J fx-CG20 ハードウェア 取扱説明書 http://edu.casio.
目次 安全上のご注意 .................................................................................. J-1 その他の使用上のご注意...................................................................... J-4 フロントカバーの取り付け/取外し ...................................................... J-6 ご購入後、初めてご使用になるときは................................................... J-7 処理中の画面表示について .................................................................. J-9 キーレイアウト ..................................................................................
安全上のご注意 このたびは本機をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 ご使用になる前に、この 「安全上のご注意」 をよくお読みの上、正しくお使いください。 絵表示の意味 記号は 「してはいけないこと」 を意味しています ( 左の例は分解禁止 )。 記号は 「しなければならないこと」を意味しています ( 左の例は電源プラグを コンセントから抜く )。 危険 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。 電池について 電池からもれた液が目に入ったときは、すぐに次の処置を行ってください。 1. 目をこすらずにすぐにきれいな水で洗い流す。 2.
電池の液もれについて 本機内で電池が液もれしたまま使用すると、火災・感電の原因となりますの で、ただちに本機の使用をやめてお買い上げの販売店、または「修理に関する お問い合わせ窓口」 に連絡してください。 電池について 電池は使いかたを誤ると、液もれによる周囲の汚損や、破裂による火災・けが の原因となります。次のことは必ずお守りください。 • • • • • • 分解しない、ショートさせない 加熱しない、火の中に投入しない 新しい電池と古い電池を混ぜて使用しない 種類の違う電池を混ぜて使用しない アルカリ乾電池を充電しない 極性 (+と−の向き) に注意して正しく入れる USB ケーブルについて USB ケーブルは使いかたを誤ると、傷つきや、破損による火災・感電の原因 となります。次のことは必ずお守りください。 • 濡れた手で USB ケーブルやプラグに触れない • • • • 指定品以外の物を使用しない 加熱したり、加工したりしない 無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしない ケーブルやプラグが傷んだらお買い上げの販売店または「修理に関するお問 い合わせ窓口」 に連絡する • プラグを抜くときは
電池について 電池は使いかたを誤ると液もれによる周囲の汚損や、破裂による火災・けがの 原因となることがあります。次のことは必ずお守りください。 • 本機で指定されている電池以外は使用しない • 長時間使用しないときは、本機から電池を取り出しておく • 1 年に 1 度は電池を交換する USB ケーブル接続コネクターへの接続 コネクター部には、指定品以外のものを接続しないでください。火災、感電の 原因となることがあります。 メモリー保護 • 本機に記憶させた内容は、ノートに書くなどして、本機とは別に必ず控えを 残してください。本機の故障、修理や電池消耗などにより、記憶内容が消え ることがあります。 • 電池交換を行う際は、取扱説明書をよくお読みになり、正しく行ってくださ い。電池交換のしかたを誤ると、データが消えたり、変化したりすることが あります。 お買い上げ後、初めて本機を使用する際は必ず「ご購入後、初めてご使用になるときは」 (J-7 ページ) をお読みになり、電池のセットおよび本機の初期設定を行ってください。 J-3
