストールします。
接続方法については、「4. I/Oボックスの接続」およ
び「5. PCとの接続」を参照してください。
(4) アプリケーション開発の準備
カシオ製ライブラリを PC から IT-9000 へ転送します。
操作方法については、「6. 開発環境の準備」を参照
してください。
(5) デバイスエミュレータの準備
PC でカシオ製 IT-9000 デバイスエミュレータが利用できるように準備します。
操作方法については「7. デバイスエミュレータ」を参照してください。
デバイスエミュレータが必要でない場合
は、(6)へ進んでください。
(6) アプリケーションの開発
(1)でインストールした開発プラットフォームを使用して、アプリケーションを開発します。
(3)のツールを用いて、開発したアプリケーションを実機またはデバイスエミュレータに転送し、動作
を確認します。
操作方法については「8. Visual Studioによる開発」を参照してください。