User manual - File 2

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d
または
e
を押すとエラーメッセージが表示される前
に入力した計算式の編集状態に戻り、カーソルがエラー位
置に移動します18 ページ「エラー位置表示について」を参
照)
A
を押すと、エラーメッセージが表示される前に入力し
た計算式をクリアします。エラーが発生した計算式は、計
算履歴には残りませんので、ご注意ください。
A
エラーメセージ
ここでは、状況に応じて表示される個別のエラーメッセージ
の意味と、対処方法を示します。
Math ERROR
原因
u
計算の途中経過または結果が演算範囲を超えている
と、表示されます。
u
入力可能な数値範囲を超えて入力すると、表示され
ます。
u
数学的な誤り0 による除算など)が行われると、表
示されます。
対処
u
入力した数値を確認し、桁数を減らして計算し直し
ます。
u
独立メモリーや変数メモリーを関数の引数として
使っている場合、メモリー内の数値がその関数で使
用可能な範囲内かを確認します。
入力可能な数値範囲については、「演算範囲・演算桁数・精度
について」87 ページ)を参照してください。
Stack ERROR
原因
数値用スタック、命令用スタックを超える計算式を
実行すると、表示されます。
対処
u
計算式を簡略化して、使用可能なスタックの範囲内
に納めます。
u
計算式を 2 つ以上に分けて、使用可能なスタックの
範囲内に納めます。
使用可能なスタックの範囲については「スタック数の制限につ
いて」86 ページ)を参照してください。