その他の使用上のご注意 ● 本機は精密な電子部品で構成されています。データが正常に保持できなくなったり、故障の 原因になったりしますので、以下のことに注意してください。 • 落としたり、 「強い衝撃」 、 「曲げ」 、 「ひねり」 などを加えたりしないでください。 • ボールペンなど尖ったものでキー操作しないでください。 • 液晶表示画面に強い力を加えたり、ボールペンなど尖ったもので突いたりしないでくださ い。また、液晶表示画面に傷が付いたり破損したりするのを防ぐために、本機を持ち運ぶ 際は必ず、フロントカバーを本機前面に正しく取り付けてください (J-6 ページの「フロン トカバーの取り付け/取外し」 を参照) 。 • 分解しないでください。分解により故障した場合は、保証期間内でも有料修理となりま す。 • 静電気が発生しやすい場所では使わないでください。 ● 極端な温度条件下での使用や保管は避けてください。 低温では表示の応答速度が遅くなったり、点灯しなくなったり、電池寿命が短くなったりし ます。また、直射日光の当たる場所や窓際または暖房器具の近くなど、極端に温度が高くな る場所には置かないでください。
● 本機は保存メモリー用としてフラッシュメモリーを搭載しています。データは常にフラッ シュメモリーへバックアップすることをおすすめします。詳しくは、 「ソフトウェア取扱説 明書」の「第 11 章 メモリーマネージャー」をご覧ください。またパソコンにデータを転送し て、パソコンにデータをバックアップすることも可能です。詳しくは、「ソフトウェア取扱 説明書」 の「第 13 章 データ転送」 をご覧ください。 ● 何らかの要因により本機が正常に動作しなくなった場合は、RESTART ボタンを先の細い 棒などで軽く押して本体をイニシャライズしてみてください。ただし、本体のデータがすべ て消えてしまう恐れがあります。 J-5
フロントカバーの取り付け/取外し u フロントカバーを取り外す 本機を使うときは、本機前面からフロントカバーを取り外します。取り外したフロントカバー は、本機背面に取り付けることができます。 u フロントカバーを取り付ける 本機を使わないときは、フロントカバーを本機前面に取り付けてください。 重要 本機を使わないときは必ず、フロントカバーを本機前面に取り付けてください。誤って @ キー が押されて本機の電源が入ると、電池消耗の原因になります。 J-6
ご購入後、初めてご使用になるときは 工場出荷時、本機には電池がセットされていません。 ご購入後、本機を初めてご使用になる前に、次の手順に従って電池のセットと各種の初期設定を 行ってください。 1. 誤って @ を押さないように本機前面にフロントカバーを取り付け、裏返す。図の 1 の部分 に指をかけて裏ブタを引き起こし、取り外す。 1 2. 同梱されている 4 本の電池をセットする。 • 電池の極性(プラスとマイナス) に注意して、正しくセットしてください。 3. 裏ブタ下部の突起を本体側 2 の位置の窪みに挿し、裏ブタを閉じる。 • 自動的に電源がオンになります。 2 4. 本機を表に向けて、フロントカバーを取り外す。 • 次のような “Message Language” (メッセージ言語) 画面が表示されているのをご確認ください。 5.
6. 6 (Next) を押して、 “Display Settings” (表示設定) 画面を表示する。 7. 画面を暗くするには d を、明るくするには e を押す。 •1 (INITIAL) を押すと初期設定の明るさに戻ります。 8. 6 (Next) を押して、 “Power Properties” (電源設定) 画面を表示する。 9. オートパワーオフ時間 (詳しくは J-16 ページ参照) を指定する。 • 10 分にするには 1 (10Min) を、60 分にするには 2 (60Min) を押します。 10. 6 (Next) を押して、 “Battery Settings” (電池設定) 画面を表示する。 11. f/c を使って本機にセットした電池の種類を反転 させ、1 (SELECT) を押す。 • 付属の電池を使用する場合は “Alkaline batteries”を 選択してください。 •1 (SELECT) を押すと、選択した設定で良いかを確認 するダイアログが表示されます。 12.
