User manual - MCRライブラリマニュアル(2012年3月29日)
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3.1.9 MCRSetAutoPowerOff
一定時間後に MCR の電源を自動的に OFF にします。
[C++]
DWORD MCRSetAutoPowerOff (
DWORD
dwTime
)
[Visual Basic]
Public Shared Function MCRSetAutoPowerOff (
ByVal
dwTime
As Int32 _
) As Int32
[C#]
public static Int32 MCRSetAutoPowerOff (
Int32
dwTime
)
説明
本関数は一定時間後に MCR の電源を自動的に OFF にします。
自動電源 OFF 状態になった後、再度 MCR を使用する場合はMCRResume関数を使用して、電
源を ON にしてください。
DeviceEmulator では、設定値を内部変数として格納するため、何も動作しませんが、
MCRGetAutoPowerOff関数を実行することにより、設定値を確認することができます。
パラメータ
dwTime
自動電源 OFF までの時間(秒)を 0∼300 の範囲で指定します。
0 を指定すると、自動電源 OFF 機能を解除します。
戻り値
正常終了時は TRUE を、異常終了時は FALSE を返します。
注意
本関数を使用すると、MCRの電源投入(MCROpen関数)やMCRの読み取り終了(イベントまたは
メッセージ発行)から自動電源 OFF のカウントダウンを開始し、設定時間経過後に MCR の電源を
自動的にOFFにします。MCRResume関数を実行すると、MCRの電源を再投入し、設定時間から
再びカウントダウンを開始します。
電源自動 OFF 状態になるとドライバはメッセージまたはイベントによる通知を行います。初期設定
ではメッセージ通知になっており、WM_MCR_APOを発行します。イベント通知の設定を変更し
た場合、名前付きイベントMCREventAPOで通知します。通知方法の切り替えは
MCRSetEventNotification関数で行ってください。