User manual - fx-570MS/991MS(付加機能編)

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表示されたマルチステートメント式は
= を押して順
次実行することができます。(別冊取扱説明書のマル
チステートメントの項参照)
また,カーソルキーによって移動し,式を編集して
から順次実行することも可能です。
■数記憶機カルク機能)
数式記憶機能は,同じ関数式の変数に異なった値を
代入した答えを求めるときに使うと便利です。
数式の記憶は1つです(最大 79 ステップ)本機能は,
COMP モード,CMPLX モードのみ有効です。
変数値の入力画面には,変数名とともに現在の変数
メモリーの値が表示されます。
-
Y = X
2
+ 3X – 12に対して,X7を代入したとき
Yの値を求める。(答
58
また,X8を代入
したときのYの値を求める。(答
76
(関数式を入力)
p y p u p x K + 3 p x , 12
(式を記憶) C
(X? 7を入力) 7 =
(X? 8を入力) C 8 =
記憶された数式は,新たな演算やモード切り替え,
源オフによりクリアされます。
ソルブ機能
式の変形や整理など方程式を解く手間を省いて,使われ
ている任意の変数の値を求めることができる機能です。
-
地面から初速度Aで垂直に投げ上げた物体が高
Bに達するまでにかかる時間をCとする。
B=14(m),C=2(s),重力加速度D=9.8(m/s
2
)のと
き,以下の関係が成り立つものとして初速度A
を求める。(答A=
16.8
B AC – DC
2
CMPLX
COMP
1
2