User manual - fx-991ES

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●積区間の微少移動により、積分値が大きく変動する場
積分区間を分割して(変動の大きい箇所をより細かく分割
する)積分値を求め、各々を加算します。
微分計算
本機の微分は、中心差分法に基づい微分係数の近似計算を行
います。微分計算にはの関数を使います。
d
(
dx
A 構文と入力操作
d/dx( f(x), a, tol)
f(x): Xの関数式(変数Xを用いた式を入力)
X以外の変数は定数とみなされます。
a: 微分係数を求めたい点(微分点)の値を入力
tol: 許容誤差範囲を指定(ライン表示時のみ入力可)
入力を省略できます(省略時1×10
–10
で計算)
S
S
∫∫
a
b
f(x)dx =
a
c
f(x)dx + (–
c
b
f(x)dx)
負の部分
S
負)
正の部分
S
正)
a
b
f(x)dx =
a
x
1
f(x)dx +
x
1
x
2
f(x)dx +
.....+
x
4
b
f(x)dx
∫∫∫