User manual - fx-570MS/991MS(付加機能編)
・13・
COMP
-
x
データとして次の数値が既に入力されていると
き,
x = 53の標準化変量(
→
t
)と, そのときの正規
分布のP(
t
)を求める。
データ:55, 54, 51, 55, 53, 53, 54, 52
(→t =
0.284747398
, P(t) =
0.38974
)
55
S 54 S 51 S 55 S
53 S S 54 S 52 S
53 A D 4(→t) =
A D 1( P( ) D 0.28 F =
微分計算
関数の微分係数の値を求めることができます。
微分計算を行なうには,下記のように操作し, COMP
モードを指定します。
COMP ............................................................
F 1
● 微分式として,x を変数とする関数式,微分係数を求
める点(
a),xの増減分(∆x)の3つを入力します。
A J 式 P a P ∆x T
-
関数 y = 3x
2
– 5x + 2の点 x = 2における微分係数
を求める。 ただし,xの増減分を∆x = 2 × 10
–4
と
する。(答:
7
)
A J 3 p x K , 5 p x + 2 P 2 P
2 e D 4 T =
※ ∆ x は省略することができます。その場合は,適切な
値が自動的に設定されます。
※ 不連続な点,急激に変化する部分では精度が出な
かったりエラーになったりすることがあります。
※ 三角関数の微分計算をする場合は,角度単位をRad
(Radian)に設定してください。