処理中の画面表示について 計算処理中やメモリーへの書き込み中、メモリーからの読み込み中は、プログレスバーまたは演 算実行中シンボルが表示されます。 演算実行中シンボル プログレスバー これらが表示されているときは、RESTART ボタンを押したり、電池を抜いたりしないでくださ い。メモリー内容の消去や誤動作の原因となります。 キーレイアウト J-9
画面の明るさと電池寿命 k 画面の明るさについて 本機は画面の明るさを 「1」 (最も暗い)∼「5」 (最も明るい)の 5 段階から選択できます。お買い 上げ時の初期設定は 「3」 です。 約 30 秒間何も操作をしないと、画面の明るさは 「1」 (最も暗い)になります。何か操作をすれ ば、画面は現在の設定値に応じた明るさになります。 画面の明るさ設定について詳しくは、「ソフトウェア取扱説明書」の 「第 12 章 システムマネー ジャー」をご覧ください。 k 電池寿命について 画面の明るさを明るくし続けたり、バックライトの持続時間を長くしたり、連続してプログ ラム演算を行うと、電池寿命が短くなります。 1 時間につき下記の ①∼③ の操作を繰り返した場合、使用電池に応じた電池寿命のおおよそ の目安は、下表のとおりです。 ① メニュー表示を5分間 (画面の明るさ設定を最初の30秒間は 「3」 、その後 「1」 とする) ② Run-Matrix モードで演算を5分間 (画面の明るさ設定を 「3」 とする) ③ カーソル点滅表示50分間 (画面の明るさ設定を最初の30秒間は「3」 、その後 「1」とす る) 電
仕様 変数メモリー:28 計算範囲: ± 1 × 10 − 99 ∼ ± 9.999999999 × 1099 および 0。内部演算は仮数部 15 桁を使用。 指数表示範囲: Norm 1 モード:10 − 2 > ¦x¦, ¦x¦ ≧ 1010 Norm 2 モード:10 − 9 > ¦x¦, ¦x¦ ≧ 1010 プログラム容量: 最大 61,440 バイト 保存メモリー容量: 最大 16 メガバイト 電源:単 4 形アルカリ乾電池 (LR03 (AM4)) 4 本またはニッケル水素電池 4 本 消費電力: 0.
オートパワーオフ機能:操作完了後約 10 分または 60 分で自動的に電源が切れます。 使用温度:0°C∼40°C 寸法: 厚さ 20.6 ×幅 89.5 ×奥行 188.5mm 質量: 約 230g (電池含む) データ転送 3 ピン・シリアルポート 転送方法:非同期方式、半 2 重通信方式 転送速度(BPS) : 115.2 K ビット/秒 (通常通信時) 9600 ビット/秒 (CFX-9850G/fx-7400G シリーズに接続し Send/Receive コマンドを 使用した場合) 38400 ビット/秒 (Send38k/Receive38k コマンドを使用した場合) <115.
リスタートとリセット u リスタート 本機の動作が異常になった場合は、RESTART ボタンを押して本機を再起動することができ ます。ただし、緊急時以外は RESTART ボタンを使用しないでください。 通常、RESTART ボタンを押すと本機の OS が再起動し、プログラムやグラフ関数式、その 他本機のメモリーに保存されているデータは保護されます。 RESTART ボタン 重要 本機は電源オフ時にユーザーデータ(メインメモリー)のバックアップを行い、次回の電源オ ン時には、このバックアップデータをロードします。 RESTART ボタンを押すと OS が再起動し、その時点でバックアップされているデータが ロードされます。このため、プログラム編集やグラフ式などの入力後に RESTART ボタンを 押すと、バックアップされていないデータは消えてしまいます。 u リセット リセットは、本機のメモリーに記憶されているすべてのデータを消去したり、各種のモード 設定を購入時の状態に戻したりする場合に実行します。 リセットを実行する前に、重要なデータはノートに書くなどして、控えを残してください。 詳しくは、 「ソフトウ
電源 本機は、単 4 形アルカリ乾電池(LR03 (AM4)) 4 本またはニッケル水素電池 4 本で動作しま す。 画面左上に表示される電池アイコンで、現在の電池残量が確認できます。 電池レベルアイコン レベル 3 レベル 2 レベル 1 残量なし 次のようなメッセージが表示された場合は、本機の使用を一時中断して、ただちに電池を交 換してください。 電池を交換しないでそのまま使用を続けると、メモリーを保護するために自動的に電源がオ フになります。電池を交換すると、通常の状態に戻ります。 本機の使用頻度にかかわらず、1 年に 1 度は必ず電池を交換してください。 付属の電池は、工場出荷時より微少な放電による消耗が始まっています。そのため、製品の 使用開始時期によっては、所定の使用時間に満たないうちに寿命となることがあります。 k 電池の交換 ご注意 電池は使い方を誤ると液もれによる周囲の汚損や、破裂による火災・けがの原因となること があります。次のことを必ずお守りください。 •「推奨電池」 (J-15 ページ) に記載されている電池以外は、使用しないでください。 • 極性(+と−の向き) に注意して正し
