User manual - Windows Embedded CE ソフトウェアマニュアルver.1.01(2013年1月17日)
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マーカー部
マーカは、印字開始位置を合わせるために使用します。裏面バーコード仕様において、裏面バーコー
ド読取開始位置も兼ねています
• マーカー・バーコード間スペース部
マーカーとバーコードを区別するためのスペース(白)となります。
• バーコード部
黒バー・白バーの組み合せにより、6 桁、または 15 桁を表します。バーコードは、「スタートバー」「データ
キャラクタ」「パリティバー」「ストップバー」から構成されます。
• スタートバー
バーコードの開始を示すためのバーであり、黒バー1本と白バー1 本で表します。
• データキャラクタ
データキャラクタは 2 進数化し、ビットデータ 0 は黒バー、ビットデータ1は白バーに変換します。
マーカと区別できるように 4 ビット毎にセパレータ(白バー)を 1 本挿入します。
6 桁の場合は上位 3 桁(0~255)を 8bit、下位 3 桁(0~127)を 7bit で表します。
15 桁(0~281474976710655)の場合は、バーコードを 2 列で構成します。上位 24bit は右側、下位
24bit は左側に配置します。2 進数化したデータは、6 桁の場合と同様にビットデータ 0 は黒バー、ビッ
トデータ1は白バーに変換し、4bit 毎にセパレータ(白バー)
を 1 本挿入します。
• パリティバー(黒バーの偶数パリティ)
スタートバーから直前のデータキャラクタまでの黒バーの偶数パリティを示すバー
です(ストップバーは
含みません)。黒バー1 本、または白バー1本で表します。
• ストップバー
バーコードの終了を示すためのバーであり、白バー1本と黒バー1 本で表します。
・15 桁(0101084670113732)の場合 (0101084670113732→0x5BEF9BDAB7C4)
1110
・6 桁(083092)の場合 (083→0x53、092→0x5C)
0101 0011 1011 100
ストップ
パリティ
スタート
スタート
0101 1011 1111 1001 1011
ストップ
パリティ
1101 1010 1011 0111 1100 0100
ストップ
パリティ
裏面バーコードの例