User manual - Windows Embedded CE ソフトウェアマニュアルver.1.01(2013年1月17日)
63
2.2.7 帳票作成のガイドライン
IT-9000 のプリンタによる印刷では、印字位置の誤差が発生します。
したがって、用紙に対してプレ印刷等を行う場合は、誤差を考慮して作成する必要があります。
下記に、プレ印刷帳票の例を示します。
(例)
マーカーから印刷開始位置までが A mm、印字位置の誤差が±2 mm、文字の高さが 4 mm の場合
図 2-3
また、印字精度として、紙送りの累積誤差が発生します。
長い帳票を印字する場合は、途中に別のマーカーを設けて再度マーカー検出を行い、累積誤差を解消
する必要があります。
フォントについて
IT-9000 の MS ゴシックフォントは、従来機(DT-9700/DT-9800)と異なる場合がありますので、従来機の
アプリケーションを IT-9000 に移植する場合は注意が必要です。
詳細は、「7.1フォントの違いについて」をご参照ください
表面(IT-9000が印字する側)から見た図です。
A mm
2
2
48
単位はmm
※マーカーは裏面
プレ印刷された枠
IT-9000の印刷文字
用紙送り方向