• 種類の違う電池を混ぜて使用しないでくだ さい。 • 新しい電池と古い電池を混ぜて使用しない でください。 • 電池格納部には消耗した電池を放置したま まにしないでください。 • 本機を長時間使用しないときは電池を取り 外してください。 • 本機付属の電池を充電しないでください。 • 電池をショートさせたり、火の中へ投入したり、分解や充電しないでください。 • その他、電池の使用方法については、電池に付属の取扱説明書に従ってください。 (電池が液もれした場合は、電池液が肌に直接つかないように、すぐに本機の電池格納部をき れいにしてください。 ) 電池はお子様の手の届くところに置かないでください。万一、飲み込んだ場合は、直ちに 医師と相談してください。 S 推奨電池 単 4 形アルカリ乾電池 LR03 (AM4) 単 4 形ニッケル水素電池 Panasonic eneloop (エネループ) Panasonic 充電式 EVOLTA Energizer (エナジャイザー) 充電池 •「eneloop」 はパナソニックグループの登録商標です。 •「EVOLTA」 はパナソニック株式会社の登録商標です。 ご注意
u 電池を交換するには • 電池を取り外した状態や正しく入っていない状態で、@ キーを押さないでください。記憶 されていたデータが消えたり、正常に動作しなくなったりする恐れがあります。万一このよ うな状態になった場合は、電池を正しくセットした後、リスタート操作を行ってください。 • 電池は 4 本とも新しい電池と交換してください。 • 電池交換したら、必ず正しい電池設定をしてください。 1. !@(OFF) を押して電源をオフにする。 警告! • 電池交換の前に必ず本機の電源をオフにしてください。電源をオンにしたまま電池を交 換すると、メモリーにあるデータは削除されます。 2. 誤って @ を押さないように本機前面にフロントカバーを取り付け、裏返す。 3. 図の 1 の部分に指をかけて裏ブタを引き起こし、取り外す。 1 4. 古い電池 4 本を取り出す。 5.
アフターサービス窓口について 製品の機能・操作・購入先に関するお問い合わせ お客様相談窓口 0570-088906 全国一律料金でご利用いただけます。 http://casio.jp/support/contact/before/ PHS・IP 電話からは 03-5334-4907 受付時間 月曜日∼土曜日 AM9:00∼PM5:30 (日・祝日・弊社指定休業日は除く) 修理サービス窓口 修理に関するお問い合わせ窓口 0570-004161 全国一律料金でご利用いただけます。 http://casio.jp/support/contact/before/ PHS・IP 電話からは 042-560-4161 受付時間 月曜日∼土曜日 AM9:00∼PM6:30 (日・祝日・弊社指定休業日は除く) 送付修理サービス受付窓口 最新のご送付先につきましては下記アドレスよりご参照ください。 http://casio.
保証・アフターサービスについて ● 保証書はよくお読みください 保証書は、必ず 「お買い上げ日・販売店名」などの記入をお確かめの上、販売店から受け取って いただき、内容をよくお読みの後、大切に保管してください。 ● 保証期間は保証書に記載されています ● 修理を依頼されるときは まず、もう一度、取扱説明書に従って正しく操作していただき、直らないときには次の処置を してください。 u 保証期間中は 保証書の規定に従ってお買い上げの販売店または取扱説明書等に記載の 「修理サービス窓口」 に修理をご依頼ください。 ・ 保証書に 「持込修理」と記載されているものは、製品に保証書を添えてご持参またはご送付 ください。 ・ 保証書に 「出張修理」と記載されているものは、お買い上げの販売店または取扱説明書等に 記載の「修理に関するお問い合わせ窓口」 までご連絡ください。 u 保証期間が過ぎているときは お買い上げの販売店または取扱説明書等に記載の「修理に関するお問い合わせ窓口」までご連 絡ください。修理すれば使用できる製品については、ご希望により有料で修理いたします。 ● あらかじめご了承いただきたいこと • 故障
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